人生を前向きにする言葉♯8

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好奇心を持とう。アーサイナス大学の心理学者たちは新奇性について調べた。その結果、興味深いリストを読んだ参加者は退屈な事実を読んだ参加者よりも知識が豊富だと感じ、自分ならできるという感覚を高め、この先も新しい事を成し遂げられるという自信を深め、また新しい課題に熱心に取り組んだ。


リチャード・ペティたちは被験者にネガティブな考えを紙に書くように伝え、第一グループには紙をポケットに入れ持ち歩くように、第二グループには破り捨てるように、第三グループには紙をそのままテーブルの上に残していくように指示。第二グループはネガティブな妥当性に疑問を抱き、悩まなくなった。


寄付からビジネス、プレゼンまで相手を説得できる最強の方法がある。それはストーリーで語ること。例えば売り込みたい商品があれば相手の興味に合わせて買って使っているストーリーを語ってみよう。するとその人の頭の中に具体的なイメージがわく。そしてその商品への興味が出て購買意欲がそそられる。


ウィルフリッド・ローリア大学のロジャー・ビューラーは学生に宿題を終えている人の確率を予測させた。学生は週の月曜までに終えている確率は50%、水曜までなら75%、金曜までなら99%と予測。ところが月曜までに終えたのは13%、水曜までに終えたのは19%にすぎず、さらに金曜は45%にとどまった。


目標達成したいなら自分だけのルーティンを作ろう。マンハイム大学の研究によれば、151人のビジネスマンを620日間追跡したところ、ルーティンを行うと集中状態に入りやすい生産性や目標達成率も高かったことがわかった。つまり何でもいいから自分でこのルーティンを決めておくと集中しやすくなるのだ。


集中力が本当にないなら思考がたくさん分散しているからアイデアを出しやすい人だ。他の事に目が行きやすいのは好奇心が旺盛で視野が広い。だから人が気づかないことに気付けたりして問題解決能力も人より高い。自分の弱みだと思っていることは実は見方を変えるととんでもない強みが見えてくるのだ。


コピーライティングの重要な一つの要素は相手にとってメリットになることを盛り込むことだ。自分の売りたい商品が相手にとってどんな得になるかを考えよう。そして個々の相手と交渉などをする時は相手のベネフィットになるようにカスタマイズして、メリットと一緒に盛り込みわかりやすく説明をしよう。


自信がないと目標を達成することはなかなか難しい。自信とはやり遂げられると確信のこと。社会心理学者のアルバート・バンデューラはそれをを「自己効力感」と呼んだ。自己効力感とは望む結果を出すために必要な能力があるという自信のこと。過去の成功体験を思い出したり、何度も成功体験を味わおう。


心理学者のボブ・エモンズたちは感謝の気持ちにはメリットがあるという。学生は1週間を振り返り感謝していることを5つ書き出し始めた。そして体調の変化、社会支援に対する対応、運動に使う時間、心の健康に良い特徴を見せ始めた。9週間後、毎日がより好ましく不調を訴えず運動に時間を割いていた。


非現実的な目標を立てるのはやめよう。そういう目標はどんな頑張ってもたどり着けないと思うから挫折してしまうのだ。対策としては3か月から半年くらいの間でクリアできる目標を立てる。そして少しずつ目標のレベルを上げていく。またどれくらいで目標が達成できるかという予測を立てることも大事だ。
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