不登校・ひきこもりの解決には第三者の介入が必要!
解決のために本当に必要なモノ
①第三者の介入
たくさんの不登校・ひきこもりの事例を見ながら思うこと。
不登校やひきこもりは家庭内だけで解決しようとするのは難しい!
そして家庭内で解決しようとすれば、第三者が介入した場合に比べて何倍もの労力と時間がかかる!
それはいったいなぜだと思いますか?
親としてのあなたの価値観や子育ての仕方を考え直す必要があるからです。
今、子どもが不登校・ひきこもりであるとしたら
それはあなたの子どもへの関わり方が間違っていると認める必要があります。
自分では子どもを愛し、子どものために良かれと思ってきたことであっても
不登校・ひきこもりの当事者である子ども本人は受け入れられずにいます。
子どもは小学校高学年くらいから自我の発達がめざましくなり、自分の人生についても考え始めます。
成長ホルモンの影響で精神的にも不安定になり思春期・反抗期を迎えます。
ですが、このときに親が将来設定や何もかものレールを引いてしまったら、もうそれは子どもの人生とは言えません。
「親の言うことを聞いていれば間違いないから」
「いい大学に入れば幸せになれるから」
こういった、親が勝手に思い込んでいる「規範」を押し付けてしまうと
子どもは自分を否定されたと感じ、理想と現実のギャップに苦しみ
自分に対して罪悪感を持つようになります。
そして「誰も自分を理解してくれない」と殻の中に閉じこもってしまうのです。
②親の子離れ=精神的自立
子どもが不登校やひきこもりになってそんなに辛いのは何故でしょう?
それは子どもにべったり依存しているから。
自分の成し遂げたかったことや、希望を子どもに託しているから。
考えてみてください。
子どもが不登校・ひきこもりというと同じ状況でも
Aさん「長い人生いろいろなことがあるわ。そっとしておこう」と普通に接する。
Bさん「うちの子が不登校になるなんて…考えていることがわからないどうしよう」と動揺して、しきりに説教したり、根掘り葉掘り聞きまくる。
不登校やひきこもりは親であれば当然辛いことです。
その辛さは、子どもが自分の大半を占めている人生だとすると、例えようのないほどのものでしょう。
でも、本当であれば「子どもの問題は子どものもの」なのです。
あなた(親)とは切り離して考えなくてはならないのです。
思春期の子ども達は繭の中にいます。
一見何も考えていないようでも、実は少しずつ成長しています。
繭は親がベタベタとデリカシーなく触ってしまうと壊れてしまいます。
そう、大人になれないのです。
ですから、今はそういう時期だと考えどっしりと見守ってあげることが賢明です。
親としてできることは、いつもと同じように普通に過ごすこと。
絶対に最初の時点では「学校へ行きなさい、仕事をしなさい」は言ってはいけません。
そして子どもが自分から話しかけてきたら、口を挟まずに気の済むまで聞いてやります。
不登校になってしまったら、心が風邪をひいたんだなくらいに思って普通に過ごすのです。
やがて子ども自身のエネルギー充電が終われば、そのときに自分で考えたことを始めるでしょう。
その時に子どもの考えた「やりたいこと」があなたの考えているものと違ってもいいのです。
子どもと親が全く同じ考えでいなくてはならないことのほうがおかしいのです。
例えその選択が失敗するのが目に見えているとしても、失敗して学ぶことはとても多くありますし、やり直す時間も十分に持っています。
子どもの幸せは「自分の考えた道に進み、自分の行動に責任を取れるよう生きていくこと」
誰にも迷惑をかけずにしっかりと歩き出せる人になるには、親の過保護が最大の障害物になります。
不登校・ひきこもりの解決法の一つは「親離れ・子離れ」に違いありません。
③親が子どもの手本になる=自己受容して自分の人生を生きる
子どもの一番のお手本になる人生とは
自分の人生を謳歌して楽しむ姿を見せること=自己受容すること
「自己受容とは」
己のありようをそのまま受け入れること。
人は多かれ少なかれ自分でも認めたくないような感情や特性、境遇、運命などをしているが、それらを否認し、わがものとして引き受けない場合がある。
自己を受容することは、自発的な行動変化の原点となり、他者受容や良好な対人関係の基礎となる。自己受容があげられるんは、このような理由による。
※出典 ウィキペディア
あなたは自分の気持ちを押し殺していたり、我慢していることはありませんか?
人生を楽しむことを忘れてはいませんか?
