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近々両用より使えるデスクワーク眼鏡の処方を解説します

一般的に知られるパソコン眼鏡って、ただブルーライトカットしたレンズだったり、ちょっと詳しい人でも中近両用や近々両用を知っているくらいじゃないでしょうか?今回の動画は、眼鏡屋らしく、ちょっとだけレベルの高い内容になります。これは以前にも少し紹介したことがある「遠近両用のレンズ設計を利用したデスクワーク眼鏡」の処方解説です。簡単におさらいで解説すると、累進レンズにはそれぞれの特徴がありますよね?遠近両用なら遠方が広くて中間手元がしだいに狭くなる設計、中近両用は遠方はほとんどなくて中間と手元が広い設計、近々両用は手元の視野が広くて中間がやや狭い、遠近と逆の設計になります。このデスクワーク用眼鏡は、「遠近両用の遠方視野を利用した、近々っぽい使い方の眼鏡」ということです。僕も始めこの使い方を知った時は、「ん?遠近なのにデスクワーク用?中近や近々じゃなくて?」と疑問に思いました。そりゃそうですよね。基本的には遠近は遠近、中近は中近っていう使い方しか教えられないはずですから、「意味わからない」と思うことは正常だと思います。でも、眼鏡の有識者の方々に質問してみたところ、「昔はこういう使い方を処方していたけど、今はあんまり普及していないし、それぞれの設計も良くなってるし、あんまり知られてないかもね」って言ってました。実際に処方した時の見え方イメージは、パソコン部分の視野が近々よりも広がるので、モニター画面が大きい場合や、左右にパソコンがあって数台使い分けている方がターゲットになります。処方の考え方としては、S面は、完全矯正値に加入度数1.00から1.50の間を入れて、パソコンにピントが合うように
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「遠近両用の累進帯はどうやって提案する?」を解説します

みなさんは「遠近両用の累進帯」ってどう使い分けて提案していますか?そもそも「累進帯って何?」という方のために説明すると、遠近両用や中近両用には、「累進帯」と言われる「遠方度数」の開始位置から「近方度数」の1番強い度数までの長さがある程度決まっていて、実際には「遠方度数」を黒目の位置に設定することが一般的です。累進帯とは?累進帯には「ロング」と「ショート」と言われる2種類が一般的で、メーカーによって累進帯の長さは微妙に違いますが、およそ14ミリが「ロング」、12ミリが「ショート」と呼ばれています。テストレンズが用意されていれば、違いを体感しやすいですが、そもそもレンズを置いていないこともあるので知識として知っておいて損はしないと思います。ロングタイプの特徴ロングタイプは度数変化が緩やかなので、累進レンズ特有の「歪み」が最小限になります。フレームの天地幅、いわゆる縦の長さが30ミリ以上あるフレームが推奨です。初めての累進レンズで眼鏡を作る方には、比較的慣れやすい特徴が「ロングタイプ」です。ショートタイプの特徴度数の変化がロングタイプよりも「早い」ので、目線を下に落とすのが苦手な方におススメです。フレームの天地幅も26ミリぐらいまでは何とか入るので、縦幅が小さいデザインのフレームが好みの方でも使うことが出来ます。デメリットとしては度数変化が早いので、少しでも顔を水平より上にあげてしまうと歪みを感じやすいことと、足元のふわふわした感じが出やすい点です。中近両用のロングタイプ遠近両用よりもさらに累進帯は長く、およそ23ミリぐらいが一般的です。フレームの天地幅は35ミリぐらいないと遠方度数
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「遠近両用の処方ミスは何が原因?」

