理由のわからないモヤモヤの正体と解消法

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「なんとなく気持ちが晴れない」
 「特に大きな問題があるわけじゃないのに、心が重い」
電話相談をしていると、こうした“理由の
わからないモヤモヤ”のお話を本当にたくさん聞きます。
実は私自身も、子育てがひと段落した頃に
同じような気持ちを抱えていました。
 母親としての役割を果たしてきたけれど、
「私は母以外に何者なんだろう?」と立ち止まり
不安やモヤモヤに覆われていたのです。

今回は、そんな“モヤモヤの正体”と、
今日からできる解消法についてお伝えします。

モヤモヤの正体は「他人のモノサシ」

私たちが抱えるモヤモヤの多くは、実は
「他人のモノサシ」で自分を測っていることから
生まれています。

・結婚は〇歳までにするべき
・子育てはこうあるべき
・収入や肩書きがあってこそ一人前


こんな「常識」や「社会の基準」に合わせていると、
本当の気持ちが見えなくなります。
 「やりたいこと」より「やらなきゃいけないこと」を
優先してしまい、心がいつもどこか晴れないのです。

人間関係の中で膨らむモヤモヤ〜

モヤモヤの原因は人間関係にもあります。
・家族や配偶者とのすれ違い
・職場での人間関係や評価への不安
・ママ友との距離感


「言えない気持ち」を抱え込むことで、
心の奥に小さな澱(おり)が積もり、
それがやがて漠然とした不安へとつながっていきます。

比較と競争もモヤモヤ〜😶‍🌫️

SNSや周囲を見て
「友達はあんなに楽しそうなのに、私は…」と落ち込んだり、
 「同年代の人はもう成功しているのに」と
焦ったりすることはありませんか?
勝っても次の勝負、負ければ自己否定。
 この繰り返しの中では、心が休まることはありません。
 比べれば比べるほど、モヤモヤは大きくなってしまうのです。

周囲の目も大きな原因

さらに「どう見られるか」を気にしすぎるのも、
モヤモヤの原因になります。
私自身、子育てが終わったあとも、
 「母親なのに」
「もういい歳だから」
「女性が前に出るのは良くないのでは」
 といった思い込みがあったことに
気づきました。

けれども「これは自分ではなく、他人の目を気にした基準だ」
と気づいたとき、少しずつモヤモヤがほどけていったのです。

今日からできる!モヤモヤ解消法

①紙に書き出す
頭の中でグルグルしている考えを紙に書き出すと、
「これは他人のモノサシだな」と気づけることが増えます。

②小さな「やりたい」を優先する
「今日はコーヒーじゃなく紅茶にしよう」
「この服を着たい」
そんな小さな願いを叶えることが、
自分の感覚を取り戻す一歩です。

③比べない・競わない
他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べてみましょう。
 「昨日より少し早く起きられた」
 「今日は一つタスクを片付けられた」
 そんな小さな進歩で十分です。

④自分のモノサシを作る
「私はどうしたい?」「私にとっての幸せは何?」と
問いかけ続けることで、少しずつ自分だけの
基準が見えてきます。

モヤモヤはチャンス

モヤモヤは悪者ではなく
「今の自分は他人のモノサシで生きているよ」
というサインです。
 だからこそ、モヤモヤを感じたときこそ、
自分に立ち返るチャンス。

電話相談でも「話すだけでラクになった」と
言っていただけるのは、言葉にすることで
自分のモノサシに一歩近づけるからだと思っています。


モヤモヤは“悪いもの”ではなく、
自分に戻るためのサイン

モヤモヤに気づいたときは、
「自分に戻るチャンスなんだ」と
受け止めてみてくださいね。


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