【収載内容】
「MRSAが見つかったけれど、隔離は必要?」
「ガウン・手袋は、どのケアで必要?」
「食堂やレクリエーションは制限するの?」
「入浴やリハビリはどうする?」
「クラスターが疑われたとき、どこに相談すればいい?」
――こうした、介護・高齢者施設の現場で実際に起こりやすい「どうしたらいい?」に対応するための、実践型の多剤耐性菌感染対策マニュアルです。
本書では、CDC・HICPAC・厚生労働省等の公表資料や関連文献をもとに、介護・高齢者施設での実際の運用を意識して、専門的な知識を「現場でどう判断するか」という視点に落とし込んでいます。
このマニュアルで解決できること
・多剤耐性菌の保菌者に、どのような対応をすればよいか分からない
・ガウン・手袋が必要なケアを職員に説明できない
・入浴、食事、レクリエーション、リハビリ等を制限すべきか迷う
・MRSA・ESBL・VRE・CRE/CPE・MDRP等について施設内で対応を統一したい
・職員から同じ感染対策の質問を何度も受けている
・クラスター発生時の相談・報告の判断に迷う
・他施設や病院への申し送り内容を整理したい
・感染対策委員会で使用できる資料がほしい
本書の特徴
① EBPを軸にした「現場で迷わない感染対策」
一律の隔離やPPEではなく、感染伝播リスクのあるケアに着目して対応を判断します。
② 「この場面ではどうする?」が分かる
おむつ交換、トイレ介助、入浴、リネン交換、医療器具の操作、創部処置、移送など、実際のケア場面ごとに確認できます。
③ 職員から出やすい疑問をQ&Aで整理
④ クラスター対応まで収録
クラスターを疑うサイン、相談するタイミング、保健所への相談・届出の目安、病院へ紹介する目安、感染対策委員会の運営についても整理しています。
⑤ すぐに使える資料・チェックリストを収録
MDRO対応フローチャート、入浴介助チェックリスト、おむつ交換チェックリスト、面会時説明文、家族説明文、他施設紹介時の申し送り項目、入退院連携シート項目例など、施設で活用しやすい資料を収録しています。
⑥ Word形式で編集・カスタマイズ可能
施設の運用や教育体制に合わせて、必要な部分を編集・調整してご活用いただけます。
対象となる方
・介護老人保健施設、特別養護老人ホーム等の施設長・管理者
・感染対策担当者
・看護職・介護職
・感染対策委員会の担当者
・新人・派遣職員への感染対策教育を担当する方
・施設の感染対策を見直したい方
「菌を持っている人」だけを見るのではなく、
「この利用者に、今どのような伝播リスクがあるのか」
「このケアでは、どのような対策が必要なのか」
を考える。
利用者の生活を必要以上に制限せず、職員も「何をすればよいのか分からない」という不安を抱えない。そんな感染対策を目指した実践ガイドです。
施設の感染対策を「分かっているつもり」から「現場で迷わず実践できる」状態へ。
介護・高齢者施設の実情を踏まえた、多剤耐性菌感染対策の実践資料としてご活用ください。
※本資料は感染対策の教育・運用支援を目的とした資料です。個別の患者・利用者への診療上の判断や法令上の届出判断については、主治医・嘱託医・保健所等の専門機関へご相談ください。