弱みは直すものじゃない。自己理解を深めてわかったこと

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ビジネス・マーケティング
以前の私は、弱みを見つけると、「直さなければ」と思っていました。

苦手なことが見えたら、改善する。
うまくできないことがあれば、練習する。

弱みを見つけたら、直す。
それが当たり前だと、ずっと思っていたんです。


弱みを直そうとして、気力を消耗していた


特に思い出すのは、リーダーの仕事を任されたときのことです。

人をまとめること、調整すること、場の雰囲気をつくること。
正直、どれも得意じゃなかった。

でも、その役割を任されると
自分が変わらなければ」と思って
必死に改善しようとしていた。

うまくいかない。
やればやるほど、気力も体力も消耗していく。

当時の私は、それが正しいやり方だと信じていました。
「弱みがわかったなら、直すのが次のステップ」だと。


弱みをゼロにしようとするより、先にやること


振り返ってみると、こんなことに気づきました。

弱みを直そうとしていた時間、
強みを使う時間がどんどん減っていた。

しかも、エネルギーを使い続けたわりに、
手応えがほとんどなかった。

そのとき少し考え方が変わりました。

弱みをゼロにしようとするより先に、
弱みが出てこない場所をつくること。

調整やまとめ役が苦手なら、
そこに立たなくていい仕事の設計をする。

企画や分析、一対一の対話で手応えが出るなら、
そこに力を集中させる。

弱みを直すエネルギーを、
強みをもっと伸ばすことに使う。

こう考えるようになってから、
仕事の手応えが少しずつ変わっていきました。


これって、自己理解の話でもあると思っていて


弱みが出ない場所をつくる」には、
自分の弱みをちゃんと知っている必要があります。

何が苦手か。
どこで消耗するか。
どんな場面でパフォーマンスが落ちるか。

弱みを知るのは、直すためじゃなくて、
そこに立たない選択をするため。

この視点で自己理解をやり直してみると、
今まで見えていなかったことが見えてきた気がしています。

強みだけ整理していると、「これが得意です」で止まりやすい。
でも弱みも含めて整理すると、「だから、こういう場所が合っている」まで見えてくる。

弱みを知ることが、自己理解を深める入り口になる。
そう気づいたのは、直そうとするのをやめてからでした。


弱みを直すことが間違いだとは思いません。

ただ、弱みを直すことだけに力を使い続けるのは、
もったいないかもしれない。

あなたが今、弱みに対してどう向き合っているか、
少し気になりました。

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