「夫婦崩壊」を引き起こす原因
日常生活の中でもとりわけ悩みのタネとなる人間関係ですが、その最たるものともいえる「夫婦関係」。
元は他人同士の男女が家族を築くのですから、そこにさまざまな障害が生じるのは不思議なことではありません。
とはいえ、結婚してからというもの、その夫婦関係の悪化に悩む人は後を絶ちません。中には”夫婦崩壊”といえるほど、その関係が壊れてしまった夫婦も珍しくないのです。
そこで今回は、壊れてしまった夫婦関係にお悩みの方のために、
『あなたの夫婦関係は”修復可能か不可能か』
これを判断するヒントをお伝えします。
ぜひとも自身のケースと照らし合わせながらご覧ください。
【参考】夫婦関係の修復が困難なケース
それでは、“夫婦関係の修復が可能かどうか”判断するための材料となるケースをご紹介します。
これからお伝えする項目にひとつでも該当すれば、その修復は困難を極めます。
※決して無理だと断言するのではなく、自分一人での「夫婦関係修復」は時間やストレスなどを考慮すると難しいということです。
まずは各項目を確認していきましょう。
DV(家庭内暴力)やモラハラ(精神的暴力)がある
夫婦関係の修復において、最も困難を極めるケースです。なぜなら、DVやモラハラはその改善が非常に難しいからです。
DVは「ドメスティック・バイオレンス」の略称で、この日本語訳として「家庭内暴力」という言葉が一般的ですが、これは『夫婦間暴力』と呼ぶこともできます。
DVを行う人の代表的な特徴といえるのは以下のとおりです。
暴力を振るった後に・・・
異様に優しくしてくる
泣いて詫びる
“二度としない”と許しを請う
・・・しかしまた暴力を振るう
“この繰り返し”
DVは、これを行う人の育ってきた環境が大きく関係するため、改善することはとても難しいものです。
また、DVによって大きなケガをしたり、命を落とすケースもあります。こうした場合、関係の修復よりも、身の安全の確保を優先すべきです。
このように、DVの程度によっては夫婦関係の修復は絶望的となります。
モラハラは、「モラル・ハラスメント」の略で、”精神的暴力”を意味します。
DVと同様、このモラハラにおいてもその改善はとても難しいものです。
しかしながら、本人が自身のモラハラ行為に対して自覚があり、”改めたい”という意思があれば、カウンセリングでこれが改善する可能性はあります。とはいえ、モラハラはその人自身の性格が関係しています。
人の性格を変えることは容易なことではありませんから、モラハラをするパートナーとの関係修復は非常に困難といえるでしょう。
何かに依存している
これは夫婦関係の修復を困難にするもうひとつのケースとなります。その具体的な例は以下のとおりです。
ギャンブル依存症
買い物依存症
アルコール依存症
浮気癖 (ポリアモリー※、セックス依存症など)
虚言癖
など
※複数人と性愛関係を築く(またはそれを望む)性質を持つ人
こうした依存症の場合、本人がその改善に対して積極的に向き合わなければなりません。
依存症は”否認の病気”と呼ばれており、依存している本人は依存していることを認めたがらないという傾向がみられます。そのため、本人に依存症であることを自覚させ、治療する気にさせる必要がありますが、これがそう簡単ではないのです。
場合によっては前出のDVに発展することもあるため、パートナーの依存症を克服させることは一筋縄ではいかないのが現実です。
浮気癖の場合、”異性関係にルーズ”というその人の性格が関係しています。先述のとおり、人の性格を変えることは簡単なことではありません。
また、パートナーの浮気癖が依存症や精神疾患などに起因するケースもあります。その場合には、やはりカウンセリングやその他の治療法で改善される可能性はあります。
この場合にも、本人に”自分には治療が必要だ”と自覚させなくてはなりませんから、そう容易くないことはお分かりいただけるはずです。
【その他】夫婦関係を困難にするケース
相手が頑固な性格である
頑固な性格を持つ人は、パートナーに対して一度”もう無理だ”と思ってしまうと、その後は頑なに拒絶します。パートナーがこうして頑なになってしまった場合、その感情を解くためには長い時間を要します。
相手が話し合いに応じない
相手に寄り添うために話し合いを持ちかけても、それに応じてくれないという場合、その関係の修復は難しいでしょう。
反対に、相手が話し合いに応じてくれるのであれば、関係修復のチャンスはまだ残されているといえます。
【致命的】お互いに嫌悪感を抱いている
これは夫婦関係の修復において致命的といって間違いありません。こうした場合は、関係の修復以外の選択肢を選ぶべきといえるかもしれません。
おわりに
以上、壊れてしまった夫婦関係の修復におけるヒントをお伝えしました。
本記事の内容はあくまで参考に留め、”これからどう動くか”ということは慎重に考えましょう。とはいえ、こうした夫婦関係の悩みを一人で抱え込むのはおすすめしません。
どうしたらよいか迷ったときには、ぜひとも専門家に相談してみましょう。