スポーツファンなど何か応援しているチームがある人はポジティブで幸福で疲れも感じにくいみたい!

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今回は、スポーツファンの心理学について紹介します。

みなさんはスポーツが好きで、どこかのチームを応援していますか。

僕はワールドカップのサッカーやラグビーくらいしか見ないのですが。

また、女子バレーはメンバーがかわいいといったよこしまな気持ちで見ています。

それは置いておいて。

そういうファンクラブに入っているとなんだかメリットがあるようです。

そう考えれば、スポーツだけに限ったことではないということも言えるかもしれません。

スポーツファンは永遠に幸せ!?

ケリー大学のダニエル・ウォンは、ファンクラブに所属するメリットについて調査した。

155人の学生(男性59人、女性96人)に地元のスポーツのファンクラブにどの程度関心があるか尋ねた。

具体的には、社会的幸福は、a)地元のスポーツチームとの同一性に積極的に関連し、b)遠方のチームとの同一性に関連せず、c)単なるスポーツのファンダムに関連しないと予測し、テストをした。 

同時に自尊心と人生の満足度を、最高から最低までの数段階で評価してもらった。

その結果、チームと同一化している学生ほど、つまり「チームを自分自身の延長だと強く感じている学生」は、個人的にも社会的にも自尊心が高く健全でポジティブ感情のレベルも高かった。

そして、全体的な孤立感や怒りを感じることも少なく、孤独や落ち込みや疲労と言った感情はあまり見られなかった。

これは、チーム識別-社会心理学的健康モデルとラベル付けされており、チーム識別がファンの社会的つながりを増やすことによって幸福を促進されていた。

研究者は、この複雑な効果を「チームの同一化、つまり社会心理的な健康モデル」と呼んでいる。

グループやチームの識別は個人の幸福よりも社会的な幸福に密接に関連しているので、かなりいい影響を及ぼしているのではないかと思います。

研究者は、
そんな中にいると、地元チームのファンは自分よりも大きな何かの一部になれた感じる。同じコミュニティの仲間と深いつながりができ、仲間意識ができる」と言う。

ちょっと一言
前に、ずっと幸せな人は人間関係が充実している人だという記事を書きましたが、その研究と今回の研究は合致していますよね。

で、今回注意したいのは、ただファンでいてもこういう恩恵は受けられないのかなと思います。

自分がそのチームに所属している感じが大事だと思います。

後は、多分実際に応援に行ったりすれば、自然に周りも同じファンがいるので、ドイツ化しやすいのではないかと思います。

今回は、地元のチームのファンだけを対象にしたので、こういう結果が出たのかわかりませんが、どのチームでも所属しているなと自分で思えればいいのではないかと思います。

参考文献
The relationship between sport team identification and social well-being: Additional evidence supporting the Team Identification -Social Psychological Health Model
Understanding the positive social psychological benefits of sport team identification: The team identification-social psychological health model

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