【祖父母の実話怪談】電線にぶら下がるもの

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 前世占い師の立花です。今日は祖父母に聞いた話です。
 私の実家の土地は非常によくありません。
 そんな土地を買って移ってきた祖父母。祖父母がまだ若いころ、こんなものを視たそうです。

【実話怪談】夜中に目が覚めて・・・

 祖母が部屋から出て、外にトイレに行くことにしました。
 その家は今もですが、トイレが外にあるんですよね。
 家の裏手に回り込んで、蔵の中にあるトイレを思い引き戸を開けて入る。
 ややこしい構造になっています

 祖母が外に出て裏手に回ろうとしました。
 そこには線路に沿って電線があるのですが。
 そこの電線にびっしりと・・・・

 人魂。

 人魂が無数にぶら下がってフワフワと揺れていたそうです。
 ばあちゃん絶句。我に返って慌てて祖父を呼びに行きました
 祖父がやってきても人魂は消えず、ふわふわと揺れていたとか。

 それは幻想的だけれど、めちゃくちゃ怖かったそうです。
 祖父が

「もう寝ようか」

と言うので、そこにいてもらってトイレに慌てて行って布団をかぶって寝たとか。
 朝には何もなくなっていたそうですが・・・。

 その電線の下には線路があります。
 そこは狭い道になっていて、遮断機も何もないですが地元の人が線路を横切る道になっています。
 自○か事故かはわかりませんが、定期的にそこで電車に轢かれて亡くなる人が出ます。
 その人たちが人魂に?

 と祖母に聴くと
「いや。そんな数じゃなかったが」
と。

 結局正体はわかりませんが、その土地は昔戦場だったとか。
 戦場だった時に亡くなった人たちなのでしょうか・・・。

 見たくないなあ。電線一杯の人魂なんて・・・
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