我が子の愛おしさを思い出してもイライラの頻度が減らないのにはワケがある

記事
コラム
こんばんは。

子どもに怒鳴りたくないのに
怒鳴ってしまうママ専門の
心理セラピスト永井温子です。


Facebookを使っていると
「6年前の投稿」とか「8年前の投稿」とか
出てきますよね。


子育てのほっこりした瞬間などを
投稿していたことがあったので
今回はこんな投稿が出てきました。


時は、長男が3〜4歳、
次男が1歳を過ぎたくらい。

ーーー
お昼寝をしていた次男が
えーんと泣いたので、

おしっこがしたいのかなと思って
パンツを脱がせて、
おまるをあてがったら

そのまますーーーっとまた
寝てしまった。かわいい。
ーーー

というもの。


おむつなし育児をしていた頃の
たわいのない日常の一コマですが、

子どもが幼いころの写真を見ると
無条件に心が和む経験は

みなさんもされたことがあるのでは
ないでしょうか?

けれど、普段は余裕がなく
1日イライラしっぱなしだったーという
ことも少なくないのが常。


育児本には
イライラが止まらないお母さんは子どもが幼いころのことや生まれたときの喜びを思い出しましょう

などと書かれていることも多いですが、

怒る前に思い出せたらいいけれど、
たいてい思い出せるのは怒ってしまった後。


しかも、
あんなに愛おしく生まれてきた子なのに、
なんでこんなに怒ってしまうんだろう、
自分はダメ母だ・・・


などど、後悔とともに
思い出すことが多いもの。。。

これがまた辛いんですよね。


実はイライラしてしまう原因は、
かわいかった我が子のことを
忘れてしまったからではないので、

そのことで自分を責める必要は
ぜんっぜんないんです。


イライラしてしまう原因は、
我が子の将来を思うあまり、

過去の自分のような苦労が
我が子に降りかからないように・・・

という
思いやりからきていることがほとんどです。


例えば、

「宿題をきちんとしないと
 落ちこぼれてしまうのではないか」

「人間関係はただでさえ大変なのに
 ごめんなさいが言えないと、
 どうなってしまうのか」

など、

まだ起こってもいない未来を想像して
あたかももう起こってしまったかのような
感情が生まれてしまうことが
イライラの原因です。

子どもの将来を思ってのことなのに、
不安からイライラがでてしまって
子どもとの関係を悪化させてしまうのは、
お母さんとしても本意ではないですよね。

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お母さんの心の整理ができると、
子どもの行動は変わらなくても
まずお母さんの関わり方が
変わります。


例えば、

宿題をやらなかったとしても
イライラするのではなく、

「宿題をやらなくたって
別に落ちこぼれるとは限らない。

宿題以外の学びを
しているようだし」

と、子供のしていることを
認めてあげられるようになります。

そうすると、
お母さんのイライラにエネルギーを
削がれなくなった子どもは
心に余裕ができます。

この心の余裕から
宿題をやろうっかなという
気持ちが起こることもありますし、

お母さんに甘えにくることもあります。


これらは、お母さんの声が
耳に届くようになる兆候です^^
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ごめんなさいが言えない、という心配も
ただその一言が出にくいだけで
心の中では十分に反省
しているかもしれない、と
捉えらえるようになると、

言えないのは悪いこと!と
と決めつけてイライラするのではなく、


気持ちを伝えるのが苦手だったら
言えるようになるには
何かできることがあるだろうか、
どんな手助けが必要かな?

などと
問題解決に向けて
前向きに考える力も残りますし、

そのほうが、
自分が目指す子育ての形に
近いというお母さんも多いと
思います^^


変わろうとしない人はいても、
我が子のために
自分を変えられないお母さんはいない!

これが私の信念です。


話すだけでも
今の辛い毎日から抜け出すヒントを
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