旅の続き…春の開運旅行(パワースポット漫遊記 1)
私は8年間、ある高校で理科の非常勤講師をしていましたが、実母(81)の足腰と気力が弱ってきたため、今年の3月で退職し、実家で母の介助をする予定になっていました。退職とはいっても非常勤講師は一年ごとに契約更新ですから、来年はやらない、で済む稼業です。それで、3月に成績処理等全て終わってロッカーや机の荷物も引き上げたら、新しい生活が始まる前に、以前からやろうと思っていた旅行に行くつもりで1月頃からホテルを予約したりして計画を練っていました。ところが、2月に入って、あとは期末考査、という段階になった頃、理科主任から電話が入ったのです。「来年1年間だけ、継続して欲しい」4月からは専門学校で週一回2コマ、香粧品化学の講義を行うだけで、あとは母の介助をしながら在宅で鑑定士の仕事を本格的に始めるつもりでした。思い切って宣材写真でも撮影しようか、髪も面白い色に染めちゃおうか、電話かウェブカメラでの鑑定も始めようか、などと計画を練っていた矢先の延長戦です。まあ、そういう運気だったんでしょう。旅行は、高校教諭の卒業旅行ではなくなりました。ちなみに、今年の私の年運は最悪です。今回の旅の目的は3つ。1つは結婚前に突如思いついてふらっと総武線に乗車して房総半島をぐるっと回ろうとした旅の続きを二十数年ぶりにやろうというもの。その時は、総武線で行けるところまで行こうと、千葉駅で購入した菜の花弁当をお供に内房線に乗車し銚子まで行こうと頑張ったのですが、安房鴨川辺りで気力が無くなり、大網から総武本線で千葉駅へと戻ってしまいました。今回は大網から銚子へのルートで、あの時の旅を完成させるのです。2つ目は、方位取り。
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