【翻訳】リハビリレポート「点滴棒支持」の訳出で考えたこと

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コラム
リハビリレポートは、患者さんがどんな動きができて、どんな動きは難しいのか、ということを様々な行為を検証した記録が書かれています。

今回は「点滴棒支持」という文言の訳出について紹介します。


点滴棒支持

これは、どのような条件の下(もと)で歩行テストをしたのか
または
患者さんがどのようなサポートを使えば歩くことができるのか
を示しています。

「点滴棒につかまりながら歩行テストをした」
または
「点滴棒につかまれば歩ける」
ということを示唆した表現になります。

(「つかまる」と書きましたが、イメージとしては、点滴棒に全体重を委ねて歩いたわけではなく、点滴棒を携えているとか点滴棒を押しながら、のイメージです。)


これを自動翻訳にかけたところ

drip pole support
「点滴棒による支援」

と訳出されました。

これを見て、直感で「点滴棒に手足が生えていて、患者さんに肩を貸して歩いているイメージ」が湧いてしまいました(笑)

「点滴棒支持」という言葉は、先に述べたように、
「点滴棒を押しながら歩行テストをした」という状況を示しているので、
以下のように訳出しなおしました。

with gripping drip pole 
点滴棒をつかみながら


まとめ
「点滴棒支持」のように名詞のような表記の言葉は、自動翻訳では主語や動詞の目的が曖昧であるため、自動翻訳にかけると自分が意図した訳出と違ってしまうことがあります。
また、漢字だけの言葉であるため、中国語で認識される場合もあります。
中国語で認識されると「点滴棒が支持」「点滴棒を支持」「点滴棒で支持」など助詞が意図したものを異なって訳出される場合があるので翻訳元言語を日本語に設定しなおしたり、助詞を加筆することで意図したとおりに訳されるように工夫してインプットするとよいでしょう。

自動翻訳にかけたときはこのような表記の言葉の訳出をチェックし、必要に応じて自分で修正するようにしましょう。

謝辞
今回紹介した表現は、前職で親しくしてくださった療法士さんが親切に教えてくれたことで、適切な訳出を考えることができました。
この場を借りて、感謝申し上げます。

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医療・インバウンドの英語担当

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