みなさんは遠近両用や累進レンズでお客さんに「慣れないから戻したい」と言われたことはないですか?僕は幾度となくあります。キャリアが浅い時は自分の考えがまとまっておらず、浅い処方をすることが多く、自分の手に追えなさそうな場合は先輩に丸投げでした。しかし、そんな僕も気づけば10年越えの中堅戦士。今となっては測定が楽しみなくらい恐れるものはほぼなくなりました。今回はそんな僕が若手の頃に教えて欲しかった知識と技術をこちらに残しておこうと思います。測定にお悩みの方はこの記事を読むことで何か掴めるきっかけになるかもしれません。では、以下より遠近両用などの累進レンズ処方の本質を書いていきます。まず大前提として、累進レンズは加入度数が2.00をこえると左右の歪みが強くなり今まで見えていた視野が狭く感じます。そして、年齢的に「慣れやすい」年齢は50代くらいという条件を覚えておきましょう。この2点を前提として考え、果たして初めて累進レンズを希望する方にマッチするかどうか?を考えて処方していきます。単純に遠方の見え方と近方の見え方をしっかり希望された場合は、完全矯正値と年齢加入を入れていけば処方自体は終わりです。ですが、全ての方がそんな単純ではないですよね?このチャンネルでは「傾聴式測定」と言ってしっかりとお客さんの「主訴」を深掘りし「観察」しながら「体験」コミュニケーションを取ることが重要だと説明しています。では、ここから具体的に何を考えていけばいいか?注意点を四つ挙げていきます。・希望はしっかりめなのか?・どこを重視して見たいのか?・累進設計のメリットデメリット説明・装用したリアクションはどうか?
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乱視測定でミスらないたった3つのポイントを解説します

乱視の測定でミスらない3つのポイントは次の通りです。・乱視の法則を知る・乱視軸の重要性を知る・最小錯乱円を知るでは一つずつ解説していきます。ひとつ目・乱視の法則を知るこちらは以前も詳しく解説していますが、あらためて簡単に紹介します。乱視は大きく分けて3つの特徴があり、直乱視(180度方向)タテに物が重なって見える倒乱視(90度方向)ヨコに物が重なって見える斜乱視(45度、135度方向)ナナメに物が重なって見えるこれらの特徴に合わせた処方の目安は次のとおりです。近視や遠視の特徴に合わせて乱視の法則に当てはめながら乱視の数値を考えます。近視や遠視の数値を8割入れても「まだもっと見たい」という希望がある場合は乱視の法則に沿って目安ぶんの乱視を入れると、自然な見え方になりやすいです。KBがある場合は、乱視数値を「2段階ずつ」を基準に変化させ、違和感があるなら1段階だけにする。KBがない場合は法則の数値を基準に入れて、「もっと見たい」となれば1段階ずつ上げていく。逆に「ちょっときつい」となれば1段階下げる。といった感覚でOKです。ふたつ目・乱視軸の重要性を知る乱視軸は、潜在的な乱視量が多いほど正確な軸度が効果を発揮します。逆に乱視量が多い方の軸度をミスると、いくら度数だけ強めても効果が減ってしまいます。どのくらい効果が変わるかと言うと、この表を見てください。注目したいのは、乱視量が3.00でている方の乱視軸が30度ずれることで、乱視量がそのまま残る、つまりフルで入れても効果が得られないってことですね。例えば5度ズレるだけで0.5、10度ズレれば1.00の数値が打ち消されて効果をなくしてし
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眼鏡測定の精度を上げるために必要な心理学コミュニケーション3選を解説します

