今日は「心の病は気の持ちよう??」というテーマです。うつ病を例に考えていきます。
うつ病の方はただ単純に根性が足りないだけなのでしょうか。決してそうではありません。恐ろしく強固な考え方の癖とでもいうのでしょうか。うつ病はもはや癖という言葉では表しきれないほどの、ネガティブな考えに常に襲われ、自分という存在価値を疑います。ポジティブになれと言われてもとてもなれるものではありません。
仕事などでの過度なストレス、転勤昇進、結婚出産など人生の転機などでもうつ病を発症する可能性があります。うつ病を発症すると、強い絶望感、焦燥感に襲われます。それが治療をしないと永遠に続くと考えましょう。
うつ病の人に「頑張って」という言葉は諸刃の剣。頑張りたくても頑張れないのがうつ病なので「頑張って」という言葉は本人を苦しめるだけです。またうつ病の人は動けない自分を責めそして動けない自分に焦り、どんどん自分をネガティブな感情で苦しめていきます。負のスパイラルにハマってしまうのです。
そんなうつ病の方を助ける最初の入口が、薬物療法と十分な休養です。身近にうつ病の方がいたらそっと寄り添うくらいの気持ちで、「今はゆっくり休んでいいんだよ」という言葉をかけてあげましょう。十分な休養とはどれくらいの期間を示すかというと年単位になることを覚悟しましょう。薬物療法をしながらしっかり休んでとしても最低1年は覚悟したほうがよいかもしれません。
基本心の病との戦いは年単位です。すぐに回復するものではありませんので、焦らずじっくりどっしり構えて回復に向けて歩みましょう。例を上げる。。。
心の病発症→薬物療法と十分な休養(約2年)→リハビリ(1~2年)
→回復(元の自分に戻る)
といった形で元の自分に戻るには、すんなりいっても最低3年はかかると思った方がよいかもしれません。途方もない期間に思えるかもしれませんが、人生100年時代の内たった3年です。焦らずじっくり休養をとりましょう。
さておさらいです。
今日は「心の病は気の持ちよう??」というテーマです。うつ病を例に考えていきました。心の病は心の持ちようではないことが少しでも伝われば幸いです。根性や気合いでは乗り切ることができない病気ということを念頭においておきましょう。
ではまた!