いきなり不登校になった。
どうしよう。
ショック。
え?病院に行くの?育て方が悪かったのかな?
義理の両親から何か言われそう…もしかして、あの時の不倫のせい?
そんなこと思っているあなた!朗報です。不登校にはまずは理解が必要です。状況を理解して適切に行動をしていきましょう!
子どもの4タイプ
①顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きたい
②顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたい
③顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きくない
④顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたくない
この大きく4パターンに子どもは別れます。
それぞれのパターンをみていきます。
①顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きたい
学校に行きたいと思っていて、学校に行っている状態です。皆さんが使う言葉で表すと”普通の子”の状態です。学校に行くことができている状態です。
不登校になってしまうと、この①の状況に早く戻したい。と保護者が躍起になってしまっていますね。
他のパターンを見てみます。
②顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたい
あまり多くなないですが、口ではいきたくないと思っていながらも、仕方なく学校に行くパターンです。学校に行って学ぶことに意味がないと感じている。勉強するよりも働いた方がいい。
最近は少なくなりましたがちょっと前に”不良”と呼ばれていた子どもたちのイメージですかね。
先生の経験から言うと、そんなに着たくないなら学校で迷惑もかけるしこなくてもいいのに!と思うにも関わらず、学校に来るんですよね。
退学になったとしても、卒業したとしても、なぜか文化祭や体育祭の行事に来る。そんな奇妙なことが起きます。
不登校とは関係ないのですが、これは家庭での愛情不足の問題の可能性が多いです。
今回はあまり深く書きませんが、気になる方は教えてくださいね。
③顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きくないこのパターンがまさに”不登校”と言う状態です。
学校に行きたいのだけれども、いけない。前日の夜には、用意をして親にも「明日は行く」と宣言するのだけれども、朝起きたらいけない。
そんな状態になっています。これが最も理解し難く、子どもが嘘をついているのでは?甘えなのでは?病気なのかな?
そのようにお母様自身が混乱してしまい、お母さんが鬱傾向に入ってしまう、2次災害が起きやすいパターンです。
医療を否定するわけではないですが、あまり医師にかかっても大体言われることは同じです。
● 無理をさせない
● ゆっくり休ませる
● 大事な決断をさせない
しかし、学校からは欠席日数の連絡が来ることや、転学先を見つけないといけないなどのやることが増えてしまいます。
決断を迫ることも多いので、なかなか医療の見解は実態にそぐわないこともあるので、難しい問題になります。
そのため、私はこのパターンは学校への復帰ができる可能性が高いので、復帰に必要な手立てを取りながら、不登校解決がいいと考えています。
具体的なステップやその根拠については、別途記事を書いていきますので、お待ちください。
④顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたくないこのパターンは学校への復帰が難しく、手を出すのが困難な状態です。
お子様自身が心にエネルギーがなくなっています。そのため、まずはエネルギーをチャージしていくことを主眼にしていきます。
そして、エネルギーがなくなってしまう原因も考えます。
多くの場合には、下記2点の影響です。
A:母親からの明確で分かりやすい”愛情不足”
B:父親からの”評価不足”
子どもは家庭で初めて人間社会を学びます。その延長が、学校です。
家庭においては母親から愛情や愛着についての影響を受け、父親からは社会性や、金銭仕事などに関する影響を受けます。
(一般的な家庭で、母親の方が稼いでいる場合には逆転したりします)
小さい頃は母親からわかりやすい愛情を受けることができ、それに対して十分喜ぶことができるのですが、徐々に年齢が上がるにつれて子どもの感情も複雑になってきます。
愛されたいが直接素直に言うことができないそのため、反抗をしてみたり、逆のことをしてみたりしてしまいます。
さて話を戻します。
④顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたくないとなってしまっている場合には、自尊感情や自己肯定感がものすごく低くなってしまっていて、無価値観、不必要感を感じています。
自分がいるから迷惑になっている。自分さえいなければ、親は幸せ。自分は何もできない。このような思考になってしまう、根本的な原因は先ほど述べた、母親の愛情、父親の評価不足です。
そこに対して、アプローチをしていくことでまずは、
③顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きたくないと言う状況まで変容させます。
そこまできてから、①顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きたいの状態へと変容させることを目指していきます。
よく間違えてしまいがちなのが、
④顕在意識:学校に行きたくない 潜在意識:学校に行きたくないと言う状態から一気に
①顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きたいに持っていこうとして、子どもも大人も疲弊してしまうと言うケースです。
こうなってしまわないように、一つ一つのステップをクリアーしていくことが重要です。