大当たりする特許を開発する人たちってどんなことをしているの!?

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ビジネス・マーケティング
今回は非常に役に立つ特許を作るチームについてです。

まぁ、普通の人は特許なんて関係ないと思います。

ただ、これから仲間を集めて起業しようとか、役に立つアイデアをつくりたい人たちにはすごく参考になります。

で、そういう役に立つアイデアを作るにはどういう環境が必要だと思いますか。

普通に考えれば、「目標は明確にしたほうがいい」とかよく言われますが、実は違うみたいです。

特許で大当たりさせるチームって!?

カルロス大学のエドゥアルド・メレロたちは、880の組織の3万2000のチームの15年間の技術特許を分析した。

その中で、個々の開発者がチーム間の移動するのを追跡し、それぞれの発明の度合いを検証した。

また、各技術分野の不確実性についても分析を行った。

その結果、不確実性の高い分野においては、全く役に立たなかった特許も多くあり、反対に大当たりした特許もいくつかあった。

一方で、将来の方向性が明確で、不確実性の低い分野では次のステップが明らかで、まあまあ役に立つに特許が多く、それを開発していたのは専門家たちのチームが多かった。

そして、不確実性の高い分野では、何を問うべきかが明らかでないことが多く、幅広い技術分野に関わった経験がある人がいるチームが、大当たりの特許を開発していた。

つまり、分野の不確実性が高ければ高いほど、チーム内の幅広い知識がある人材を集めることが重要だった。

チームの知識の多様性の特定のレベルに対して、イノベーションチームにジェネラリスト(広範な知識を持つ人)が存在することで、知識のより効果的な再結合が可能になり、チームの作業プロセスに影響を与えた。

それによって、一般的な障壁が軽減された。

一方、そのようなチームでの専門的な貢献がない場合には、革新的な解決策を見つけるために、再結合された各構成要素を適応させるプロセスを妨げる可能性があった。

したがって、知識を組み合わせるための明確なプロセスがなく、専門的な貢献の利点が二次的な役割を果たすだけの状況では、ジェネラリストを含むチームが他の同等のチームよりも優れたパフォーマンスを発揮することがわかった

イノベーションで大当たりさせる特徴!

・ジェネラリストの発明者は、イノベーションチームの知識再結合プロセスを改善しする。

・特許データを使用して、発明者のチームで議論してテストをする。

・ジェネラリストの発明者を含むチームは、不確実性の高い状況で、より経済的に関連性のあるイノベーションを生み出す。

・幅広い知識をもっているジェネラリストの発明家が、不確実な状況でイノベーションチームに特に価値のある貢献をする。

ちょっと一言

要するに、良いアイデアを出したいなら色んな経験や知識を持っている人たちをチームに入れるといいということです。

知識が混ざり合って、革新的な発想が生まれるのです。

よく、「これが何の役に立つんだ?」というアイデアや研究がたくさんあるかと思いますが、そういうものを組み合わせたりすることによお手、とんでもないアイデアが生まれてくる可能性が出てくるのです。

だから、知識などの幅が広い人たちが集まることが重要なのです。

ただ、僕みたいにほとんど一人でいる人は、今からチームを作るといったってそんな人は滅多にいません。

ですので、自分でできるだけ知識を身に付けていくしかないと思います。

もちろん、その途中で良い人たちと巡り合う可能性だってあると思います。

で、知識を身につけたいなら、僕は圧倒的に本から学んだ方効率が良いと思います。

参考文献
The Renaissance Man is not dead! The role of generalists in teams of inventors

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