才能を使って苦手を克服する

記事
コラム
前回のブログでは「才能を仕事に活かす」をテーマに書かせて頂きました。

社内で1on1やチームビルディングをしていると「ベースメントをどう乗り越えるか」「下位にある資質は諦めるべきなのか?」といった質問が必ず飛んできます。

ストレングスファインダーを学んでいると苦手にも2種類あることがわかりますよね。資質の傾向が強く出すぎてしまったり、そもそも上位資質にない(≒普段あまり使われていない)から苦手意識を持ってしまったり。

結論から言うと、
①自分で何とかする
②人に頼る
の2パターンで乗り越えるのが王道です。

①の「自分で何とかする」パターンについては、まず自分の資質がベースメントとして発揮されてしまう場面を冷静に分析する必要があります。ここでは「ベースメントとして発揮される=悪いこと」という認識を捨てられるかどうかが結構重要だと思っています。

例えば自分の強いこだわりがある分野に関してムキになってしまったり、関係性が近い人にほど「全部説明しなくても理解してくれるでしょ」と雑に接してしまうことって誰にでもありますよね。これって本当に悪いことでしょうか?

コミュニケーションを一部省略しても理解してもらえると期待するのは、相手との信頼関係を信じているから。「ここまでやるんだ」と感情を込めて向き合うのは、そこまでして欲しい結果があるから。

表面的な資質の出方だけを見て良い悪いを決めつけるのではなく、資質が強く反応した出来事の裏にある自分の理想や大切にしたいモノに目を向けてみることがまずは一歩目となる気がしています。

その上でベースメントとして発揮されてしまう資質をどう扱えると理想的なのか、イメージしてみましょう。

そのイメージを叶えるために資質の出方を調整することはできないか?もしくは他の資質を上手に使ってカバーできないか?そんなことを考えていくうちに突破口が見えてくることもあります。

あとは下位資質にあって苦手意識を持ってしまっているものも、上位資質を使ってカバーすることができたり、②の「人に頼る」ことで解決する方法があったりします。

この辺は人によってカバーしやすいアプローチが変わるので、1on1セッションの中でブレストしつつ、試す価値がありそうな施策を見つけていくことになります〇

自分自身を振り返ってみると上位資質のバランスが比較的良い(人間関係構築力、影響力、実行力、戦略的思考力が満遍なく上位にある)ので、人に頼る時はスパッと頼りつつ、実験がてら「この資質もう少し活かせないかな?」と試してみて新たな発見を得ることも少なくありません。

上位資質は「無意識に繰り返される思考・感情・行動の癖」なので、時折普段と違う使い方をして幅を広げるようなアプローチも面白いかもしれませんね!

さて、本題の「苦手の克服」には個人差ありますが2週間~1ヵ月くらいで手ごたえを感じる方が多いのも事実です。苦手意識を抱えたまま、ついつい後回しにしてきてしまったことなどあればお気軽にご相談ください。

霧が晴れるような気持ちを体感してもらえたら嬉しいです^^
最後まで読んで頂きありがとうございました。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す