眼鏡屋チャンネルなのに心理学?と思った方もいるかもですが、メガネの測定は知識の他に「人とのコミュニケーション能力」が必要とされます。なぜコミュニケーション能力が必要かというと、お客さんが望む見え方は何なのか?を相手の気持ちになって考え、その「答えを引き出すための質問」をしなければいけません。究極を言えば、僕たち測定者はお客さんが見たい「明視域」を知りたいわけですよね?でもそれってお客さん自身も「何が見えにくいのか?」をわかっていないことが多いので、こちらが「明視域」を限定していく「質問」が必要となってくるわけです。そこで、お客さんが安心して「この人に話していいんだ」と思ってもらえる空気づくりがとても大切なんです。「そんなのコミュ力高いやつがやればいいじゃん、自分は自分のペースでやらせてくれよ」「完全矯正値ぐらいを入れといたら良いんじゃないの?」という方には、この動画はなんの意味もないので、ここで動画を閉じてください。僕自身は、プライベートで人と接するのは極力避けたいタイプですが、仕事の時は心理学を使いコミュニケーションをうまく取る「もう一人の自分」がいます。心理学の技術を使えば、自分の性格がどうであろうとコミュニケーション能力を高めることができるからなんですよね。ですので、自分の性格などは置いておいて、いかにプロとして演じられるか?ということになるんです。「演じるだなんてサイテーだ!!」「本当の自分で接客しろよ!」という人はいないと思いますけど、あくまで自分という性格に「演じる」をプラスするような感覚ですね。心理学でペーシングとは、話す速度、声の大きさや高低、相槌やうなずきの頻
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遠近両用と中近両用の提案をどのタイミングで切り替えるのか?を解説します

まず、遠近両用と中近両用の基本的な特徴をおさらいしましょう。遠近両用レンズは、レンズの上の方が遠くを見るための度数、下の方が近くを見るための度数になっています。しかし、レンズの設計上、遠方視野は広いもののパソコンなどの距離から手元にかけて視野が狭くなり、1番近いところはハガキ一枚分くらいの広さになる特徴があります。中近両用レンズは、主に50センチくらいのパソコンの距離から、2、3メートル離れたところまでを見るためのレンズです。中間部分の視野が広い分、遠方視野がほとんど確保されていないので中途半端に遠方を必要とする方には不向きな設計です。では、このレンズ設計の違いを踏まえて、それぞれをどんなタイミングでどんな方に提案すればいいのか?を解説していきます。まず、遠近両用をおすすめする人はこんな感じです。・40代後半から50代前半の人例えば、48歳の営業マンのAさん。外回りなどが多く、最近スマホの文字が見づらくなってきた。・運転する機会が多い人車の運転中は遠くの看板も見たいし、ナビの画面も見たい。・外出が多く、様々な距離を見る必要がある人 例えば、50歳の小学校の先生のBさん。黒板を見たり、生徒の顔を見たり、手元の書類を見たり。遠近両用なら、自然な姿勢で全ての距離を見ることができます。・目線を自然に上下できる人遠近両用は、目線を上下に動かすことで焦点距離を変えるので、初めての遠近が70歳以上の方だとあえておすすめはしない方が無難ですね。続いて中近両用をおすすめする人はこんな感じです。・50代後半以降の人 例えば、58歳のwebデザイナーのCさん。パソコン作業が増えて、遠近両用の視野では
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「完全矯正値だけが正解と思う危険性」

今回のテーマは大きく分けると3つです・眼鏡の慣れ・KBの状態を確認する・慣れやすい度数の目安眼鏡の測定をするときに、完全矯正値をベースにするのか、眼鏡の慣れをベースにするのか?こんな疑問をみなさんはもったことはないですか?基本的に初めのうちは完全矯正値をベースにするよう教えられることが一般的のようですが、この眼鏡測定マスター塾では、完全矯正値と眼鏡の慣れをミックスした理論でお伝えしています。そもそも眼鏡の慣れとは何か?人の体には「慣れ」と言われる能力があり、その変化は若いほど早く慣れやすく、年を重ねるごとに遅くなります。年配の方が時代の変化についていけず思考が固まっている人が多いのはそのためですね。こと眼鏡に関しても同じで、同じ度数に長い期間慣れるほど、新しい度数の変化に慣れる速さは年代によって変わります。イメージは次の通りで、「若い人ほど変化に慣れるのが早くがまん強い」「年配になるほど変化に慣れるのが遅くがまんできない」これを前提とした度数の処方がお客さんにとって精度の高い処方となることが多いです。たまに「この処方は間違いないから信じて慣らしなさい」と高齢者に強制する方もいるようですが、はたしてそれはその人にとって最善の度数なのでしょうか?なぜなら人それぞれ「がまんできるレベルは違う」からです。目的のために多少の痛みをがまんできる人もいれば少しの変化にもがまんできない人がいます。「正しい処方=希望された見え方に近づける」は正論なのですが、その見え方にこの人は慣れる気があるのか?そもそもこの人はその見え方を望んでいるのか?をよく観察する必要があると考えます。また、悪い意味で低矯
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中近両用がわからない人へ 「失敗しない中近両用の処方」

