255.当てはまったら要注意!「歯周病」になりやすい人に共通する5つの特徴
・当てはまったら要注意!「歯周病」になりやすい人に共通する5つの特徴
進行すると、大事な歯を失うことにもつながりかねない「歯周病」。さまざまな要因によって引き起こされることが知られていますが、歯周病になりやすい人がいる一方で、なりにくい人もいます。この両者にはどのような違いがあるのでしょうか。逗子メディスタイルクリニック(神奈川県逗子市)の歯科医師・徳永淳二さんに聞きました。
歯周病リスクは「遺伝」する
Q.まず、「歯周病」について教えてください。
徳永さん「歯周病の原因は『歯周病菌』です。基本的に、口の中に歯周病菌がいなければ歯周病にはなりませんし、全身に歯周病菌が回っていくこともありません。その歯周病菌に、口の中で感染したときにどうなるのか、気になりますよね。
感染後、すぐに『痛い』『腫れる』といった症状は出ず、静かに少しずつ進行していきます。『歯茎から血が出る』『歯が揺れていてかめない』などの症状が出てきた頃には、重度の歯周病になっていることが多く、歯周病菌は全身に回っていて、糖尿病や動脈硬化、認知症などのリスクとなっています。これが歯周病の怖さです」
Q.歯周病に「なりやすい人」にみられる特徴はありますか。
徳永さん「基本的なことですが、『歯をしっかりと磨いている』『定期的なクリーニングに通っている』人が、歯周病になりにくいというデータがあります。それでも年齢を重ねると、免疫力の低下などもあり、歯周病のリスクは上がります。また、ホルモンの関係で、男性より女性の方が、リスクが高いようです。その他、リスクになり得る特徴を持つ人は次の通りです。
・たばこ(加熱式たばこを含む
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