誰でもできる壁紙の採寸方法~無地の壁紙(クロス)の採寸と注意点~

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昔納期が間に合わなくて、許可を得て問屋さんの倉庫に壁紙を夜な夜な取りに行ったのですが、セキュリティーが鳴り、警察・セコム出動!夜中3時ぐらいまで拘束されました・・。解せぬ!

どーも、Ponchaです('ω')

ここ近年DIYが流行っており、それに合わせて様々な商品が出回っています。

なかでも特に人気なのが、手軽且つお部屋の雰囲気を変えられるのが、壁紙の張替え!

購入した家だけでなく、最近では賃貸住宅でも剥がせるタイプのクロスがあり、誰でも壁紙の張替えを行えるようになりました!

ただ実際張り替えようとした時、そもそも材料の採寸方法がわからない!

って思う方が多くいらっしゃいます!

ということで、今回は誰でも簡単にできる壁紙の採寸方法!

というテーマでお話ししたいと思います!

今回は、無地の壁紙の採寸についてお話ししたいと思います!

私は賃貸住宅に住んでいるし、DIYやらないから知らないと思っている方も多いと思います。

しかし、採寸方法を知っておけば、退去時に壁紙の張替え費用を請求された時、その数量が正しいのか自身である程度判断できるようになります!



近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!

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壁紙張替の費用と採寸方法


採寸方法は至って簡単で誰でもできます。

ただ、ちょっと説明する時に数字がいっぱい並んでしまうので、数字アレルギーの人はちょっとうわ!って思っちゃうかもしれません。

ただやっているのは、高さと横幅を掛けるだけの小学生レベルの掛け算です(笑)

難しく考えずやっていきましょう!


無地の壁紙の測り方


まずは測り方を理解するために壁1面だけで考えましょう!

梁や柱がない凹凸なしの壁

高さ:2.5m

幅:4m

この壁に対してどのくらいの壁紙が必要になるか採寸したいと思います。

壁紙本体の長さは92㎝です。

が、継ぎ目であるジョイント部を切り落とすので、実際は90㎝ぐらいで考えておいた方がいいです。

壁紙の長さ

まずは90㎝である壁紙の1か所の長さを計測します。

壁紙の長さが関係するのは、壁の高さの寸法です。

別記事にて柄がある壁紙の採寸の仕方についてお話をしますのでここでは簡単に。

柄の有る壁紙の場合、隣同士の壁紙の柄を合わせる必要があります。

そのことをリピートと言います。

リピートがあると、柄を合わせる必要があるので壁紙の長さがリピートに併せて長くなってしまいます。

ただ無地の壁紙の場合は、柄がないでリピートを気にせずに採寸できます。

で今回は、天井高が2.5mです。

ということで壁紙の長さは2.5m!

とすると失敗するので注意してください。

壁紙を張る時の上下は多少ゆとりをもって少し余らせて、最後にカッターで切ります。

プロの方だと上下で+1,2㎝ほどのゆとり程度で上手く調整して張りますが、初めての方や慣れない方は、上下でそれぞれ+5㎝~15㎝ほど余裕を見たほうが施工がしやすいです。

天井高さも場所によって若干高さが異なるので、最初は少し長めに見ておいた方が良いです。

2.5mの高さであれば、壁紙は2.6~2.8mぐらいにした方が良いですね!


巾木の高さは特に気にしなくてOK?