今回の内容は大きく分けて3つです・中近両用の設計とフィッティングポイント・中近両用をおすすめするタイミング・中近両用の処方まず、中近両用の設計とフィッティングポイントですが遠近両用と大きく違うのは、中間部分の視野が遠近の設計と比べて大幅に広いというところです見た目的にはこんな感じで遠近両用の設計を広げてみたイメージになりますそもそも中間部分の見え方を広くする設計なので用途も遠方視野はせまく、数メートルくらいが見える程度の設計です使い方は目線を水平にした部分にパソコンなどの距離にピント調整が入る設計なので基本的には完全矯正値で処方すればOKフィッティングポイントに加入度数のおよそ40%が変化して入るようなイメージですが、これはレンズメーカーによって多少変わりますので考え方としては「加入度数の半分よりちょっと少なめがフィッティングポイントにくるんだな」でOKです。加入度数に0.4をかけるとフィッティングポイントに来るおよその加入度数が出ます例えばこんな感じです加入度数が2.00の場合だと、0.4をかけると0.8なので、加入0.8が遠方度数に入ってくるイメージです遠方度数がS-5.00だとすると                               25% S-4.50 加入0.5040% S−4.20ぐらい 加入0.8050% S-4.00   加入1.0075% S-3.50 加入1.50100% S-3.00 加入2.00度数としては、水平に見た視線の位置くらいにS-4.25くらいの度数が入るの
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「失敗しない初めて眼鏡の度数あわせ」

眼鏡屋に入って、覚えることはたくさんありますが、その中でも特に大切な業務に「眼鏡測定」があります。眼鏡の測定方法はたくさんありますけど、最終的に仮枠で見てもらう作業は同じですので、測定において大切なことを知っておくと、測定の精度とスピードが段違いになってきます。眼鏡測定において大切なことはこちらの・測定数値はあくまで情報・明視域を知る・生活環境をヒアリングして度数を決める・具体的な度数合わせまずはじめに、「測定数値はあくまで情報」ということですが、初めて測定する時は、それぞれの現場で測定するために機械操作を教わると思いますが、大切なのは操作方法ではないことを知ってください。測定をこれから始める方は、「え?機械操作が大切じゃないの?」と思われると思いますが、そのとおりです。そもそも機械で何を測定しているのか?ですが、その方の潜在的な目の状態、いわゆる「近視」とか「遠視」とかがあるのか?を調べて、どれだけ「見る力」があるかを測定しています。つまり、機械で数値化できたとて、その先にある「じゃあどれだけ数値を入れたらいいのか?」とは別問題だからです。機械の操作はそれぞれあると思いますので、それはその現場でのやり方を習得し、その先である「処方の仕方」を学んでいきましょう。次に、「明視域を知る」ですが、眼鏡の測定で大切なことは「明視域」を理解することです。「明視域」といえば、むずかしく考えがちですが、「人が見える遠くから近くの範囲」という認識でOKです。眼鏡の度数はこの「遠くが見える場所」「遠点」から物を近づけてギリギリまで見える場所」「近点」を決めています。こちらの図を見ていただくとわか
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「遠近両用と中近両用の間のレンズとは?」を解説します

