わたしおめでとう。
ずっと健気に生きてきたね。
誰かの役に立ちたいと思ってたけど、それは幼いころ「私じゃお母さんの役に立てない」と感じたから、大人になってそんな自分を許すために行動してたんだね。
自分は優しい人だと思うのはおこがましいけど「私って優しいな」と思ってた。
「あなたに話し聞いてもらって涙でた、ありがとう」って言われると嬉しくて、どんどんその人の役に立ちたい、話を聞いてあげたい。
そうやって自分の存在を許してきた、私は人の役にたってる。
でも段々「なんで私はここまでやってあげたのに返してくれないの?」と思うようになった。
怒りが湧いた。なんで?なんで?私の方がすごいのに、なんであっちに行くの?なんで見てくれないの?気付いてくれないの?こんなにやってあげてるのに。
その気持ちを抱えたまま、結婚して子供が生まれ育児に入り、頭が崩壊してきた。
嫉妬、悲しみ、憎しみ、わかってほしい、認めてほしい。もっと大事にしてほしい、寂しい、わからない、嫌っていえない、こうするべき、なんで私ばっかり。
私は私を追い込んだ。他人に向かって言ってる言葉は全部小さな自分に言ってた。だから小さな私は耳をふさぎ、聞きたくないと閉じこもった。
深い深いところに
「あなたの役に立ちたいだけなのに」
ああ、そうだったんだね。
わたしがわたしを助けようとしてたんだね。
お誕生日おめでとう、私。大人になったよ。
びっくりした?
わたしね、おかあさんになったんんだよ。
涙がでた。おかあさんになったんだって言葉は私にはすごく響く。
信じられないって顔してる、ちいさな私。
しかもね。こども達もう大きいんだよ。
小さいころは沢山幸せもらったんだよ。
お母さんから引き継いでしまった怒りや育て方、いっぱいしてきちゃった。
だからね、後悔も沢山あるの。もっと心の勉強してたら、子供達にも寂しい思いとか怖いとか気を使ったりせず、もっと自由にわがまま言って育っていけたかもしれない。
後悔はあるよ。でも誰でも後悔はある。
今、は怒ることもあまりないよ。子供達はわたしより精神的に大人なんだよ。
旦那さんもすごい人だよ。宇宙人みたいな人だよ。家族みんなそうかも。
わたしね、おかあさんになったんだよ。でね、いまは幸せなんだよ。
ちいさな私と一緒に四葉のクローバー探しにいって
妖精さんに「クローバー見つかりますように」と願い
「見つけた!」って笑いあえた誕生日