賃貸住宅の音トラブル!上階の音が響く原因と防音対策とは?~床の遮音性能について~

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幼少期、私はとてもわんぱく小僧で、家で暴れまくってました。

本当に毎日うるさかったと思うのですが、下の階の方が天使のような人で良かった・・。




どーも、Ponchaです('ω')




「上の階の人の生活音が気になる」

「普通に生活しているのに、下の階の人からクレームを言われた・・。」

賃貸住宅で暮らす方なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?




木造や軽量鉄骨造のお部屋なら結構あるあるかと思いますが、

中には鉄筋コンクリート造なのに、ものを落とした音が響いている

なーんてこともあります!

これは、構造上の床の造りが関係しているんです!




ということで今回は、

賃貸住宅の音トラブル!上階の音が響く原因と防音対策とは?~床の遮音性能について~

というテーマでお話をしたいと思います!




かなり専門的なお話も出てきますが、床や壁の遮音等級をしっかり理解し、住んでいるお部屋の等級がどのくらいなのかは、ある程度把握しておいた方が良いです!

音は間隔的なところもあるため、人によってかなり差が出ますが、数値として指標はあるので、参考にしてみてください。

今回はマニアックかつ、長くなってしまったので、

・床の遮音性能

・壁の遮音性能

の2部構成でお話をしたいと思います!



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詳しくはponchablogにどうぞ!





賃貸住宅における音の問題


賃貸住宅(共同住宅)において、騒音トラブルは切っても切れないのが現状。

環境省の「近隣騒音に関する状況調査」でも、近隣騒音に関する苦情の約60%が共同住宅で発生しているとされています。

特にコロナ禍で在宅時間が増加したことにより、騒音トラブルが急増しています。

実際、私も管理をしていた時、コロナショック以降、圧倒的に音に関するクレームが増えたのを覚えていますね・・。




ちなみに、騒音となる原因は以下の通り。

TVやラジオ等の音声メディアによる音漏れ
子どもの走り回る音やペットの鳴き声
深夜の音楽や足音

などなど。

生活するうえでは不可避なものが多いため、なかなか改善できないので実情です。

特に騒音というのは、人によって感覚がことなります。

共同住宅では、隣室や上下階からの生活音が原因で、入居者の約3人に1人が何らかの不満を感じているとの報告があるぐらい、みな感じていることなんですよね・・。




そもそも、なぜこんなに左右隣、上階から音が聞こえてきてしまうのでしょうか?

これは、建物の構造や内装の仕上げが関係しています!

遮音等級の詳細


かなりマニアックなお話になってきますが、建物を建てるうえで

・遮音等級

というのが設けられています。




とはいえ、遮音等級のここまでは、必ず満たすようにしなさい!

という法的縛りはありません。

→この辺が騒音問題になる原因なんですね・・。




ただ、一応分譲マンションでは、管理規約などに床の遮音等級はこのぐらいの基準を満たす材料を使用しなさい。

と記載がされていることが多いです。

賃貸住宅でも、トラブルを回避するため、ある程度遮音等級を満たしている商品を利用していることが多いです。

実際に、床や壁の遮音等級はどんなものがあるのでしょうか?

今回は、床の遮音等級にフォーカスしてお話をしたいと思います!

床の遮音等級


昔は遮音等級はL値にて測定されていましたが、

現在の床の遮音等級は、ΔLL等級(ΔL等級)が基準です。

Δ=デルタ と読みます




床の遮音等級は主に、

・軽量床衝撃音(ΔLL)

・重量床衝撃音(ΔLH)

の2種類があります。

ちなみに、より詳細を知りたい方は、下記の記事も参考にどうぞ!

共同住宅のフローリングって指定がある?~遮音等級、LL45、ΔL等級とは?~

それぞれの特徴を見てみましょう!

軽量床衝撃音(ΔLL等級)


軽量床衝撃音の特徴は、

軽くて高い音、瞬間的な衝撃音(高周波)

となっています!

具体的には下記のとおりです!

スプーンやフォークを床に落とした音
スリッパで歩く音
椅子を引く音
小型犬や猫が走る音

共同住宅の床の遮音等級を知るうえで、メインの指標となる等級になります!

ΔLL等級の基準


実際ΔLLの等級の性能目安はどんな感じなのでしょうか?

表にしてみました!

ΔLL等級(軽量床衝撃音の低減性能)は、数値が大きいほど遮音性能が高いことを示します。

多くの場合が、ΔLL-4以上にはしましょうね!となっています。

ΔLL等級 遮音性能の目安
ΔLL-1 非常に高い遮音性(音がほぼ聞こえない)
ΔLL-2 高い遮音性(気にならないレベル)
ΔLL-3 標準的な遮音性(ある程度聞こえる)
ΔLL-4 低い遮音性(聞こえるが許容範囲)
ΔLL-5 遮音性能がほとんどない(そのまま音が伝わる)
軽量床衝撃音の遮音対策

今見てもらった通り、多少なりとも音の対策は、建築当初から考えられていますが、多くがΔLL-4程度。

なんだかんだで、そのぐらいですと音って聞こえちゃうんですよね。。




では、対策は何かあるのでしょうか?

軽量衝撃音の遮音対策としては、内装材をこだわるのがポイントです!




具体的には下記のとおりです!

