あなたは「強くなりたい」と思ったことはありますか?
「辛いことや悲しいことがあっても、強ければ耐えられるはず。」
と思うことがあったり、
「両親に怒られても、自分が強ければ耐えられる」
「上司に怒鳴られても、強くなれればへこたれずに済む」
「新しいことに挑戦して、失敗しても、強ければ乗り越えられる」
そう教えられてきた、という方もいるかもしれません。
でも、本当に強ければOK!・・・なのでしょうか??
実は、「強さ」よりももっと大切なことがあります。
それは「しなやかさ」です。
確かに「強さ」があなたを助けることもあるかもしれません。
でも、「強さ」ばかりを重要視することは、あなたを疲れさせてしまい、ストレスが溜まる原因になります。
なぜかというと、感情や、心は揺れるものだからです。
毎日、様々なことを感じて、気持ちそして心は揺れています。
揺れて当然なのです。
それなのに、どんな時も「強さ」や「強くいる」と強いるということは、「揺れることを許さない」ということになりますね。
これでは、とても苦しくなるに決まっています。
だからこそ、「強さ」よりも、心が揺れても元の位置に戻ることができる、「しなやかさ」が大切なのです。
では・・・
・穏やかな状態をニュートラルな状態、ゼロ
・不快な気持ちの数値を【-】
・快を感じられた時の数値は【+】
と気持ちを数値で測れる”気持ちの物差し”をイメージしながら、気持ちの揺れを測ってみることにしましょう。
まず、気持ちがとても穏やかな状態をニュートラルな状態、ゼロの状態としましょう。
どこになんらかの出来事があると気持ちが揺れます。
気持ちの揺れのレベルは出来事によって違うでしょう。
不快を感じたときの数値はマイナス、としましょう。
-1~-10とか、それ以上になることもあるかもしれません。
快を感じられた時の数値はプラス、としましょう。
+1~+100、それ以上になることもあるかもしれませんね。
今のあなたは「まぁまぁ気分が良いな」という状態です。
気持ちの物差しでは【+3】の位置にいるとしましょう。
その状態から、
怒られて辛い気持ちになったり、
怒鳴られて泣きたくなったり、
失敗して投げ出したい気持ちになったり。
不快を感じる出来事があったとします。
そして、気持ちの物差し上の【-5】の位置まで気持ちが揺れたとします。
その時、もし「強くいる」ことにこだわってしまったら、あなたが感じた「辛さ」「悲しさ」「苦しさ」を無視したり、感じなかったフリをする必要がでてきます。
感じたことを無視したり、感じなかったフリをすると、気持ちは【-5】にとどまったままになってしまいます。
つまり、不快な状態が続いてしまうということです。
心が揺れるような出来事があったときに本当に必要なのは、「強さ」ではなく、自分が感じていること、自分の気持ちをしっかりと見つめて、向き合い、癒すことです。
そして、気持ちの物差し上の【-】の数値にいるときに、いかに【ゼロ、ニュートラル】の状態に戻していくことが出来るか、です。
その時に必要になるのが「しなやかさ」なのです。
心が揺れても、自分で自分の気持ちの揺れをニュートラルな状態、ゼロに戻せるしなやかさがあれば、そのあと、さらに気持ちを【+】へと近づけていくこともできるようになるのです。
「私は、心が揺れても元に戻る力がある。」
そう思えるようになることは絶対にあなたの強みになります。
毎日、どんな時でも、「強く」いなくていい。
弱音を吐く日があってもいい。
泣きたい日に泣いてもいい。
なぜなら、私はニュートラルに戻れる「しなやかさ」があるから。
「しなやかさ」があると、毎日の生活、仕事、人間関係、さらにはあなたの人生にもプラスになることに間違いありません。
「しなやかさ」を手に入れていくために、まず初めに大切なことは、自分の気持ちが揺れたときに気づくこと。
次に、その気持ちを自分で癒せるようになることです。
自分の気持ち、感じたことを大切にしながら、人生にプラスになる「しなやかさ」を手に入れていきたいですね^^