自己受容ができると比例して他者受容も深まると言われています。
あなたが自分を認めることで、不登校・ひきこもりの子どものことも受け入れられるようになっていくのです。
あなたの今の苦しみは「理想と現実のギャップ」からきています。
まずは、現実を受け入れて、そこからできることを考えましょう。
学校に行けても行けなくてもあなたの存在は素晴らしい。
子育てにつまずいてしまったけど、私は精一杯頑張ってきた。
自分を労い優しくすることで、家族にも不登校・ひきこもりの子どもにも寛容になれます。
子どもにとって心地良い環境を整えよう
子どもにとって心地よい環境とは、決して全てが整っている環境ではなく
「ひきこもっている部屋の掃除をしてくれたり、食事を運んでくれるようなことではありません」
家族がいがみ合うことなく、お互いを尊重し合えること。
適度な距離で見守ってくれること。
自分を信じて受け入れてくれること。
そんな環境が理想的です。
親が口を開くたびに「いつから学校へ行けるの?」
こんな風に言われているうちは不登校・ひきこもりは解決しないのです。
子ども自身も、自分が不登校・ひきこもりのせいで親に迷惑をかけていることで胸を痛めています。
それなのに、泣いたり騒いだり、激高したり…大問題扱いしたりしては状況は悪化するばかりです。
悪化していくばかりであれば、違う方法を選択するべきなのでしょう。
果たして、不登校やひきこもりは本当にそれほどの問題なのでしょうか?
一時的にどうしても辛くて、活動できるエネルギーが減ってしまい休んでいる
何かに傷ついてしまい、辛くて家というシェルターに逃げ込んだ
長い人生において必要な自分を見つめる時間
だと考えれば、良くある話です。
それなのに親が問題視してしまうのは
・他の子と比べてしまい辛い
・自分の理想の子どもと違う
・子育てに失敗した自分を責めてしまう
・子どもの将来を考えると目の前が暗くなる
・周囲の目が気になる
ハッキリ言ってこれは親自身が勝手に抱えている問題ばかりです!
・他の子と比べてしまい辛い
兄弟や同級生と比較するのはもってのほか!
子どもは横と(他人と)比べるものではなく、縦で(その子の中で)比較するものです。
あなたが他の親と比べられたら良い気持ちがしますか?全く意味はありませんよね。
・自分の理想の子どもと違う
子どもは親を喜ばせるために生まれてきたのではありません。
ましてや理想は親の物であり、現実は子どものものです。
子どもが何をやりたいのか、あなたは本心を知っていますか?
・子育てに失敗した自分を責めてしまう
不登校やひきこもりにするために育てたのではありません。
そして今の状況も失敗ではないのです。
行きつく先は分からず、まだ道の途中です。
また、子育てに失敗したと思うことは、今の子どもを否定してしまうことです。
あなたの思う成功とは、いい会社に入って高給取りになることですか?
現実ではひきこもりの8割は、就活に失敗したり、会社でのコミュニケーションに問題を生じておこっています。
良い大学に入っても人生がうまく行くとは限りません。
不登校やひきこもりの問題は、親を変えてくれるチャンスだと考えてみてください。
・子どもの将来を考えると目の前が暗くなる
不登校=人生の落伍者ではありません。
今は通学しなくても勉強ができる環境が揃っています。
子どもには本来なら「自分で自分の問題を解決できる力が備わっています」
でも、それを封じ込めてしまっているのが
「親の過度の期待、過干渉、規範の押し付け」
子どもを信じてどこまでやれるか長い目で見守ってあげましょう。
1年や2年の寄り道は何の足かせにもなりません。
まとめ
不登校・ひきこもりで言われていることは
親が変われば子どもも変わる
親が輝けば子どもも輝く
そう言われても初めは親自身が自立したり自己受容するのが難しいと思います。
「不登校・ひきこもり」カウンセリングでは、そのような親御さん達のサポートを一番に考えています。
その時の子どもさんの様子を見ながら、一つずつ回復に向けてできることを提案します。
本当に大切なのは
不登校・ひきこもりを恥ずかしいと思わないこと。
家を開放して風通し良くしておくこと。
「不登校」は親の覚悟と関わり方で驚くほど改善されます。
早期に対策を練るのがカギです。
大金をかけてのセミナーは必要ありません。
親の考え方や接し方を変えるだけで、親子間での解決が可能な問題だと思います
一人で悩まずに、是非一度ご相談ください。