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ブリーダーやペットショップに対する規制の現状

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。 前回の悪質動物愛護団体に対する規制に続いて、今回は悪質ペットショップ等に対する規制について述べたいと思います。 前回のブログでも説明しましたが、ペットブリーダーやペットショップを開業するには、所轄行政機関に書類を提出し、「第一種動物取扱業」の「登録」を受けることが必要とされています。 悪質ブリーダーや悪質ペットショップを排除するためには、ヨーロッパ諸国と同じく、「登録」よりも厳しい「許可制」にすべきと考えますが、現状の登録制度の問題点を考えてみます。 第一種動物取扱業の登録の有効期間は5年間となっています。登録を5年ごとに更新するという形態です。いったん登録を受けると、近隣住民からの通報などがない限り、次回更新時まで、自治体の担当者が業者の施設を訪ねることはありません。自動車運転免許でさえ、優良運転者は別として、3年ごとに教習を受けて免許更新する必要があります。それに対して、動物の命を扱う仕事に関わる登録の更新期間が5年というのは、そもそも規定が甘すぎるといえます。 登録の更新期間を5年のまま維持する場合でも、例えば1年に1回は行政による立ち入り調査を行ない、動物が適切な環境で飼養されているかを確認すべきと考えます。そのようにすれば、悪質業者をかなり排除できるはずです。 また、悪徳ブリーダーを摘発するには、近隣住民の厳しい目も大きな役割を果たします。近くにブリーダーが住んでいて、動物の繁殖を行なっている場合には、日頃から厳しい目でチェックをし、問題があれば自治体に直ちに通報し、行政による立ち入り検査を促すことをお願いします。
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フランスで生体販売禁止へ

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。2024年1月から、フランスではペットショップでの犬・猫の生体販売が禁止されます。 ただし、犬・猫を除く動物については、引き続きペットショップでの販売が可能ですが、衝動買い防止のため、通りに面した窓際にケージを置いたりして、通行人に動物の姿を見せるような生体販売は禁止されます。 日本のペットショップでは、売上を上げるために「抱っこさせたら勝ち」という商法がまかり通っています。展示されているペットを抱っこさせて、衝動買いに繋げる手法です。 フランスでも、ペットを売るための手法は日本と変わらないものと思われ、それゆえに衝動買い防止のための措置が採られることになったようです。 日本でも、ペットを捨てる心ない飼主が後を絶ちませんが、フランスでも毎年10万匹の犬・猫が捨てられているようです。 犬・猫の生体販売禁止の背景には、衝動買い防止により、無責任な飼主によるペット遺棄を減らすという狙いがあるようです。 日本でも、犬・猫の生体販売禁止に早急に踏み切るべきと考えます。 衝動買いを防止することはもちろん、ペットショップで売れ残った犬・猫たちの運命を思うと、生体販売は禁止すべきです。 一部の良心的なペットショップでは、売れ残った犬・猫の里親探しに尽力し、飼主が見つかるまで責任を持って業務を行なっているショップもあります。 しかし、売れ残った犬・猫のうち、里親や動物保護団体によって引き取られなかったペットは、「ペット引き取り屋」に引き取られ、劣悪な環境下で事実上 見殺し状態で飼育されることになります。 ブリーダーによるペットの大量生産⇒ペットショッ
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悪質ペットショップの実態

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。 現在でも悪質ブリーダーや悪質ペットショップが存在するため、河原や山林に大量の犬猫の死体が遺棄されるなどのニュースが報じられることがあります。しかし、動物愛護法が改正されるごとに悪質業者は排除される流れにあるため、今後、悪質業者が生き残る余地は確実に小さくなっていくと思われます。 ところで、悪質ペットショップの実態とはどのようなものか。前回のブログでも引用しましたが、精力的な取材によりペット流通の闇を暴き出した太田匡彦(おおた まさひこ)氏の著書から引用しておきます。以下、引用。 「男性が研修生として働いたのは、都内の雑居ビル1階に入居している大型店舗だった。店員は5、6人。常に20、30匹の子犬が販売されているほか、ペットフードなどのペット用品もよく売れる店舗だったという。 研修が始まって3、4日目のことだった。開店前の店の片隅で店長が、生後約6カ月のビーグルの子犬を、生きたままポリ袋に入れているのを目撃した。そして男性にこう指示したという。 《このコはもう売れないから、そこの冷蔵庫に入れておいて。死んだら、明日のゴミと一緒に出すから》 店長が指さす先に、普段はペットフードなどが入っている大型冷蔵庫があった。男性が難色を示すと、店長は淡々と説明しだした。 《(生後)半年も経ったらもうアウトだ。えさ代はかかるし、新しい子犬を入れられるはずのスペースがもったいない。ペットショップというのは、絶えず新しい子犬がいるから活気があって、お客さんが来てくれる。これができないなら、ペットショップなんてできない。仕事だと思って、やるんだ》 ショッ
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パピーミルとは

