名刺の秘める可能性とは?

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ビジネス・マーケティング
最近めっきり寒くなりましたね!

姉と妹で活動している私たちですが、暑い日も寒い日もパソコンの前で作業をしています。

LINEでちょこちょこ連絡をとりながら、お互いに作業を進めていることが多いのですが、オンラインオフィスで話しながら、画面を共有しながら作業・相談していることも。

そんな私たちの日常からの話題「名刺ってどんなものなの?」というお話を今日はしたいと思います。


私たちの名刺デザインサービス

私たちは名刺デザインのサービスを出品しております。


ありがたいことに毎日色んな方に閲覧していただき、購入実績も少しずつ増えてきました。

閲覧が途絶えなくなったのは、アイキャッチを私たちBumPuttyの名刺デザインに変えてから。このデザインはなかなか人気の様です。

私たちの名刺デザインは全てデザイナーの妹によるものです。

そんな彼女に質問して驚いたことが!


なぜ、お主は名刺を作りたいのだ?

煎餅_掲載.png

私たちは定期的にお客様の反応を見て、アイキャッチやサービスページの本文を変えています。

名刺デザインサービスのサンプルを増やすのと同時に、名刺制作にどのような想いを込めているか、再確認することに。

姉「なんで名刺作ってるの?なんで作りたいの?」
妹「え…?」
姉「名刺って、どんなものだと思う?」
妹「……。お姉ちゃんは?」
姉「人によって捉え方はそれぞれだけど〜(1分程経験を踏まえて伝える)。こんな感じかな?」
妹「そんな感じだと思う」

この会話パターンはよくあるのですが、よくよく聞いてみると元教員の妹は名刺を持ったことがなく、名刺交換の経験もほとんどないということがわかりました。

確かに職種によってはそういう方もいますよね?
私も過去、不動産会社の経理をしていた時は、仕事上で社外の方に会う機会はなかったので名刺を持っていませんでした。

新卒でデザイナーになる子も同じ様な感覚なのかな?
そう思い、私の経験やこれまでいただいた名刺を見せながら話をしました。
このブログには、私なりに感じた名刺の価値について書いていこうと思います。


100人と名刺交換をした日

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前職は日本食輸出商社の営業兼バイヤーとして働いていました。

メーカーの担当者さんがオフィスに来てくださり、商談をすることもあれば、幕張メッセの様な大きな会場での展示会に行く機会も多くありました。

名刺交換は日常茶飯事。
お取引先は食品メーカーさんがメイン。
皆さんが知っているメーカーさんから地方メーカーさんまで。

食品関係の展示会というのは、食品メーカーさんや輸入業者さんにブースが割り当てられ、そこでみなさん自分たちの商品やサービスを紹介。

来場者は広い会場をぐるぐる回りながら、探している商品がないか、目を光らせます。
もちろん基本試食有り、試飲有り(アルコールも)ですが、全てを食べたらお腹は破裂するのでご注意あれ。

展示会で出店者の立場なら1回の出店で300枚や500枚といった枚数の名刺をお渡しすることに。

私はあくまで来場者だったのでフラッと会社の人と見にいき、どちらかが名刺交換をすることにしていました。
来場者でも30枚〜50枚。1人で行った場合は100回名刺交換をするのもザラだったのではと思います。


記憶に残る人

自転車_掲載.png

それだけ交換をすれば疲れて帰った翌日には、いただいた商品サンプルと名刺がごちゃごちゃに…

名刺もサンプルもあまりにも多すぎて覚えていられないのです…
そのため、むやみやたらに名刺交換をせず、この商品は!という時だけ名刺交換するようにしていました。

そんな中でも記憶に残る人ってどんな人だと思いますか?
私の記憶に残った人をご紹介します!


