Kindleで出版するにあたり、読まれるかどうかは「企画・タイトル・表紙」が重要です。
今回はKindle本で売れやすい・読まれやすいタイトルについて考察してみます。
■こんな悩みをお持ちの方にオススメ
✅電子書籍を出版したいけれどタイトルが浮かばない。
✅実際に出版してみたけれど全く読まれなくて困っている。
✅ベストセラーを獲得する書籍の特徴は何かを知りたい。
ちなみに電子書籍に限らず、ブログやnote、Brainなどのネットコンテンツはもちろん、ビジネスメールや企画書などでも応用できます。
※以降で取り上げているタイトル例は実際の書籍です。私の独断でチョイスしているのでご了承ください。
※タイトルの重要性についてはこちら
①方法論パターン
定番のタイトルパターンですね。
人が本を読むのは「悩みを解決したい」「もっと向上したい」と感じるからです。なので、ノウハウや概要が知れるかも!、と感じた場合に手に取って読むと考えられます。
▶︎〜の教科書
▶︎〜の法則
▶︎〜の方法
▶︎〜術
▶︎〜入門
■タイトル例
▶︎「ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則」
▶︎「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」
▶︎「普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門」
▶︎「100円のコーラを1000円で売る方法」
▶︎「ポチらせる文章術」
②数字パターン(〜分でわかる、〜割の人が知らない、〜つの方法など)
具体的な数字を使うことで、より連想しやすいイメージを誘います。
抽象的な表現より、具体的な数字に落とし込むことで、明確なイメージをしやすいです。
■タイトル例
▶︎「7つの習慣」
▶︎「伝え方が9割」
▶︎「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」
▶︎「予約の取れない女性専門トレーナーが教える 筋トレなし、食べてやせる!神やせ7日間ダイエット」
③対比・比較パターン
正反対の概念・言葉を並列させるタイトルです。
人は上手くいく方法、いかない方法を分けている「原因」や「違い」に敏感です。
■タイトル例
▶︎「金持ち父さん 貧乏父さん」
▶︎「話し方で 損する人 得する人」
④語り口調パターン(疑問形、命令形など)
読者目線で考えると、自分に言われている気がして、つい手に取ってしまうというパターンですね。
特に疑問形や命令形は「気になる!」という気持ちにさせます。
■タイトル例
▶︎「チーズはどこへ消えた?」
▶︎「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法」
▶︎「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」
▶︎「喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと」
▶︎「そんなことされたら、好きになっちゃうじゃない・・: 女性目線で本音で教えます!」
⑤意外性・逆説性パターン
個人的に一番好きなパターンです。
世間的に当然と思われるイメージと真逆のイメージを組み合わせだと、「えっ?」と感じることが多いはず。
そういった「ギャップ萌え」こそが、読者の感情を揺さぶるのです。
■タイトル例
▶︎「嫌われる勇気」
▶︎「捨てる技術」
▶︎「13歳のハローワーク」
▶︎「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
▶︎「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
まとめ
「もしドラ」や「ビリギャル」など意外性・逆説生のところにもありますが、ストーリー形式のタイトルもよく読まれますね。
当然ですが、今回ご紹介したタイトルパターンは別々で使うというよりも、組み合わせて使うと非常に効果的です。
ネット・リアル問わず、商品が溢れる現代において重要となるのは「一目で見た印象」です。特にネットで商品を探す場合は、ユーザは流し見しています
なので、タイトルでいかにユーザの感情を刺激し、クリックさせるかという観点が重要なのです。
電子書籍の場合は、タイトル以外にも表紙のデザインやジャンルなども売れ行きに左右しますが、まずはタイトルを意識してみてはいかがでしょうか。
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