こんにちは皆様。
暑い日が続いて家に居ても暑い、きっと氷でも食べないと、やって居られないと感じている。
氷は冷たいのであまり食べないが、洗濯の為にベランダに出ると、氷もいいもんだなと思う。
かき氷なんて子供の頃は食べなかった、アイスの方が美味しくてお手頃、かき氷は何処かに行かないと食べられない。
今は良い時代になったなー、私の子供の頃はアイスや氷は売っていたので、それでもいい方か。
もっと昔、平安時代は氷は氷室に入れておいた物を夏に出してきて、大事に食べていた。
だからこそ貴族しか食べられなかった、今はお金を出せばだれでも口にできる、まあ、お金が無いと口にはできませんけどね。
枕草子で削り氷にあまずらを入れて、新しき金椀に居れたるものが、あてなるもの(上品なもの)となっているけど、簡単には口にできない氷に甘い蜜を掛けたのは今よりも気温が低かったと思われる時代でも、きれいで上品な食べ物だったのだな。
その頃の氷ってどれだけの人の手が掛かっていたんだろう?
冬の間に池で冷気によって凍らせたものを、氷室という穴に運び込んで保管、解けないように氷や藁で置いておいて、夏になるとそれを出してきて削って口にする。
ほんのちょっとしか食べられない贅沢なのだ、うーん庶民は想像もできないものだよね。
でも庶民は軽い服にしてもいいだろうけど、貴族はきっと暑くて生絹なんて言うスケスケの服になっても何枚かは着る必要があっただろうから、氷が無いと暑かったんだろうと思う。
日本はこのところ暑くなっていると言われているが、エアコンで室温は何とかできる。
電気使用量は大変だとは言え、人の健康にお金は変えられない、大体省エネの家電が増えたんだし、企業は昔よりも生産量が減った筈、だって経済植民地にしようと海外に生産を移した企業はいっぱいあるでしょ。
だから氷は本当に贅沢の範疇で食べている、これからもそうなんだろうな、私はアイスクリームやソフトクリームの方が良いけどね。
偶には平安貴族の気分になって、かき氷も良い物かも知れませんね、暑い所に居ないと食べないと思うけど。
いつも、有難う御座います。