眼鏡業界では、大きくわけて遠近、中近、近々などの累進レンズが存在し、用途によって使い分けていくことが「眼精疲労対策」になります。その中でも特に使用頻度、世間への認知が高い「遠近両用」と「中近両用」ですが、今回はその「間」のレンズを紹介します。名前の呼び方は眼鏡屋さんによって違うので、僕はそのまま「遠近と中近の間のレンズ」と呼んでいます。今回はニコンさんの画像を引用させていただいているので名前は「ウォーク」と呼びます。特徴としては、大きくわけてこちら・部分的には遠近と近い見え方・中間手元視野が遠近より広い・日常の大部分で使用しやすいまず・部分的には遠近と近い見え方ですが、遠近両用と比べて遠方視野が少し狭くなりますが、真正面で見る分にはわりとしっかり遠方も見える設計となっています。左右の視線移動を大きく使わない人であれば、日常使いとしては最強のレンズ設計かもしれませんね。ただし、遠用度数が遠近よりも上部に入る設計なので、度数をKBより弱めたり完全矯正値より弱めに入れると見えにくい場合もあるので、 運転は絶対する!と言う方には、運転メインの遠近両用と、それ以外の日常生活用としてかけかえの提案をするといいでしょう。次に・中間手元視野が遠近より広い遠近両用よりも中間から手元の視野が広めになる設計なので、パソコンや手元の資料、スマホなども見やすくなります。中近両用よりも加入度数の変化がゆるやかなイメージですので、遠方度数が視線に多く入ることにより、やや遠方重視の中近みたいな感覚ですね。では、遠近とウォークはどのように考えて提案すれば良いのか?を紹介します。大きく分ければ、・運転も絶対するな
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「眼鏡の度数が合わない」と言われるには理由がある話を解説します

処方交換とは、一度処方した度数が進んだりなじまないといった理由で交換することですがほとんどの理由は「慣れることができずに度数をもとに戻したり度数を前後すること」ですもちろん慣れに関しては人それぞれ度合いが違うので絶対に防げるといったものではありません交換保証が半年から一年ついている眼鏡屋さんも多いかと思いますので交換自体が悪いことではないと思いますとはいえ、眼鏡の利益としてはマイナスになることは間違い無いので「防げるものは防ぎたい」というのが実情だと思います。そこで今回は「防げる処方交換は防ごう」ということがテーマですそもそもなぜ処方交換が起こるのか?考えられることは次の5つの項目です・明視域を定められていない・設計をお互い理解していない・比較ができていない・するべき測定ができていない・相手を見れていないまず・明視域を定められていないですが、問診の時にこの明視域を定められていないと確実に処方交換は起きます少しの誤差は目の「調節力」を使ってピント調整できるのでなんとかなりますが、これは年齢が高齢になるほど範囲は狭くなっていきます例えば若い方なら10センチくらいの距離的誤差があったとしてもピント調整できますが、年配の方や眼内レンズを入れた方だと数センチの誤差も「見えにくい」と感じますなので、できるだけ明視域を主訴に合わせることが大切となってきますしかし、この明視域は勉強用の問題集では決まっていますが、実際のお客さんは漠然と「見えにくい」という表現になるので、これをどれだけ深掘りする問診ができるか?がポイントです例えば「遠く」や「近く」の感じ方は人によってさまざまで、3メートルくらい
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「初級編」乱視処方の考え方を解説

