こんにちは三浦ことアンジンです。
まだ気が早いですが「2022年のEコマース5つのゲームチェンジャー」という記事がアントレプレナー誌に掲載されていましたのでご紹介します。
どれもAmazonやナイキなどの大手のハナシです。そして大手が始めたことは概ね一般化していきます。小規模事業者にも十分関係のある話です。
1.音声検索によるショッピング
2.パーソナライゼーション
3.チャットボットによるカスタマーサービス
4.AR/VR
5.オムニチャネル販売つまり複数のSNSで露出していく
1の音声検索はAmazonのアレクサなどが普及し始めていますからイメージしやすいです。記事内ではほぼ確実に普及していくと言っています。また音声検索されやすいキーワード選びなど音声検索を意識したSEOといったチャンスも訪れるだろうと書かれています。
2のパーソナライゼーション
スニーカーの個人カスタマイズは珍しくなくないです。これがもっと広い商品カテゴリーにも見られるようになります。
妊娠中の母親に出産予定日を尋ね、妊娠中の個人的な情報を提供しているECもあるようです。そして記事内ではこのパーソナライゼーションがほとんどの企業で取り入れられるとあります。
日本だと私が知っているのはポストコーヒーがパーソナライゼーションの成功例だと思います。
コーヒー豆のパーソナライゼーション&サブスクです。
こうした流れがもっと一般化するのです。
マニュアル対応でのパーソナライゼーションならば弊店もやっていますが電話であれこれオススメするだけです。これがもっと自動化されるようになるのでしょうか。今の私の頭ではイメージできません。ごめんなさい。
3.チャットボットによるカスタマーサポート
日本でも既にちらほら見かけますがチャットボットがECサイトにおける変革の1つに上げています。
・アンケートからのフィードバックを収集する。
・よくある質問(FAQ)に回答する。
・おすすめ商品の提案
・最新のセール情報の提供。
などがそれに該当します。
会計ソフトのマネーフォワードのチャットボットには何度も助けられました。ボットではなく実際に受け答えしてくれるスタッフの方がいらっしゃいましたのでより細かいアドバイスを受けられました。ボットじゃないですね。ECサイトにあると便利ですね。やること増えるけど。
Lineのボットは良さそうです。日本ではこちらがもっと普及するのかな?
4.AR/VR
実際の商品とECサイト上の商品イメージとのギャップを埋めるためにAR/VRが普及します。日常のライフスタイルにどのようにフィットするかをもっと直感的にオンラインで確認できるようになる。
とのことです。
VRとECサイトというと私は仮想空間内での取引をイメージします。
昔セカンドライフというものがありました。ネット空間の中の世界です。
これをメタバースと言います。アメリカの古い小説が最初にメタバースと名付けたのが始まりです。
このメタバース内での実際の商品の販売も可能になっていくかもしれません。もちろん先のECサイトと実際の商品のギャップを埋めるためでもあります。
余談ですが下の写真は昔にセカンドライフでお店を作った時の様子です。
紀州備長炭も鉄瓶もメタバース内で作ります。
これがもっと進化してメタバース内で売買できるようになると楽しそうです。
5.オムニチャネル販売つまり複数のSNSで露出していく
実は記事内ではAmazonやeBay、Etsyなどにもっと商品を露出していくだろうと書かれています。
ただ日本ではECサイトがもっと他のSNSと連携もしくは人の目に触れるために幅広くSNSを活用していくという意味に捉えました。
アメリカのある企業の調査ではユーザーの37%が商品やブランドのリサーチにSNSを利用しています。とあります。
個人的にはピンタレストが1周回ってECサイトには有効だと感じています。日本でもユーザーが増えたこともありますし無料でしかも簡単に自社商品を不特定多数の人の目に触れるようにするのはプラスにはなりますがマイナスにはなりません。
これまたアメリカのどこぞの企業の調査ですがSprout Social社の統計によると、約84.9%の顧客が商品を何度も見るまで購入しないという結果が出ているそうです。
6.NFT (個人的感想)
これは完全におまけというか、個人的な予想です。
来年はいよいよNFTブームが来そうです。
NFTの説明をすると長くなりそうなのでやめますが自社商品をイメージできるアート的なもの。音でも良いのですがそうしたものがブロックチェーンをつかったデジタルマーケット上にのっていく仕組みが少しずつ浸透していくとおもっています。
おそくても来年後半。
1年後には新しいマーケットが登場したくらいのインパクトがありそうです。
これは小規模ECサイトにとっては大きなチャンスです。
また骨董品や美術品をあつかっている企業にも利用価値は大きいと思います。
ECサイトだけではリーチできなかった層に知って貰う機会にもなりますし特定の顧客層に確実にリーチできるマーケットカテゴリーとなる可能性大です。
今はOpenSeaというマーケットが一番人気です。
ご興味ある方はNFT や OpenSeaなどで検索してみてください。
ちょっと今回はECサイトの未来的な内容にしてみました。
未来も大事ですがやっぱりメルマガが先ですね。私もがんばります。
先週は1通もメルマガ出せませんでした反省。
ではみなさんもご商売がんばってください。
ハッピーECサイト!
三浦アンジン