もしかして、何でも自分のこととして受け取ってしまっていませんか?

もしかして、何でも自分のこととして受け取ってしまっていませんか?

記事
コラム
前回のお話から、今日はもう少しだけ

なぜ私は、何でも自分の
こととして受け取って
しまうんだろう?

というところまで、一緒に
見ていきたいと思います。

前回の記事

↓↓↓

「最近、ミスが多いです」
「もっと周りを見てください」
「分からないことがあったら
すぐ聞いてください」

そんな言葉を聞いたとき
「私のことかな?」
と、すぐに自分に向けてしまう。

誰かに言われた
わけでもないのに

「私がもっと気をつけなきゃ」
「私のせいかもしれない」
「もっとちゃんとしなきゃ」

と、自分の中に持ち帰ってしまう。

そんなこと、ありませんか?

私は、あります。

そして、こういう人って
決して悪い人ではないと思うんです。

むしろ

真面目で、責任感が強くて
周りのことをよく見ていて
人に迷惑をかけたくなくて。

「自分にもできる
ことがあるなら、ちゃんとやろう」

そう思える人なんですよね。

とても実直で、誠実な人。

でも

その優しさや責任感が
少しだけ自分が引き受ける範囲を
超えてしまうことがあります。

本当は、自分の責任ではないことまで
自分のこととして受け取ってしまう。

相手の機嫌まで気にする。

場の空気まで背負う。

誰かのミスまで、私も
気をつけなきゃと考える。

そして、その場では
何も言えない。

「まあ、私が我慢すればいいか」

そうやって飲み込む。

でも

家に帰ってから

「……なんかムカつく」
「なんで私ばっかり」
「本当は嫌だった」
「私、何も悪くないよね?」

そんな気持ちが
あとから、あとから
湧いてくる。

そう。

本当は、ちゃんと分かっているんです。
自分が悪いわけじゃないことも。
自分なりに、ちゃんとやっていたことも。

本当は

「それは違うんじゃない?」
と言ってもよかったことも。
「私はこう感じました」
と伝えてもよかったことも
どこかでは分かっている。

でも、その場では動けない。

言えない。
嫌われたくない。
波風を立てたくない。
迷惑をかけたくない。

そして、ある日。

何も言わないまま、そっと
その場所から離れていく。

仕事を辞める。
人間関係を切る。
距離を置く。

もちろん、離れること自体は
悪いことではありません。

自分を守るために
環境を変えることは
とても大切です。

でも

「私は何も言えなかった」
「また逃げてしまった」
「結局、何も変えられなかった」

そんなふうに、自分を責めながら
去っていくのだとしたら
少し、もったいないと思うんです。

なぜなら

あなたは本当は、何も分かって
いないわけじゃないから。

ちゃんと
「私は嫌だった」
と感じている。

「これはおかしい」
と気づいている。

「私はもっと
大切にされてもいい」

ということも、どこかでは
分かっている。

それなのに

「私がもっと強くならなきゃ」
「私の受け取り方が悪いのかな」
「私が気にしすぎなのかな」

と、また自分の
内側を掘り始める。

そして今度は

「子どもの頃、親に
分かってもらえなかったから」

「あのとき愛して
もらえなかったから」

「家族に認めて
もらえなかったから」

「だから私は、こんなに
人の顔色を気にするんだ」

と、また過去へ戻っていく。

もちろん、過去の経験を
振り返ることは
自分を理解するうえで
大切なこともあります。

でも。いつまでも

「過去がこうだったから
私はこうなんだ」

で終わらせなくても
いいんじゃないでしょうか。

だって、今のあなたは
もうあの頃のあなたではないから。

これまで自分を守るために
身につけてきた

「我慢すること」も
「人に合わせること」も
「自分のこととして引き受けること」も

きっと、あなたを生き抜かせてくれた
大切な力だったのだと思います。

だから、それを責めなくていい。

でも

そろそろ、手放してもいい。

誰かの機嫌まで
あなたが背負わなくてもいい。

誰かの問題まで
あなたが解決しなくてもいい。

誰かにどう思われるかより

「私はどう感じた?」

を、少しずつ大切にしていい。

嫌なら

「嫌だった」

でいい。

腹が立ったなら

「腹が立った」

でいい。

納得できないなら

「私は納得できない」

でいい。

そして

「じゃあ、私はどうしたい?」

と、自分に聞いてあげる。

言うのか。
距離を置くのか。
相談するのか。
その場を離れるのか。
何もしないのか。

どれを選んでもいい。

大切なのは、

「私はどうしたい?」を
自分に返してあげること。

あなたは、何でも自分の
こととして引き受けなくていい。

真面目さも、優しさも
責任感も、捨てなくていい。

ただ

自分以外のものまで
背負わなくていい。

私は、そんなふうに
少しずつ自分の人生を
自分の手に戻していく人を
応援したいと思っています。

もう

「私が悪いのかな」

から始めなくてもいい。

まずは

「私は、本当はどう感じていた?」

そこから始めてみませんか。

そして

「私は、これからどうしたい?」

と、自分に問いかけてみる。

過去を何度も掘り返して
自分を嘆くことから

少しずつ
「これからの私」へ。

そろそろ、そんな生き方に
変えていっても
いいのかもしれませんね。



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