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。以前のブログで、フランスで、2024年1月からペットショップでの犬・猫の生体販売が禁止されることを紹介しました。 アメリカのニューヨーク州でも、2024年12月からペットショップで犬・猫やウサギの生体販売が禁止されることが決定しています。 アメリカではニューヨーク州に先立ち、すでに、カリフォルニア州やメリーランド州・イリノイ州などで犬・猫の生体販売禁止措置が施行されています。 ヨーロッパやアメリカでは、犬や猫を「ペットショップで売らない・買わない」という流れが主流となりつつあります。 この流れは、子犬や子猫を乱繁殖させる「パピーミル」とペットショップとの流通経路を遮断することを意味します。 「パピーミル」とは「子犬工場」「子猫工場」のことで、犬や猫などの動物を大量生産・大量繁殖させる工場のようなビジネスのことです。 日本でも、劣悪な環境で子犬・子猫を大量繁殖させている悪質ブリーダーがしばしば摘発されていますが、その繁殖場のことをパピーミルといいます。 犬・猫を愛する良心的なブリーダーがいる一方で、反社勢力を中心とする悪質ブリーダーが後を絶たないのが実情です。 現状、ペット流通経路の大きな流れは次のとおりです。 ①パピーミルでの子犬・子猫の大量繁殖 ⇒ ②ペットオークションでの競り売り ⇒ ③ペットショップでの販売 ⇒ ④売れ残ったペットは「ペット引き取り屋」へ(つまり、事実上の殺処分) 「ペットショップで売らない・買わない」ということは、②の「ペットオークションでの競り売り」を成立しなくすることを意味します。 引いては、①の「パピー
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登録制ではなく許可制を

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。現在、ペットショップやブリーダーを開業するためには、第一種動物取扱業の「登録」をするだけで済みます。 登録に際して一応の審査は行われますが、極めて甘い審査になっていて、事実上、誰でもペット業界に参入できる状態です。 このような状態であるために、反社会的勢力が金儲けを目的にブリーダー等になっているケースが多く、悪質業者が絶えないのが現状です。 ペット小売業者による動物遺棄や、悪質ブリーダーによる動物虐待が後を絶たない問題の背景には、第一種動物取扱業が「登録制」であることがあります。悪質ブリーダーや悪質ペットショップは、金儲けのことしか眼中になく、動物の命や幸せのことなど何も考えていません。 このような悪質な連中を、ペット業界から排除する必要があります。令和元年の動物愛護法の改正によっても登録制が維持され、残念ながら許可制への改正は実現しませんでした。 動物愛護法は5年に1度改正されることになっています。 動物たちの悲劇を食い止めるためには、動物愛護法を改正して、第一種動物取扱業を「登録制」などという甘い制度ではなく、「許可制」にすることが不可欠といえます。 なお、自動車運転免許は、人の命にも関わることですから「免許制」が採用されています。 ペット業界も動物の命を扱う業界であることを考えるなら、「許可制」よりも更に厳しい「免許制」を採用すべきともいえるでしょう。
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悪質ペットショップの実態

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。今回のブログでは、悪質ペットショップの実態について紹介します。 ■ペット業界に巣食う悪質業者 ペット業界には、悪質なブリーダーやペットショップが存在しており、河原や山林に大量の犬猫の死体が遺棄されるといったニュースが報じられることがあります。 近年、動物愛護法の改正により、こうした悪質業者の排除が進んでいます。 今後は、悪質業者が生き残る余地は確実に小さくなると考えられます。 ■ 悪質ペットショップの実例 では、実際にどのような悪質な実態があるのか。 以前のブログでも紹介した、太田匡彦(おおた まさひこ)氏の著書『犬を殺すのは誰か ペット流通の闇』p.24~25(朝日文庫)から引用します。 (以下引用)。「男性が研修生として働いたのは、都内の雑居ビル1階に入居している大型店舗だった。 店員は5、6人。常に20、30匹の子犬が販売されており、ペットフードなどもよく売れる店舗だったという。 研修が始まって3、4日目のこと。開店前の店の片隅で店長が、生後約6カ月のビーグルの子犬を、生きたままポリ袋に入れているのを目撃。 そして男性にこう指示した。 『このコはもう売れないから、そこの冷蔵庫に入れておいて。死んだら、明日のゴミと一緒に出すから』 店長が指さすのは、普段はペットフードが入っている大型冷蔵庫。 男性が戸惑うと、店長は淡々と説明した。 『(生後)半年も経ったらもうアウト。えさ代がかかるし、新しい子犬のスペースがもったいない。 ペットショップは常に新しい子犬がいるから活気が出る。これができないならやっていけない。 仕事だと思って、やる
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