視力測定初心者でもベテランでもお客さんに、これを聞かなければ測定が始まらない「質問」が最低3つありますそれは、「今の眼鏡の見え具合、今の眼鏡の使用年数、新しい眼鏡でどこを見たいか」です。眼鏡をかけるのが初めての人には「裸眼で見ていて、どこを見る時に困るか」でOK。なぜそれを聞かなければいけないかというと、眼鏡は今まで使用した年数によって見え具合が記憶され、新しい度数に変化があるほど違和感を感じます。若ければ変化に慣れやすく耐えられますが、歳を重ねるごとに慣れることを拒絶します。イメージとしてはこんな感じですこのような人間の特性を理解した上で眼鏡の度数を考えていくことで、お客さんにとって精度の高い処方度数となるのです。乱視の処方を失敗しにくくするために・乱視の種類を知る・3つの法則を知る・近視と乱視が入った場合の処方目安 こちらを解説していきます測定初心者が近視処方と同じく初期に体験するであろう「乱視」の処方ですが、近視と乱視が入るだけで何だかむずかしく感じますよね?安心してください。乱視は次に紹介する法則を知っているだけで難易度が圧倒的に激減します。まず乱視の種類は大きく分けてこちらの3つ直乱視(180度方向)タテに物が重なって見える倒乱視(90度方向)ヨコに物が重なって見える斜乱視(45度、135度方向)ナナメに物が重なって見える目を細めて見える人は直乱視の場合が多いことを覚えておくと次に紹介する法則が理解しやすくなります。⬇️乱視の法則は次の3つです・180度方向なら3分の1以下を目安に入れる。・90度方向なら2分の1以下を目安に入れる。・斜乱視なら3分の1以下を目安に入れ
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眼鏡測定初心者が 実践前に知るべき知識7選

眼鏡測定初心者が実践前に知るべき知識7選ということで、大枠はこんな感じです・明視域・調節力・レンズの設計・処方度数の目安・完全矯正と慣れ・問診・クロージング測定初心者の方からしたら言葉の意味すらわかんねーよ!と思うかもですがとても大切なことなので一つずつ覚えていきましょう。「眼鏡の測定を教わる」と聞くと、だいたいがフォロプターなどの機械を使った「完全矯正値の出し方」を教わると思いますが、この眼鏡測定マスター塾ではそんなことはわざわざ言いません。機械の使い方はそれぞれ違いますし、それは、それぞれの現場で方法を学んでもらえればと思います。「完全矯正値を出す方法」よりも「お客さんが求める見え方」を出せる方法を知ることの方が、もっと大切だからです。眼鏡測定の本質を知り、少しずつ実践で確信を得ていきましょう。それではまず・明視域についてですが、簡単に言えば、眼鏡の度数とは、どこまで遠くが楽に見えて、どこまで近くが楽に見えるか?という範囲を決めています。この見える範囲のことを「明視域」と言って、その範囲を 遠点とか近点と呼ばれています。よく「おれ視力1.2だぜ、すげぇだろ?」とか言われていますが、それはただ遠点にピントが合っている状態で、近点を見るときは疲れやすい目の状態になっています。例えば、学校などでA判定とかB判定とか分類されるので、Aが良いみたいな風に聞こえますが、実はB判定くらいの方が「目には優しい状態」なんですよね。次に紹介する「調節力」と合わせて解説していきますね。・調節力とは、「自分の目の力」いわゆる「目を凝らせば見えやすくなる力」のことで、この力を僕はゲームなどで使われる
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「ミスらない近々両用の 鉄板加入はどれ?」を解説します

近々両用は10年以上前から存在するにも関わらず、世間での認知は「遠近両用」に遠く及ばない印象があります。その原因の一つとして、「処方する僕たちの理解」が少ないところもあると考えられますね。例えば「そもそもテストレンズが置いていない」「テストレンズの加入度数が1つしかない」「よくわからないから、とりあえず遠近でいいだろうという考え」などなどが挙げられますテストレンズがなければ体験できないのでどうしようもないですけど、無いなりに知識があればなんとかすることはできます。まずは近々両用の特徴や加入による違いを確認していきましょう。近々両用は老眼鏡の度数に逆加入と呼ばれる度数をレンズ上部に入れることで、少し先の距離も見えるようにする設計です。逆加入度数は−1.00 -1.50 -2.00が一般的で度数が強くなるほど遠方の距離が見えやすくなるメリットがある反面、左右の視野が狭くなるデメリットがあります。見える視野のイメージは遠近両用を逆さまにした感じで手元が広く、遠方になるほど狭くなっていきます。遠近両用は手元の視野がおまけくらいなのに対して、近々両用は遠方の視野がおまけになる感じですね。比率としては手元8割遠方2割みたいなイメージです。奥行きの見え方は加入度数で調整していきます。では、どのように近々両用の処方をするか?を解説します。まず近方度数を確定するために、「1番近い距離でどこまで見たいか?」を問診で確認し、近方度数を決めます。例えばS−6.00の60歳くらいの方をモデルにしてみます。この方は普段遠近両用と中近両用を併用しながらデスクワークをしていて、いずれも完全矯正値に加入度数が2
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老視処方の考え方「初級から中級編」を解説します