①予期せぬハプニング

とある地方みりんメーカーさんの社長様と、展示会で初めてお話しさせていただいた時の事。

お話しがとても興味深かったのですが、それとは別にとても気になることが…

鼻の下がなぜか光っている…鼻…水…?あれ????拭かない?気づいてない?少しずつキラキラが伸びて……

汚い話で申し訳ないのですが、こんなことがあった時には一生忘れません。
しかし、もっと良い意味で記憶に残りたいものですよね。


②商品もしくは営業の人の魅力

一番の正当法としては、やはり商品やお話しした方の魅力。

これはピカイチだ!という商品や、柔軟に対応してくださるご担当者様とお話しすると…すぐにでも海外のお客様にご案内したい!
そう思うため、記憶を脳裏に焼きつける&名刺は特別大切に保管します。

これは当たり前と言えば、当たり前なのですが、ビジネスの上で最初から商品と条件、人の相性がお互いにぴったりな場合はそう多くないのでは?
そのためどんなに良い商品を作って、人間を磨いても、確率に限界はあると思います。


③名刺に特徴がある

最初からお客様のニーズと合っていなくても記憶に残るのが名刺。

展示会で記憶に残った名刺をご紹介します。

フラッと立ち寄った地方の老舗お茶屋さん。可愛いパッケージの商品を置いていました。

名刺に派手さはありませんが、全ての文字がお茶を思わせる深い緑色。
縦書きされたキャッチコピーの後ろにも筆書の丸いフレーム、それも深い緑。

名刺交換をした瞬間「全部、深緑!お茶のイメージですか?!」
思わず、言葉が出ました!

純粋に面白かったです。文字が深緑ってだけでも。
老舗のお茶屋さん、それだけでも記憶にしっかり残りました。

今でもその会社さんの名刺は覚えています。


名刺の可能性に気付いている人が少ない日本

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食品業界はとにかく信頼が一番大事。
口にするものですから、信頼できないものは誰も買いません。

そんな食品業界、業界柄なのかほとんどの会社の名刺がこれ。
左上にロゴ、右側に会社名、その下に所属、役職、お名前、連絡先…と続きます。以上。

極めて普通の当たり障りのない名刺です。
時折商品写真を載せている会社さんはあります(○ーい!お茶の会社など)
キャッチコピーを載せている会社も時々あります。

でも、それ以上に外れたりはしないのです。
信頼という意味合い以上に、名刺の可能性に気付いている人がまだまだ少ない、そう感じています。


記憶に残るオフィスで渡された名刺

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もう一つ、オフィスで渡された名刺で記憶に残っているものを紹介させてください。

お取引先のご担当者様がご挨拶にきてくださった時に、新しい名刺をもらって、ジーッと見つめてしまいました。

食品業界の会社の名刺は普通の白い紙を使っている場合が90%?95%超えていると思います。

そんな中で「折り鶴再生紙」の名刺を初めていただき、可愛さにジーっと見つめ、ずっと羨ましいがっていました。笑

※折り鶴再生紙は広島の平和記念公園に納められた千羽鶴を、環境の観点から燃やす事なく、細かく刻んで紙の原料に混ぜ再生紙にしたもの

細かくなった色とりどりの折り紙がさりげなくてとても可愛い!

この名刺も記憶にしっかり残ったので、名刺サンプルを作る際に再生紙を利用し、SDGsのロゴを入れさせていただきました。

興味がある方は「折り鶴再生紙」調べてみてください。
上のサンプルはバナナペーパーと言ってバナナが混ぜ込まれている再生紙です。


名刺はただ連絡先が書かれているだけじゃない

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「名刺ってただ連絡先が書かれているだけじゃん!」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、名刺交換をした直後にいただいた名刺についてお話しした方は記憶に残るものです。
もらった方から話題を振ったのだとすれば、少なくとも何か心を動かすものがあったということ。
心が動いたなら、それは記憶に残る可能性大。


大きなお金を払って出店する展示会、まずは来場者1人1人の記憶に残ることがスタート。
でも、それだってとても難しい。ライバルがたくさんいるのだから。

それなら、ちょっとお金をかけて名刺を作って少しでもライバルと差をつけられたら、ラッキーだと思いませんか?


派手な名刺でなくても、少しこだわりのデザインにしたり、紙にこだわるだけで記憶に残ります。
ビジネスなら自然と売り上げにも差が出ます。

だからね、名刺にもほんの少しのこだわりを。



最後に最近作った名刺・ショップカードサンプルをまとめて掲載させてください。

▼お煎餅メーカー名刺
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▼キャンプ場ショップカード
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▼キャンプ場名刺
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▼自転車屋さんショップカード
 (この店長さんは妹が学生時代に行っていた自転車屋さんの店長がモデルなんだとか)
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▼老舗カフェショップカード
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▼ドーナツ屋さんショップカード
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▼私たちの名刺デザイン
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