⽣まれつき病弱な僕は、⼿術のために⼊院することになった。
学校にも⾏けずにつまらない⽇々を過ごしていたんだけど、
同じ病室で⼊院していた⼥の⼦と仲良くなったんだ。
同い年の彼女は可愛くて、明るい性格で
引っ込み思案な僕にもいつも声をかけてくれてさ、
彼⼥と話す時間はすっごく幸せだったんだ。
お互い早く学校に⾏けるように元気になろうね!なんて話をしてたんだけど、
彼⼥が先に退院することになったんだ。
彼女は、お見送りで寂しそうな顔をした僕に、
「毎日⼿紙書くから早く元気になってね!」って笑顔で⾔ってくれた。
それから毎朝、お医者さんから彼女の手紙を受け取るようになったんだ。
手紙には、学校で新しい友達ができた話とか日々の出来事を彼女は欠かさず毎日教えてくれてさ、
最後には必ず「⼿術頑張ってね!」って応援のメッセージが書いてあった。
それに勇気づけられた僕は、⼿術が成功したら告⽩しようって決めたんだ。
彼女のおかげもあって手術は無事成功した。
翌日、いつものように彼女からの手紙をお医者さんから受け取ると
そこにはこう書いてあった。
⼿術成功、おめでとう!最期に家族との時間を過ごすために退院したけど、
実は癌が進⾏していて⻑くは⽣きられなかったの。
書き溜めてお医者さんにお願いしておいた⼿紙はこれで終わり。
これからも天国からあなたのことを⾒守ってるね!