測定をはじめて間もないころは手持ちの武器となる知識が不足しているので、処方の選択肢がせまくて苦労しますよね?僕も測定し始めた頃は、近視の測定くらいしか教えてもらってない状態で、まずは対人測定に慣れるためにやらされていた気がします。今思えば、圧倒的に知識が不足していたので「とりあえず完全矯正値いれとけ」と言った残念な処方になっていたと思います。簡単な測定に慣れてくると眼鏡処方の流れというか全体像がなんとなく見えてくると思いますが、
同じく「壁」にもぶつかると思います。自分の処方度数は合っているのか?とか、提案した設計は最適だったのか?とかですね。自分が処方した度数に「なじめない」と返ってくることがポツポツ出だしたり、
なぜこの人になじまなかったのだろう?と考えるはずです。多くの人はここで「まぁたまたま合わなかっただけだな」で終わらせてしまい、
何年も同じ間違いを繰り返して行きます。実はこれ、たまたま合わなかったわけではないんですよね。どういうことかと言うと、眼鏡の測定を教えられる時、ほとんどがそもそも本質的ではなく、座学をベースに教えられるので、「測定数値イコール正解」だと勘違いしてしまうんです。本当は、・お客さんの主訴を聞く方法・測定数値とKBの比較・眼鏡の慣れを考慮した処方この流れを補足するために完全矯正値を出す手順や明視域などの座学があるので、ここは勘違いしないようにしましょう。眼鏡処方の基礎であり奥義は、
「今の眼鏡の何に不満があり今回はどうしたいのか?」を深く聞き出し明確にしていきます。その上で
「眼鏡で出来ることと出来ないこと」を説明して「理解」して使用してもらえるか
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眼鏡測定で初心者からベテランまで聞きたい質問15選

今回は眼鏡測定に関してよく聞かれる質問を15個、箇条書きでまとめてみました。1. レッドグリーンやクロスシリンダーテストの切り上げタイミング2. 乱視の軸度をどこまで変えて大丈夫か?3. 遠近両用と中近両用の提案を切り替えるタイミング4. 加入度数を決める際の考え方5. 瞳孔間距離が測定値とKBの差がある場合の対処法6. 強度近視の度数を変化させる適切な範囲7. 不同視の度数合わせで気をつけるポイント8. 初めて累進レンズを使う方への鉄板説明9. 測定の必殺クロージング 10. 「前の眼鏡の方が見やすかった」と言われた時の対応11. KBと新しい測定結果に大きな差がある場合の処方決定方法12. 下方視が苦手な方への処方13. 遠視の便利処方14. 近々両用の処方ポイント15. 乱視軸が左右で大きく異なる場合の処方決定方法それではサクサク解説していきます。1. レッドグリーンやクロスシリンダーテストの切り上げタイミングよくひたすら赤、赤、赤とか2.2.2みたいに同じ回答ばかりなる場合がありますが、そんなときは3回目に同じ回答になった場合は次の測定に移ります。同じ回答が続きすぎる場合は、正しく測定の意図が伝わっていないか、目の異常が考えられるからです。例えばレッドグリーンの説明をするときに、赤か緑のどちらがハッキリ見えますか?と言いがちですが、僕の場合は、「赤と緑の色は同じくらいの濃さに見えますか?どちらかが濃く見えますか?」と質問し、「ではこれで同じくらいに見えますか?」という感じで進めていってます。2. 乱視の軸度をどこまで変えても大丈夫か?基本的に慣れられそうならKBから15
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