これは人によるのですが、床と壁の取り合いにある巾木がどの部屋にも必ずありますが、材料を採寸する際、

・巾木の上から採寸する

・巾木の高さを考えずに床から採寸する

に分かれます。

プロの方は正直巾木の高さはあまり気にしません。

DIYで個人で壁紙を張る場合は、少しでも材料費を抑えるために巾木の上から採寸することもあります。

巾木の高さって4㎝~10㎝ぐらいですので、何部屋も張り替えるのであれば、巾木の上から採寸するのとしないのとでは、材料費に差が出ます。

しかし、壁一面程度であれば、ぶっちゃけ数百円程度の違いです。

ギリギリに採寸してが故に、材料が足りなくなってしまうことの方が正直時間も費用も掛かってしまうので、状況に応じて検討したほうが良いですね。


壁紙の幅の採寸(枚数)


高さの採寸が終わったら次は幅の採寸です。

幅の採寸も超単純です。

先ほど言いましたように壁紙は92㎝ですが端部を切るので90㎝で考える。

つまり、壁の幅の寸法を92で割ればよいわけです。

今回は、壁を4mに設定したので、

4000㎜÷920㎜=4.347・・・

となります。

この4.347が何かというと、壁紙の枚数のことです。

先程壁紙の1か所の長さを出しました。

1か所2.6m~2.8mでしたね。

つまり、2.6m~2.8mの長さの壁紙が4.347枚必要ということです。

で、4.347枚なんて枚数存在しないので、小数点はすべて繰り上げて5枚必要となります。

当たり前ですが、枚数を四捨五入すると材料が足りなくなるので注意してくださいね。

小数点分はすべて繰り上げです。


必要な壁紙の長さは!?


それでは先ほどの梁や柱がない凹凸なしの壁

高さ:2.5m

幅:4m

こちらに必要な壁紙の長さを計算したいと思います。

計算は至ってシンプル。

1か所2.6~2.8mの長さの壁紙が5枚必要なので、

2.6m~2.8m×5=13m~14m

となります。

こんな感じで採寸をして長さを出していきます。

とても簡単ですよね!


壁の幅がぴったり割れてしまう場合は?


4mの壁の場合、90㎝で割れず、小数点はすべて繰り上げて考えるので材料が足らない!

ということはおきません。

では、3.6mの壁の場合はどうか?

90㎝で綺麗に割れるので、壁紙を4枚!

と考えてしまいますが、ちょっと待ってください!

この判断は非常に難しいところです。

何故なら3.6mの壁とはいえ、躯体や内装の施工誤差で壁の幅が、上部と下部、中部で若干幅のサイズが異なっていることがあるからです。

建物が全く誤差のない誤差0であれば話は別ですが、そんな建物存在しません。

必ず多少なりとも施工誤差は発生します。

そのため、3.6mの壁だからと言って、すぐに4枚にしてしまうのはちょっと危険です。

しっかり上中下の幅を図り、誤差がないかを確認したほうが良いです。

測った結果、一番幅が大きい個所が3.6mであれば4枚を検討しても大丈夫。

しかし、3.6m以上の箇所がある場合は、5枚にしておいた方が正直安心できます。

プロの方であれば4枚でも問題ないのですが、慣れていない方の場合は、自分で張る際ジョイント部分の切り落とし方などで、余分に材料を切ってしまうことが多いです。

そのためギリギリな場合はちょっと費用が掛かってしまいますが、余裕を見て材料を発注したほうが良いです。

材料をギリギリにするとよりシビアな施工精度が必要で下手すると仕上げにも影響が出てきます。

せっかくのDIYを楽しめなくなってしまうことがあるので注意しましょう。


まとめ


いかがでしょうか?

今回は、無地の壁紙の採寸方法というテーマでご紹介させていただきました。

こうやってみると簡単に壁紙の採寸って出てしまうんです。

自身で壁紙を張替えをしなくても、壁紙の採寸方法を知っていれば、業者さんに壁紙を依頼した際にその壁紙の採寸が合っているか確認することが出来ます。

それに工事単価・材料単価が把握できれば、業者さんに壁紙の依頼したら大体このぐらいというのを把握することが出来ます。

慣れちゃえば一部屋5分~15分程度で採寸できちゃうので、是非参考がてら自身のお部屋の壁紙がどのくらいの長さが必要か採寸してみてください!



近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!

気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!


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