[Excel]曜日に応じて背景色を変更させる方法

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こんにちは。かづきchanです。

今回は『条件付き書式』で、スケジュール表などの”曜日”に応じた背景色を表示させる方法を紹介したいと思います。
この記事は、基本的に「土」「日」の背景色を変える方法となります。

※その他スケジュール作成関連は、下記の記事にまとめています。

■曜日が「テキスト」データで書かれている場合

セル内に「土」や「日」などの文字がそのまま書かれている場合や、TEXT関数で「土」などの文字を表示している場合は、下記の方法をお試しください。

【手順】
1. 条件付き書式を設定したい「曜日」部分をすべて選択する。
曜日部分を選択.jpg

2. 上部メニュー「ホーム」にある、「条件付き書式」をクリックする。
3. 「新しいルール」をクリックして選択する。
新しいルール.jpg

4. ルールの種類の「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択する。
5. ルールの内容の左から「セルの値」「次の値に等しい」を選択する。
6. ルールの内容の一番右には、背景色を変えたい曜日の文字を入力する。
7. プレビューの右側にある[書式(F)...]ボタンを押す。
新しい書式ルール.jpg
8. セルの書式設定画面が表示されるので、「背景色(C):」の項目で背景色にしたい色をクリックして選択する。
※[その他の色]ボタンから、ここに表示されていない他の色も選べます。
9. [OK]ボタンを押す。
色を選択.jpg
10. 「新しい書式ルール」画面のプレビューに、選んだ色が反映されていることを確認し、[OK]ボタンを押す。
内容確認.jpg

~おわり~

曜日の背景色反映後.jpg

上記画像のように表示されていればOKです。
「日」など、他の曜日も必要に応じて新規でまた登録してください。

■曜日が「日付」データで書かれている場合

曜日が日付データの場合1.jpg
↑この画像の”B2”セルのように、曜日が表示されているものの、数式バーを見てみると「日付」データ(2021/5/1)が入っている場合や、
曜日が日付データの場合2.jpg
↑この画像の”C2”セルのように、他のセル(画像ではC1セル)を参照していて、参照元のセルに「日付」データ(2021/5/1)が入っている場合があります。

これらの場合は、下記の方法をお試しください。
※ここまでの内容と被る部分の画像は省略しています。

【手順】
1. 条件付き書式を設定したい「曜日」部分をすべて選択する。
2. 上部メニュー「ホーム」にある、「条件付き書式」をクリックする。
3. 「新しいルール」をクリックして選択する。
4. ルールの種類「数式を指定して、書式設定するセルを決定」を選択する。
5. ルールの内容の入力欄に、下記どちらかの数式を入力する。
※この入力欄で関数を使う場合、通常のセルとは違い、どういう内容を入力すればいいか等のガイドは表示されませんのでご注意ください。
※下記の関数は、一番左の”=”から入力してください。

◇WEEKDAY関数で指定する場合(日曜日を登録)

=WEEKDAY(B$2)=1

※”B$2”の部分には、設定したい日付の一番左のセル番地を入力します。
※最後の数字は、設定したい曜日によって変わります。
日曜:1、月曜:2、火曜:3、水曜:4、木曜:5、金曜6、土曜:7

◇TEXT関数で指定する場合(日曜日を登録)

=TEXT(B$2,"aaa")="日"

※”B$2”の部分には、設定したい日付の一番左のセル番地を入力します。
※最後の文字は、設定したい曜日に応じて、日・月・火・水・木・金・土のいずれかを、"(半角ダブルクォーテーション)でくくって入力します。
日曜用の数式.jpg


6. プレビューの右側にある[書式(F)...]ボタンを押す。
7. セルの書式設定画面が表示されるので、「背景色(C):」の項目で背景色にしたい色をクリックして選択する。
※[その他の色]ボタンから、ここに表示されていない他の色も選べます。
8. [OK]ボタンを押す。
9. 「新しい書式ルール」画面のプレビューに、選んだ色が反映されていることを確認し、[OK]ボタンを押す。
~おわり~

■書式ルールの確認&適用範囲の変更

登録した書式設定は、 「ホーム」の「条件付き書式」ボタン後の『ルールの管理』で、一覧として確認&変更ができます。
書式ルールの管理画面.jpg
ここまでの内容では、一番初めに適用範囲(色を付ける範囲)を”曜日”の場所だけで設定しました。
ですが、この管理画面の「適用先」の範囲を変更することで、色を付ける範囲を”スケジュール表全体”に変えることも出来ます。

◆曜日部分のみを範囲にした場合
曜日部分のみのイメージ.jpg
※この場合、適用先は「=$B$4:$AF$4」としています。

◆スケジュール全体を範囲にした場合
列全体のイメージ.jpg
※この場合、適用先は「=$B$3:$AF$9」としています

■あとがき

今回は、条件付き書式を使って、曜日に応じて背景色を自動で変更させる方法について紹介いたしました。
イメージ通りの背景変更設定ができましたでしょうか?
ブログに書いている内容への感想やご質問等ありましたら、お気軽にメッセージをいただければ幸いです。

※その他スケジュール作成関連やり方は、下記の記事にまとめています。

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