ダイエットするときに知っていてほしい3つのこと

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あなたはダイエットをしていますか?

現在は肉だけを食べるダイエットや、ランニングなどの有酸運動をたくさんするダイエットなど、様々なダイエット方法が存在しています。

ダイエットとなるとそうした方法について目が行きがちになりますが、いずれのダイエットにとっても必ず押さえておきたいことがあります。むしろこれから紹介する方法を抑えないと、ダイエットの失敗すら起きかねません。

ダイエットするときに知っておいてほしいことをこれから紹介していきます。

その1.ダイエットは「消費カロリー>摂取カロリー」で痩せる

どんなダイエットにも共通するのが「消費カロリー>摂取カロリー」でないと痩せないことです。

ダイエットで減らす対象となる脂肪は体内にあり、それを減らすには体の働きの力を借りるほかありません。

たまに怪しいダイエット器具で「これを使用すれば体脂肪がなくなる」といいますが、物理的に考えて不可能です。質量保存の法則により、体の脂肪を別の物質に変えても変化した物質が体内の凝りますから。

そのためダイエットをするときは、「消費カロリー>摂取カロリー」を意識して取り組んでいく必要があります。

逆に「消費カロリー<摂取カロリー」となってしまうと、体にどんどん脂肪やら糖分が蓄積していきますので注意してください。脂肪や糖分が体に蓄積すると、肥満体型になり太ったとみられてしまいます。

「消費カロリー<摂取カロリー」であれば、体内にある脂肪が体内の細胞(筋肉細胞など)によって消費されるため、脂肪はどんどん減っていき、最終的に痩せた体となります。

現実のダイエット方法として、糖質制限ダイエットなどがありますが、そうしたダイエットで痩せるのは「消費カロリー<摂取カロリー」の図式を食事制限によって成立させるからです。

ご飯などの炭水化物を制限する目的は摂取するカロリー量が減らすことにあります。「消費カロリー=摂取カロリー」となっていたものが「消費カロリー>摂取カロリー」となれば体は自然と痩せていきます。

運動をして痩せるのは消費カロリーが増えるからです。消費カロリー=摂取カロリー」となっていたものが「消費カロリー>摂取カロリー」に変化すればこちらもどんどん痩せていくことになります。

減らすものと増やすものの違いはあれどいずれも「消費カロリー>摂取カロリー」という図式を成り立たせないと体はやせません。

言い換えれば、単純に特定の食事を減らしたからといって痩せるわけではないのです。

糖質制限の場合は「炭水化物以外は自由に食べてよい」というのですが、調子に乗って肉類など高カロリーのものをたくさん食べれば、カロリーオーバーになってしまい、太ります。

世の中には様々なものを食べないダイエットがりますが、そうしたダイエットをして失敗する理由のほとんどが、食べ過ぎにあります。あるものを食べないだけでいいと思い込み、ほかのもの特にカロリーの高いものを遠慮なく大量に食べてしまうという人は、ことのほか多いです。

どのようなダイエット方法にかかわらず、痩せたいときは「消費カロリー>摂取カロリー」となるようにしてください。


その2.ダイエットをして健康になるとは限らない

健康目的でダイエットすることはあるが、必ずしも健康になるとは限りません。

むしろダイエット方法によっては健康を損なう場合があります。

たとえば糖質制限ダイエットの場合、正しく実施すれば痩せるのですが、やり方を間違ると便秘になったり腸の状態が悪くなったりと、健康に問題の出る場合があります。

糖質制限で便秘になるのは「食物繊維が不足する」からです。

食物繊維は野菜に多く入っているように思えますが、食物繊維自体は「体内で消化できない糖分」であるため、麦や玄米など穀物に多く含まれています。(ぬかをとった白米にはあまり含まれていません。)

糖質制限をすると穀物から得られる食物繊維が減少するため、便秘や大衆がひどくなるなど良くない現象が起きてしまいます。

このように食事制限によるダイエットは必要な栄養素が欠けやすくなるため、そこから健康を損なてしまうことがあります。

運動によるダイエットも同様です。運動に慣れていない人がいきなり運動を始めると、肉離れを起こしたりひざや肩などの関節を痛めたりと、体そのものにダメージを与えることがあります。

ダイエット目的で運動をする人は、たいてい今まで何もしてこなかったはずです。鈍った体でいきなり運動しても体がついてこないため、ケガをするのはある意味で仕方のないことかもしれません。

そのためダイエット目的で運動を始めるときは、体を運動に慣れさせることから始めましょう。

もちろんダイエットによって健康が良くなる場合もあります。

体脂肪率の高い人がダイエットを始めた場合、食事制限で摂取カロリーを減らして運動をして消費カロリーを増やせれば、体脂肪が下がるだけでなく血液の循環が良くなったり、関節の負担が減ったりと健康面にも良い影響をもたらしてくれます。

何かテーマを決めてダイエットをするときは行うことで発生する悪影響も考慮して実施するようにしましょう。


その3.ダイエットに成功した後のことを考える

ダイエットをする上で必ず知っておいてほしいのが「ダイエットした後のことを考える」ことです。

ダイエットに成功した人はそれなりにいるのですが、同時にダイエット後にリバウンドして、以前より太ってしまう人がいます。というよりダイエットした後もその状態を維持するという人のほうが少ないです。

なぜダイエット成功した後にリバウンドが発生するのでしょうか?それは「ダイエットをやめた」からです。

たとえば「お菓子を食べないようにして5キロ痩せる」というダイエットをしたとしましょう。お菓子を絶ち続けてついに5キロやせたとします。

ではダイエットに成功した後も、ダイエットのためにしたことを続けるのでしょうか?多くの人はそう考えていません。この場合お菓子を我慢していたので、ダイエット成功後は喜んでお菓子を解禁するはずです。

お菓子を食べないことで痩せた人が、お菓子を食べる生活に戻ったらどうなるでしょうか?誰がどう考えてもやせた体も元に戻るはずです。

しかもダイエットは筋肉などカロリーを消費する要素も減らすことになるので、以前よりも太ってしまうことすらあります。

ダイエットのためにやったことは、ダイエットに成功した後も続けないと意味がありません。そうでないと確実に太ります。

運動がダイエットにいいのは続けることにあります。ダイエットのためにランニングなどを始めた人が、ダイエットに成功した後も楽しむためにランニングを続けるというのは意外と多いです。

あなたもダイエットしようと決意したときは、ダイエット成功後もやせるためにしたことを続けるのか/やめるのかを必ず決めるようにしてください。


まとめ
ダイエットは一時の現象ではありません。自分の体形や体質を変えることであり、その効果を生涯にわたって維持する必要があります。(5年間痩せた後に2年間太るなどとは考えないはずですので。)

そのためダイエットをするときは健康のことや成功後のことについても、考える必要があります。考えていなかった場合は今から考えてみてはいかがでしょうか?


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