恋 4 時間の無駄

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占い
 好きで付き合っていたけど、いつしか心が離れて結婚せず別れることになってしまった。などという経験は非常に多く聞く。いい年若い20代の盛りの時を実らない恋で失って、三十路四十路とくたびれてから婚活クラブで恋なんて言っていたら結婚できないから、結婚は生活と割り切って結婚しなさいとしりをたたかれやっと結婚にこぎつける。でも当然結婚しても愛はどこにもない、愛はどこに行った。まあ金さえあれば生活は成り立つということで婚活は進む。明治や昭和初期までは生活のため結婚していたわけで、爺さんばあさんがお互い愚痴あいながらバカにしあって生きる夫婦も多かった。そんな夫婦もあると割り切ればそれもいい。
 でも愛のある結婚がしたい、「恋 3」の比和の関係で愛し合う関係が欲しいと思ってもなかなか世の中うまくいかないことが多い。
 だから見込みのない恋愛は早めに見切って見込のある恋に移行していくべきだが、その見極めが、期待と自分の欲望で目が曇り何時までも夢を見るようになってしまう。
 相性がいいといわれても、お互い好きあっていても、結婚する気がないと結婚にはならない。この結婚する気というやつがとっても曲者だ。
 アメリカの大学の調査で2年以内に結婚しないカップルはほぼ結婚しないという結果があると見たことがあるが、これは大方正しいけど6年付き合って結婚したなんて話もあるから10代から付き合っていると割とこんな話はある。しかし20代後半になってからは2年という時間は大きい。
 少なくとも恋を結婚に結びつけるには、相性がいいですよ、とか、お互いの気持ちとかにいつまでも浸っていないで現実的に事を進めることが必要になってくる。
 それは何によって見るのか、占いの相性よいを否定しているようで、実は占術の極意というべき鑑定でいびつな性格の絡みを解析することで結婚する気になるかならないか予想することができる。これをどう伝えるかが話法として難しい。
 問題は今恋に夢中になっている二人にこれは実りませんといってあきらめるかどうかだ。だが、ピンカートンを待つ蝶々夫人みたいに待ち続けてばばあになって自害するまで、占いもそうだが常識的に無駄な時間を与えるのは恐ろしいことだ。
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