美容師独立シュミレーション

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ビジネス・マーケティング
ご覧いただきありがとうございます。

佐々木です。


今回は、
独立をお考えの美容師さんに向けて、記事を書いていきたいと思います。


独立する前には、まずある程度の結果を出せることが大前提です。


そもそも、個人売上100万円を出せていない人が、100万円を上げるスタイリストを育成できません。(当然)


アドバイスも『何言ってんの?』となってしまう。そりゃ自分もできないことをできるようにしてあげれませんから当たり前ですよ。


では、

個人売上150万円で独立した場合で考えてみましょう。。



さて、

個人売上で150万円をコンスタントに上げている方であれば、独立をして店舗を構えても、利益で半分ぐらいは残りそうだなぁ〜〜なんて考えたりしませんか?


そこで、ザックリとした議論をしてもしょうがないので、実際に美容室経営している僕の観点で、シミュレーションしてみますので参考にしてくださいね!


売上

1,500,000円

材料仕入れ(10%)

150,000円

粗利

1,350,000円

……………………………………………

オーナー給

300,000円

スタッフ給 (2名雇用)

450,000円(225,000×2)

地代家賃  (坪単価1万円)

150,000円

水道光熱費

50,000円

リース

10,000円

広告宣伝費

150,000円

その他

50,000円

減価償却費

50,000円

金利

15,000円

………………………………………………

経常利益

125,000円

………………………………………………

【返済】

112,000円

こんな感じでしょうか?


美容室の平均的な損益計算書(PL)の割合でサクッと埋めてみました。。


150万円の売上でオーナーの給与を30万円に設定した場合


社会保険に加入したら、赤字ですね。

社会保険に加入することで、人件費は約15%上がることになります。

(年々社会保険料は上がっています)


オーナーとスタッフさん2名で運営した場合

社会保険料を月112,500円を捻出しなくてはいけません。


経常利益が125,000円に対して、社会保険料と返済を差し引いたら?

(※返済は、1000万円を年利2%7年返済で計算しています。)


125,000ー112,500ー112,000=ー99,500


毎月99500円の赤字になる訳です。

あなたの計画は?

上記はあくまでもシミュレーションです。


怖くて独立なんてできないと思いましたか?


でも大丈夫です。

これを論破できるぐらいの創業計画をしっかりと立てれば良いんです!


ただ

こんな計画(シミュレーション)を考え(最悪の事態)想定した上で、やっていかないと、思わぬトラブルはつきものです。


雇用されている時と違い、保証もなくなり、大きな借金もします。(約1000万円)


自分一人の美容室だったら、給与が0でも死ぬ気で働く!

で良いと思いますが、

スタッフさんを雇用していくのであれば、
「今月は赤字ですから給与は払えません」は絶対にしてはいけません!


だから

中途半端な覚悟であれば、やらない方がいい!


今からできることを

独立したいのであれば、毎日のサロンワークや今勤めているサロンで、状況を把握し、行動し続けることです。


そして

今のサロンでしっかりと結果を出すことに専念する。


そうすればきっと道は開けて、選択肢が増えるはずです。


決して、なんとな〜く過ごさない。時間の無駄でしかない。

経営者目線になれ!と言うのが難しいのであれば、今より少し上を目指してみる。その積み重ね、積み上げが、いずれ自分の血肉になっていきますからね。。


まとめ

きっと

どこのサロンオーナーさんだってスタッフを大事だと考えているに違いありません。


僕自身もそうですよ。



『やっぱりこの会社が好きだから、一緒に成長したい!』

『このままいた方が絶対自分の為にもなるし将来も安心!!』

『リスクの大きい独立はする必要はないんじゃないか』


と思ってもらえる会社にする事が自分の今後ずっと続く目指すところだなってことです。



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