床材の選定(クッションフローリング、カーペット、畳などが有効)
二重床構造を採用(フローリングの下にクッション材を設置)
遮音マットを敷く(特に硬いフローリングの場合)




ちなみに、コンクリートのような固い物体というのは、次に出てくる重量床衝撃音には強いのですが、

軽量床衝撃音のような高音域の音は通しやすい傾向があります!

つまり、コンクリートの床だからと言って、椅子を引くこと音を遮れる。

というと必ずしもそういうわけではない!ということを認識しておきましょう!

そのため、マットやラグなどを敷くのが効果的になります!

重量床衝撃音(ΔLH等級)


次に重量床衝撃音を見ていきたいと思います!




重量床衝撃音の特徴としては、

重くて低い音、床全体に響く衝撃音(低周波)

具体的には下記のとおりです。

子どもが飛び跳ねる音
大人がドスンと歩く足音
ソファや家具を動かしたときの音
大きな荷物を床に落とした音
ΔLH等級の基準

ΔLH等級(重量床衝撃音の低減性能)にも、基準となる数値があります!

数値が大きいほど遮音性能が高いことを示します。

ΔLH等級 遮音性能の目安
ΔLH-1 非常に高い遮音性(ほぼ無音)
ΔLH-2 高い遮音性(わずかに聞こえる)
ΔLH-3 標準的な遮音性(やや響くが許容範囲)
ΔLH-4 低い遮音性(振動として伝わることがある)

重量床衝撃音の遮音対策


子供がはしゃいだりする音は、重量床衝撃音に該当してきます。

では、対策としては何をすればよいのでしょうか?




重量床衝撃音の遮音対策としては、構造や建築中の躯体や下地に関する部分がメインになってしまいます。

具体的には下記のとおりです!

スラブ厚を増やす(RC造・SRC造が有利)
二重床・二重天井を採用する
防振ゴムや防音材を床下に設置する
家具の配置を工夫して振動を抑える




重量床衝撃音は、構造体自体に依存してしまうため、コンクリートの床の厚さなどが重要になります。

つまり、一般の方が頑張って対策を練ろうとしても、結構難しんですよね・・。

カーペットなどでも多少効果はありますが、振動といった根本を改善しているわけではないので、効果は薄いです・・。

ただ、何かしら対策しているだけで、軽減はできますので決して無駄ではありません!




ちなみに、二重床が何かについては下記の記事を参考にどうぞ!

2重床(置床)と直貼りの違いと見分け方~床リフォームの施工方法~

軽量床衝撃音(ΔLL) と重量床衝撃音(ΔLH)をまとめると・・。


わかりやすいように、

・軽量床衝撃音

・重量床衝撃音

それぞれの特徴や対策などを簡単にまとめました!
※この辺はぐちゃってしまったので、私のponchablogで見ていただいたほうが分かりやすいです!

特徴 軽量床衝撃音(ΔLL) 重量床衝撃音(ΔLH)
対象音 高音・短い音(椅子の移動、スプーン落下) 低音・振動を伴う音(飛び跳ね、ドスンと歩く音)
遮音方法 床材の工夫(カーペット・クッション材) 構造的な工夫(スラブ厚、二重床)
対策のしやすさ 比較的簡単(マットやカーペット) 難しい(建物自体の性能に依存)
建物への影響 仕上げ材による調整が可能 建築時に設計が必要

床衝撃音の実際の物件での基準


実際の物件での遮音等級の基準はどうなっているのでしょうか?

結構勘違いしている方もいるのですが、遮音等級ΔLL-1のお部屋だったらとても静かで、下階にも響かなくて理想的!

って思うかもしれませんが、一般的に建設されている賃貸・分譲住宅でΔLL-1のお部屋は見たことがありません。

等級を上げようとすると、建築コストが上がってしまうからなんです・・。

基本的には、最低限は守っている程度。

という認識を持っておいた方が良いです!

ちなみに、従来の遮音等級はL等級にて判断しておりました!

多くの分譲マンションの場合は、L45以上、厳しいところでL40以上となっています。

※数値が低いほど、性能が高いです。

参考に表を作成しました!

L等級 遮音性能の目安
L-30 非常に静か
L-40 ほとんど気にならない
L-50 生活音が聞こえる
L-60 明らかに音が聞こえる




従来の等級でL-45を、新しいΔLL等級になおすと、

ΔLL(Ⅰ)-4に相当します。

L-45 → 軽量床衝撃音:小さく聞こえる 重量床衝撃音:意識するほどではない

という感じになります。




ちなみに、超マニアックなお話ですが、

二重床ではなく、床にフローリング材を直に貼る(直貼り)場合は、躯体の重量床衝撃音に影響が出ないということで、重量床衝撃音の表示しなくてもよいことになっています。

※マニアックすぎるので、あまり気にしなくて大丈夫です!

まとめ


いかがでしょうか。

賃貸住宅の音トラブル!上階の音が響く原因と防音対策とは?~床の遮音性能について~

というテーマでお話をさせていただきました。




床の騒音については、建物の構造や下地が大きく関係しているため、対応策がなかなか難しかったりします!

特にお子さんがいるご家庭の場合は、遮音マットやカーペットなどを敷いて、できる限り対策を講じるのが良いです。

また、下の階を気にしない

・1階に住む

・下階がエントランスや共用部に該当するお部屋

に住むといった住戸位置を工夫する方法も一つの手ですね!


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