「コーチングでは、一体どんな会話が行われているのか?」 その実態を知っていただくために、実際の対話のエッセンスを再構成してお届けします。
一見、仕事の悩みがないように見える方でも、対話を深めることで「本当に大切にしたい価値観」が見えてくることがあります。その変化のプロセスを感じていただければ幸いです。
※プロとしての守秘義務に基づき、特定の個人が判別できないよう、状況や表現を適切に編集しております。また、掲載についてはご本人の承諾をいただいております。
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■今回の相談者様
・お名前:佐藤さん(30代男性・仮名)
・職業:広告代理店勤務
・状況:仕事は順調で周囲からの評価も高いが、将来に対して漠然とした「このままでいいのか」という違和感を抱えている。
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ここから、セッションの抜粋
佐藤さん:
本日はよろしくお願いします。
実は、明確に『これが悩みだ』というトピックがあるわけではないんです。
仕事も人間関係も、客観的に見れば恵まれている方だと思います。
ただ、毎日がただの『ルーティン』になっている感覚があって。
周囲が起業したりライフステージを変えたりしていく中で、自分だけが器用に立ち回っているだけで、中身が空っぽな気がするんです。
この正体不明のモヤモヤを紐解きたくて伺いました。
皆川:
佐藤さん、よろしくお願いします。
毎日がルーティン化しているというのは、具体的にはどのような感覚なのでしょうか?
佐藤さん:
スキルの切り売りで乗り切れている、という感じが近いです。
これまでの経験から『こうすれば通る』という正解が分かってしまう。
頭をフル回転させなくても成果が出てしまうんです。
でも、その先に自分がどうなりたいのかが見えなくて……
皆川:
もし、このまま『器用にこなす毎日』が5年、10年と続いたとしたら、その時の自分はどんな表情をしていそうですか?
(中略:対話を重ね、現状が続いた先の未来をイメージしていただく)
佐藤さん:
……。それは、考えたくないですね。
きっと、死んだような目をしていると思います。
今ある安定にしがみついて、挑戦することを忘れた自分。そんな未来だけは、絶対に嫌です。
皆川:
『絶対に嫌』なんですね。
では、その逆の未来、佐藤さんが心から『こうありたい』と願う姿には、何があるのでしょうか?
佐藤さん:
……。もっと、手触り感のある仕事がしたいんだと思います。
正解をなぞるのではなく、たとえ効率が悪くても、自分が心から納得できるものを生み出したい。
今の会社でも、そのチャンスは自分で作れるはずなのに、守りに入っていたことに気づきました。
セッションを終えて
今回の佐藤さんのケースでは、現状にそれなりに満足しているからこそ、そこから一歩踏み出すためのエネルギーが必要でした。
「今の生活がこのまま続くことへの危機感(=嫌な未来)」を直視していただいたことで、結果として「本当に望んでいる理想」が鮮明に浮かび上がってきました。
セッションが終わる頃、佐藤さんの目は非常に力強く輝いていました。 現状維持の心地よさを超えて、自分自身の本音に舵を切った佐藤さんの今後が、私も非常に楽しみです。
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