お勤めの方は凄い
私は飲食店経営を長く続けてきましたが、最近よく思うことがあります。実は、お勤めの方は凄いということです。経営者でもあり、料理人でもある、私の場合は、味だけの勝負であれば、勝てるモノもありますが、「原価率」も加えられた勝負では、厳しいことがわかります。10人分を仕込むのも、100人分を仕込むのも、対して、手間は変わりません。大きければ、大きいほど、加工人件費は圧縮されます。大手はマシーンを使い、何万人分の仕事をし、それらの加工人件費が商品に上乗せされるので、適うはずがないことがわかります。飲食店では、自分で食材から加工して商品化する場合と、ある程度、加工されたものを商品として売ったりしますが、後者では、加工した人件費が上乗せされています。私が、多店舗展開した会社は、精肉店が始まりです。精肉店では、1,000円で仕入れたものを、1,300円ほどにしかできません。知り合いのお豆腐屋さんは、1つ売れても売上利益は10円以下だそうです。小売業とはそんなもので、数売らないと商売になりません。それに対して、必要となる諸経費は増えますが、飲食店では、1,000円で仕入れたものを、3,000円にできます。ですが、安易に、飲食店経営に進むと、地獄の入り口が待っています。料理が上手でも、経営は別問題です。逆に、経営がうまくても、飲食のことがわからない経営者の飲食店は苦戦した結果を見てきました。私は、おそらく誰よりも多くの失敗を経験してきたのだと思います。1つのことでも、失敗のまま終わらせず、結果を出すまで努力を継続して、毎回乗り越えてきました。その数が多いほど、引き出しの数も増えます。常に、「知りた
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