不気味な人の特徴を1341人に訊ねたら特に高いランクをつけたものが14つもあったという驚愕の研究結果!

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今回は人の不気味さについてです。
この時期にしては良いテーマなんじゃないかと自分で勝手に思っています。
で、不気味さについての研究ってなぜだかこれまでされてこなかったようです。
「不気味さ」っていうものが一体どういうものなのかよくわからなかったというのもあるような気がします。
ただ、人が不気味さを感じることは絶対にあります。
それを1000人以上にアンケートをして、まとめてくれたものを紹介します。

人が感じる不気味さってどういうもの!?

ノックス大学のフランシス・アンドリューたちは、「気味悪さ」に関する実証的研究を行った。

そして研究者たちは、「ぞっとする感覚」が人間には備わっているという。
つまり、それは寒気、混乱や不快さなど。

研究者たちは、「不気味さが単なる身体的、社会的危害の明らかな警告とは言えない。あなたの顔に銃を向けて金銭を要求する強盗は間違いなく脅威であり恐ろしい。しか、この状況を言い表すのに『不気味』という言葉を使う人はまずいないだろう」と主張。

1341人にオンライン調査で回答してもらい、人々が「不気味さ」についての解釈について調べた。

そして、被験者たちに次のシナリオを考えてもらった。

「あなたが判断力を信頼している親しい友人を思い浮かべてください。この友人が始めて会った誰かのことを話し、その人物が『不気味』だったといっているところを想像してください」

その後、被験者たちは44種類の行動パターンと身体的特徴が書かれたリストを読み、その一つひとつにに対し、その人物が当てはまる度合いをランク付けした。

その結果、95.3%の被験者が男性は女性よりも不気味である可能性が高いと認識されていて、女性は性的脅威と不気味を関連付ける可能性が高かった。

また、強い結びつきのある「不気味」な特徴や行動が数多くあり、それが不気味さの本質である可能性も見つかった。

被験者たちが不気味な人物の特徴として特に高いランクをつけたのは14つあった。

1、その人物は友人の近すぎる位置に立った。
2、その人物脂ぎった髪をしていた。
3、その人物は奇妙な笑みを浮かべた。
4、その人物は目をカッと見開いていた。
5、その人物は長い指をしていた。
6、その人物はボサボサの髪をしていた。
7、その人物は青白い肌をしていた。
8、その人物は目の下にたるみがあった。
9、その人物は風変わりな服装をしていた。
10、その人物は何度も唇をなめていた。
11、その人物は汚れた服を着ていた。
12、その人物は思いがけない時に笑った。
13、その人物は会話を終わらせてくれなかったので、友人は無作法に切り上げざるを得なかった。
14、その人物は執拗にある話題に会話を導いた。

これ以外にも不気味さにつながる特徴はたくさんあった。

例えば、極端に痩せている、友人の目を見ない、友人の写真を撮りたがる、会話の前に友人をじっと見ていた、友人の私生活について詳しく知りたがる、精神障害がある、自分の私生活のことを話す、不適切な感情を表に出す、高齢である、セックスの話をしたがる、というもの。

また、被験者たちは、こういった不気味な要素を持つ人は自分でも気づいていないと答えた人が59.4%もいた。

それに加えて、大半の被験者は不気味な人たちは変われないと考えていた。

研究者たちは、不気味さの要素について、「相手に恐れや不安を感じさせること。不気味な行動だけではなくその人の性格の一部に現れていること。彼らが自分に性的関心を持っていること」と説明。

また、「あからさまな脅威でなくても、予測不能性に関連する異常な非言語的行動やおかしな情緒反応、あるいは極めて特殊な身体敵特徴と言った普通ではないパターンを示す人たちは、明らかに不気味の予測因子だった。このことが『不気味さ検知器』を作動させ、問題の人物に実際に怖れるべき何かがあるかないか見極めようとする時に警戒心を煽るのかもしれない」という。
つまり、不気味さって怖れた方が良いのかわからない時に対する反応のようですね。

ちょっと一言

ただ、これってよく考えると自分もやっていたりすんですよね。

話が長かったりとかよくありそうですし。

この不気味さの一覧を見て、自分はやっていないかチェックしてみることで相手に少なくとも不気味さを感じさせないことはできると思います。

それによって、人間関係が良くなるかもしれません。

「なんか、特に悪いことをしているわけでもないのに嫌われているな」と思う方は、一度自分の態度や恰好を見直してみると良いかもしれません。

そうすることで、周りの印象もガラッと変わることだってよくあります。

ほんのちょっとのことで、人生が変わることもあるので、試しにやりたい方はやってみてください。

周りが変われないと思い込んでいるので、変われた時のインパクトはかなりデカいんじゃないかとも思います。

参考文献
On the nature of creepiness
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