こんにちは高橋です。
僕の経験上TOEICの点数があがらない理由というのははっきりしていて、次の3つです。
1、 そもそも勉強していない(勉強の時間が少ない)
2、 使う問題集を間違っている
3、 TOEICというテストの本質を理解していない
TOEICは200時間くらいをかければスコア100点アップが可能だと言われています。
ただし、僕の実感で言えば、例えば1日1時間の勉強を1年間続けてもギリギリ現状維持をできるかどうかです(下がる可能性も十分にある)。
TOEICというテストは2016年に大改訂が行われ、一気に難しくなりました。
その後も、リスニングが明らかに難しくなるなど、難化傾向が顕著です。
こういうテストの傾向を考えると、勉強時間を確保できないというのは点数を上げるうえで致命的です。
せめて、僕がずっと言い続けているように、音声を空き時間に聴くなどして、勉強不足を埋める工夫が必要になってきます。
使う問題集を間違っている場合も、点数があがりません。
TOEICの場合、本番の答えの99%は『公式問題集』に書いてあります。
だから、この『公式問題集』を新しいものから順番に丁寧に復習していくのが最も正しい手順です。
新しいものから順番に3冊完璧にこなせばまず850点は超えます。
800点を超えたから、などという理由で他の問題集に浮気したりすると、その分遠回りをすることになってしまいます。
じっくりと『公式問題集』に向き合うと、だんだんこのテストの本質というものが同時に見えるようになってきます。
TOEICの場合英検1級のような難易度の上げ方をしません。
難しくさせている、そのやり方に特徴があって、これをわかっていないとやはり点数を停滞させる原因になることがあります。
この本質というのは、よく観察してみると、英語の本質だともわかります。
本質の答えはもちろん『公式問題集』に全部書いてありますが、手っ取り早く知りたい方は僕の商品のなかに示してあります(もちろん宣伝です)。
TOEICというテストは、2016年以前の高得点者の意見を聞いていると確実に間違えます。
また今のテストの性質を考えた場合、1年以内の点数を公開していない人の意見を聞くのもかなり危険です。
今のテストがどんなテストなのか知っている人間のアドバイスが必要だ、というのも大事なポイントの一つです。
●追伸
勉強の仕方で最悪なのは、ひたすら模試形式の問題集を解くだけ、というやり方です。
復習をしなければ、定着することは絶対にありません。
『公式問題集』を解いたあとに、なめるようにして復習することで、点数があがっていきます。