「歯周病」と「低体重児早産」の関係

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「歯周病」と「低体重児早産」の関係

「歯周病」局所で産生される炎症性サイトカインやプロスタグランジンが、子宮内に移行し、胎盤膜の炎症、子宮頸部拡張および子宮の収縮を引き起こし、「低体重児早産」に関与します。

「低体重児早産」とは、妊娠22週から37週未満で出生体重が2500g未満で生まれた赤ちゃんです

サイトカインとは、 生体を構成している細胞が分泌するタンパクで、 自身、 周囲の細胞に増殖・分化等を調節するシグナルを伝えています。 

プロスタグランジンとは、アラキドン酸に由来する脂質代謝産物で、炎症性メディエーターとしての活性を含め、多様な組織に作用を及ぼします。

妊娠期における口腔内のケアは、母親自身の「歯周病」予防のみならず、「低体重児早産」も予防し、健康な子供を出産するためにも大事ですね。

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