到達した時にはその先にいる 〜ルートコーチ名言集⑨

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私自身のコーチ、ルートコーチの言葉はいろいろな意味にとることができて含蓄深く、時として難解だ。そんな中にあってこの
「到達した時にはその先にいる」
は比較的ストレートでわかりやすいフレーズと言えるだろう。
目標が実現した時、ふと気がついてみると周りの景色は思っていたよりも先まで開けている、といった感覚だろうか。

何かを実現しようとする時にはまず、どうありたいのか、何がしたいのかをできるだけ具体的にイメージする。イメージができれば、
「イメージできることは実現できる」
のだから、もうできたも同然。
あとはそこに向けたプロセスを淡々と実行するのみ、なのだが…
この「淡々と実行する」が案外容易でないためにコーチングが必要とされライフコーチの出番となるわけだ。
この「淡々と実行する」に向けた流れについては他の多くの話題で触れているのでここでは
「実現できた」
場合のことを考えてみたい。
目標が実現できたということ、そのこと自体は大変好ましいことなのだけれどここに思わぬ落とし穴が潜んでいる、ということが少なくない。

例えば、なりわいとしての「本業」をしっかりこなしつつ副業を始めてコツコツと実績を積んできた人が
「副業の売上が本業を超えたので独立しよう」
と思い、本業を思い切って退職した、というような状況にはコーチングでとてもよく出会う。
本業は
「言われたことをやっているだけで機械の部品のようでおもしろくない」
ので
「自分で売上目標や仕事のペース配分といったこと全てを決めることができる副業にできるだけ早く乗り換えたかった」
のだから、独立できたことは本来とても好ましいことのはずだ。
にもかかわらず、
「完全に自由になった途端に副業の取り組みが全くできなくなってしまった」
というのがこの状況での「あるある」なのだ。
これは一体どうしたことなのだろうか?
「言われたことをやっているだけ」
と思っていた組織の中での役割が実は、
・タスクに設定された納期といった「締切効果」
・上司やリーダーからの仕事の評価、ボーナスや人事上の考課といった権限による「外部強制力」
によってモチベーションに支えられていたわけである。

自分で全てが決められる副業では自分自身で具体的なタスクやルーティーンを設定してその期限や、できた場合できなかった場合のフィードバック手段も考えておかないと、ともすると「全くできない」ということになってしまう。
これは前職からの退職、それに伴う「独立」が達成されたということを考えるといわば「目標達成うつ」のような状態なのだけれど、その中身は
「いやな職場からの退職自体が目標化していた」
のであって、その先で何を実現するのか、という「その先」の具体的なイメージが見えていなかったため、と見る方が実態にあっているのではないだろうか。

ルートコーチの
「到達した時にはその先にいる」
は、そうなのだから
「到達した時にはすでにその先にいるのだから、そこからの景色までをしっかりイメージしておきなさい」
という意味を含んでいる、と考えるのが自然だろう。

目標を立てるということは、単に「そこに行く」場所を決めることではない。
そこに到達した後、自分はどんな問いを持ち、どんな行動を続け、どんな一日を生きているのか――その状態までを含めて思い描くことだ。

「到達した時にはその先にいる」という言葉は、
ゴールの先にある景色を想像せよ、ということを超えてさらに、
その景色の中で「どう在り続けるか」をまず描いておけ、というメッセージなのかもしれない。

さあ、どうするペンギンくん?
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