栄養よりも”教養”がその人を作る
記事
学び
コンテンツの匠です。
オックスフォード大学の研究で、
「2030年、未来に求められる重要なスキル」
が公表されています。
1位:戦略的学習能力
2位:心理学
3位:社会的洞察力
4位:社会学・人類学
etc…
私の率直な意見としては、
✔ 戦略的学習能力って何なの?
✔ えっ!?何のスキルなの?
✔ 何か、難しそうなスキルだな…
こんな感じです。
確かに、頭の偉い大学の研究チームが
発表したスキルなので、
これからを生きていく上で、
重要なスキルなのでしょう。
が、
「何のためにスキルを学ぶのか」
の方が、
もっと大切だったりします。
===============
そもそも、なぜ、
スキルを磨く必要があるのか?
===============
それは、
生きていく上で”問題”に直面した時、
その壁をぶっ壊すため。
そして、
その自分の課題を見つめ直す上で
必要なのが「教養」。
なぜ教養が必要なのかというと、
問題を考える時には、
「世界観」が必要だから。
✔ この世界が、
自分にとってどんな場所なのか。
✔ 自分と「この世」は、
どんな関係があるのか。
世界観がなければ、
それらを見極められません。
だからこそ、
情報を選別し教養を養っていく。
この考え方、そのものが、
スキルみたいなものです。
で、ここで、誤解してはいけない
ポイントがあります。
それが、
============
「情報」と「知識」と
「知恵」と「教養」は、
まったく別物。
============
この要素。
==============
世の中にある情報の
99%はなくても良いもの。
==============
こんな話を、あなたも、
一度は聞いたことありませんか?
自分にとって必要な情報は、
せいぜい1%程度ぐらいでしょう。
この1%が、あなたにとっての
「知識」となるわけです。
この知識を
自分の問題に組み込み、
使えた時に「知恵」となります。
ただ、
世界観が持てないと、
氾濫している情報から、
1%の知識を取り出すことが
できません。
つまり、
「情報・知識・知恵・世界観」は
”らせん階段”のようにつながり、
グルグル回りながら
登っていくイメージです。
職人と呼ばれる人たちは、
彼らなりの「世界観」が必ず存在します。
どうすれば、彼らのように、
世界観や教養をゲットできるのか?
それは「考える」こと。
これしかない!
です。
=============
どうすれば、
熟達した仕事ができるのか。
=============
試行錯誤を繰り返し、
真剣に考えているからこそ、
情報が抽出され、
知識の花が開くのです。
日々の実践の中で知恵となり、
教養や世界観が育まれていくのです。
なので、
私たちも、自分の問題から逃げず、
しっかり困ったり悩んだりするのが大事。
悩みや苦しみを本気で何とかしたい!
心の底からこう思った時、
人は情報の選別をスタートさせます。
そして、
問題を解決しようと
実践を繰り返すうち、
少しずつ情報から世界観への
らせん階段を登り始めます。
もちろん、人によって、
そのスピードは違います。
問題の見極めに失敗すれば、
登るのが滞ることも
あるかもしれません。
でも、
あなたの世界観が、
あなたの人生を創るのです。
何を食べるかで、
あなたの体が作られるのと同じで、
================
どんな知識を吸収していくのか。
================
で、あなたの世界観は、
大きく変わっていくのです。
というわけで、
悩みながらも、
一歩、前に進み続けること。
歩かないと、
世界観には出会えない!
長文、読んで下さり、
本当にありがとうございます。