数年前、私は真夜中に見た夢を今でも鮮明に覚えています。
知らない山道を歩いていると、見たことのない古い神社にたどり着きました。
鳥居の前には白い狐が座っていて、私の方をじっと見つめていました。
その奥に背の高い男性がいてこっちを見ながら笑っています。
目が覚めたとき、あまりにも現実的な感覚に、夢とは思えないほどでした。
数日後、友人に誘われて訪れた山あいの小さな町で、偶然にも夢と同じ神社を見つけたのです。
鳥居の形も、石段の数も、白い狐の像まで夢のままでした。
その瞬間、背中に電流のようなものが走りました。
まさか…と思いましたが男性は現れませんでした。
数日後の合コンで神社の話になり先日の正夢の話をしたら、その神社、行ったことがあるよという端に座って目立たない男性が言いました。
あ!その男性の顔が夢で見た彼だったのです。
その後神社の話で盛り上がり、お付き合いすることになりました。
スピリチュアルの世界では、こうした出来事は「魂の導き」や「ご縁のサイン」と言われます。
理屈では説明できないけれど、私たちの意識は常に見えない世界とつながっているのかもしれません。
正夢とは、未来を当てることではなく、心が宇宙の流れと共鳴した瞬間なのだと思います。
あの白い狐は、今も私に「迷わず進みなさい」と語りかけているような気がします。