おすすめ本「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」

記事
コラム
相変わらず、R25を見ているむらいちです。
最近の記事である

「「選択肢を増やすのはいいことだと思ってない?」GACKTが教えてくれた“幸せのつかみ方”」

では、GACKTさんの幸せのつかみ方について詳しく話をされていて、とても参考になりました!


今回のテーマは「おすすめ本「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」」です。


最近、気になる自己啓発本をマインドマップにまとめるという事をしていまして、1番にご紹介したい書籍がこちらになりました!

この本の著者である「ふろむだ」さんという方は、

◯数百万人に読まれたブログ「分裂勘違い君劇場」を運営
◯複数の企業を創業し、そのうち1社は上場を果たす
◯ポストとして、平社員、上司、上司の上司、上司の上司の上司、取締役、副社長、社長を経験

などの経歴を持つ方になります。


また、書籍「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」の中では

「人間にはあらゆる「思考の錯覚」が働いている」

という事を話しています。


この思考の錯覚というのは、心理学用語で「認知バイアス」というのですが、以下の10個のものが紹介されていました。

◯ハロー効果(1つの事が突き抜けていると、他のことも良い風に見える)
◯少数の法則(数すくないサンプルだけから、結論を出そうとすること)
◯運を実力だと錯覚する(時間の投資配分を間違える)

◯後知恵バイアス(後付けで、自分もその物事を予測していたと考える傾向)
◯利用可能性ヒューリスティック(思い浮かびやすい情報だけを使って、答えを出すこと)
◯デフォルト値バイアス(いくつかの選択肢の中で迷うと、デフォルト値を選んでしまう傾向)

◯認知的不協和の理論(矛盾や葛藤(認知的不協和)を無意識に解消しようとする)
◯感情ヒューリスティック(好きなものはリスクがなく、嫌いなものはリスクが高いと思う)
◯置き換え(答えるのが難しい問題を簡単なものに置き換えて答えを出す傾向)

◯一貫して偏ったストーリーを真実だと思いこむ(偏ったストーリーを好み、信じ込む傾向)


人間は上記のようなものを

「思考の錯覚は無意識でどうしても思ってしまう脳の錯覚である」

と筆者のふろむださんは語っています。


そして、私が特に感銘を受けたのは、

「錯覚資産」(自分にとって都合のいい思考の錯覚)

という概念です。

書籍の中で終始、語っていることとして、成功するために必要なことは、

☓:「実力⇒環境⇒成果⇒」のループを回すこと
◯:「錯覚資産⇒環境⇒実力⇒成果⇒」のループを回すこと

という事でした。


これはつまり、

「思考の錯覚が蔓延しているこの世界では、錯覚資産を蓄えないと、今の時代は成功できないよ!」

という事になります。

この本の内容は林修先生もテレビ番組「「林先生が驚く初耳学!」」(2018年8月)に紹介されているほどなので、この考え方はとても力になるものだと思います。

私はこの本で

「錯覚資産は成功する上で、最も大事な成功の要因(ループの要)」
「努力だけでは、錯覚資産を早く付けている人に追いつけない」
「ある程度、実力を付けたら、量をこなして「錯覚資産」を作っていかないといけない(質より量)」

という事を学びました。


私のように「努力だけが大事」と長年思ってきた方には目からウロコ、少し耳が痛い言葉がある印象ではありますが、とても参考になると思いますよ!

>人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている [ ふろむだ ]

ご参考までに。またお願いいたします!
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