西洋占星術で未来や不幸の度合いがわかる!?
率直に申し上げて、「不明」です。トランジットにより、グランドクロスなど大凶のアスペクトが形成されたとして、大変な期間になると判断された方が全員不幸が訪れるとは限りません。そして、不幸の度合いも人によって様々です。逆に、グランドトラインなど大吉アスペクトなのに、自己や病気など不幸が発生することもあります。つまり、西洋占星術では、未来は完全にわかりません。全くの不明です。「一寸先は闇」であります。これは、個人には自由意志があり、予防や回避する行動を取ることができる、また無鉄砲に愚かなことをする、これらを行うためです。そして、個人の環境も影響しています。生まれ育った環境、現在の環境によって、不幸が発生する確率、幸運が発生する確率が大きく変化します。また、カルマや先祖の供養など、非科学的な部分の影響もあるとされています。西洋占星術だけでは、精度の高い未来予測はできません。病気や事故、死、リストラ、裏切り、破産、火事など、極端に言えばいつ起きてもおかしくありません。誰しも可能性をはらんでいます。「なぜ、自分がこんな目に遭わないといけないのか。。」これを西洋占星術だけで、解析するのは困難です。様々な要因があると思います。また、個人には10惑星が無造作に配置され、天にも10惑星が配置されています。これらを分析すると、吉アスペクトや凶アスペクトが大量に生まれます。木星以降の遠い惑星を重視しても、1ヶ所に固まることはないので、常に吉凶の部分はあります。毎年、誰しも良いこと悪いことは起こっているのです。そして、それらの差は正直そこまでありません。広い視野から見ると、同じようなことが毎年発生していま
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