なぜ、声は嘘をつけないのか。30年「響き」を視続けて辿り着いた真実。
【言葉は飾れても、声は飾れない】私たちは日々、言葉を選び、表情を作り、自分を繕って生きています。「大丈夫です」「頑張ります」口ではそう言えても、その瞬間に発せられた**「声」**だけは、あなたの心の奥底にある真実を世界に放っています。ボイストレーナーとして30年。そして、かつて僧侶から「朱視子(しゅみこ)」の名を授かった私は、その「嘘のつけない響き」をずっと視続けてきました。【声は、全身を巡るエネルギーの結果】声は、喉だけで作られるものではありません。大地を踏みしめる「足の裏」感情を司る「横隔膜」過去の記憶を蓄える「背骨」そして、今この瞬間の思考が通る「鼻腔」全身という楽器が、今のあなたの「すべて」を共鳴させて外に放つのが「声」です。どこかに無理があれば、声は硬くなります。どこかに迷いがあれば、声は震えます。どこかに諦めがあれば、声は輝きを失います。どんなに技術で取り繕っても、細胞ひとつひとつの震えまでは誤魔化せません。だから、声は嘘をつかないのです。【私が3年間、声を失って気づいたこと】偉そうなことを言っている私ですが、かつて父を亡くしたショックで、3年間もの間、声を失いました。プロとして、技術的には「出せるはず」なのに、魂がそれを拒否していました。その時、私は身をもって知ったのです。声とは、自分自身の「命の状態」そのものなのだと。最近ニュースになっている菊池風磨さんや、EXILEのATSUSHIさんのように、第一線で戦う方々が喉を痛めるのも、決して技術の不足ではありません。魂と肉体のバランスが、声という形で「休んで」と叫んでいるのです。【あなたの「本当の響き」を取り戻すため
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