四柱推命命式を克服する人
タイトルが実に挑発的だ。四柱推命の命式を克服する人だって? そんな人が本当にいるかな。
いる! 本当にいる! もちろん、その数は本当に少ないが、それでも全くないわけではない!
それでは四柱推命の命式を克服するということは果たして何だろうか。四柱推命の命式を克服するという言葉は、まさに月支を克服するのと同じだ。
四柱推命の命式に月支だけではないのに、誇張された表現だと言える人もいるだろう。
認める。月支が全てではない。
にもかかわらず、四柱推命の命式を克服することが、月支を克服することだと書いた理由がある。
宮星論で月支は親宮と解釈する。簡単に言えば、月支という存在を両親と見たこと···。
私が選択できる配偶者や子どもと違って、先祖と親は私が選択できない。
そのため、命式で時間の根本となる年支を先祖宮、その次に時間の流れである月支を親宮と見るのである。
家門や先祖が影響力が少ないとは言えないが、私を産んでくれた両親のように直接的な影響は及ぼさない。
さらに、現代社会は家門より、現在の親の環境がもっと重要な世の中だ。
簡単に言えば…
⌜わが家は何の家柄だ⌟ このようなことより、⌜自分の両親は大手企業の役員だ⌟、⌜社会的な地位が高い⌟ことが、自分の人生にはるかに大きな影響を及ぼす。
なので、月支は環境···。それも人生に直接的に大きく影響する環境になる。月支は親と同じだから!人は誰でも環境に影響を受ける。しかし、克服する人は十に一つ、百に一つ程度でその数が少ない!
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