2025年3月1日「ユメノナカ」で上演されました!
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参考台本:あねり様 『エキゾチックペット会議』
A メンフクロウ 会議の司会進行を務める。敬語委員長。わたし あなた 「飼い主さん」
Bキングスネーク ツンデレ。アタクシ アンタ 「マスター」
Cタランチュラ セクシー担当♡アタシ アンタ 「ご主人様」
Dチャグロサソリ 無口陰キャ。ぼく きみ 「あるじ殿」
Eフルーツコウモリ 元気ロリ。アタイ オマエ 「大将」
Fフレミッシュジャイアント 泣き虫甘々。私 あなた 「パパ」
A「さぁさぁ皆さん、席につきましたか?コホン、それではこれより第1回マイナーペット会議を始めます。わたしは進行役を務めるメンフクロウ。よろしくお願いします」
B「ちょっと進行役?アタクシ、言いたいことがあるんですけど?」
A「発言は手を挙げて行うように!」
B「アンタ、アタクシのことよく見なさいよね!アタクシに挙げる手があるとでも思って!?だからこうして精一杯尻尾を振り回してるんでしょうが!よく見なさいよね、鳥頭!」
E「キングスネークちゃん、こっわ!!まーまー落ち着きなって!文句があるなら、頑張って手を生やしてきなよぉ!」
A「フルーツコウモリちゃんの言う通りです。手のない子には、発言権なんてありませんから!」
B「ちょっとぉ、暴論よぉ!ていうか、この家のペットに手のある子の方が少ないでしょうが!」
F「わ、私は短い手があるけどぉ・・・」
B「フレミッシュジャイアントちゃんくらいでしょ!?何よ、ちっちゃい手足の短足ウサギの癖に!悔しかったらその立派な長い耳の半分もおててを伸ばしてみなさいよ!」
F「うえ〜ん、ひどいよぉ」
C「フフン、アタシは8本も手があるわよぉ?分けてあげたいくらいだわ」
B「アンタのは足っていうのよ!虫の足なんて、願い下げよ!」
A「でも、手を挙げられないなら何も発言できませんよ?キングスネークちゃん、それで良いんですか?」
B「うるさいわね!そもそも、メンフクロウちゃんだって手は無いでしょ!?」
A「失礼ですね。わたしのこの素晴らしい翼が目に入りませんか?」
B「それは翼っていうのよ!翼は手じゃないわ」
D「ぼく、手、あるけど・・・」
B「チャグロサソリちゃんが挙手してるのはハサミっていうのよ!」
E「アタイ、手ェあるよ!かぁっこいいアタイの鋭いツメ!!」
A「フルーツコウモリちゃんのも翼なの!!」
E「キャハハッ!ざーんねんでしたぁ!!アタイはコウモリだもんね!コウモリは大翼手類(だいよくしゅるい)、翼に手、と書いて翼手!つまり!アタイのこれは、翼でもありれっきとした手でもある、ってことだもんね!」
B「ハァ、もう良いわよ!とりあえず、言いたいことあるから言わせてよね!このマイナーペット会議とやらにね」
A「もう、仕方ありませんね。特別に発言を許可してあげます。キングスネークちゃん、なんですか?」
B「アタクシが言いたいのはね!アタクシたちは確かに飼うのが難しかったり怖そうな印象があるかもしれないけど、それだけでマイナーとか言われるのはムカつくってことよ!」
A「確かにその通りですね。では、『飼うのが難しそう』『怖そう』といったイメージを払しょくするために、順番にプレゼンしていきましょう」
B「そうね!もっともっとアタクシたち爬虫類の魅力を知ってほしいわ!」
A「じゃあまずはキングスネークちゃんからお願いしますね」
B「やっぱさ、蛇って飼うのが難しそう!って思っちゃう人が多いのよね。でもアタクシみたいなキングスネークだと、エサは1週間に1回でいいし、散歩もいらないの。ねっ、意外と飼いやすそうな気がしてきたでしょ!」
C「アタシたち節足動物の飼い方と似てるとこあるわねぇ」
B「でもアタクシ、簡単に人間に懐いたりしないから!ペットとのイチャイチャを求めてる男には向かないわよ!」
E「キングスネークちゃんったらあんなこと言っちゃって!大将とイチャイチャするの大好きなの知ってるんだからねっ!」
B「週に1回ご飯をもらう時にちょっと触らせてあげてるだけじゃない!」
F「いや、キングスネークちゃんはかなりすごいことしてるでしょう・・・」
D「あるじ殿の服の中に入り込んで・・・這いずり回ってる・・・」
B「何?妬いてるの?仕方ないでしょ、アタクシたち蛇の習性なんだから!暗くて狭いとこに入りたくなっちゃうの。服の袖の中とか、襟の中とか」
D「ぼくだって、服の中に入ってつまんでみたい・・・」
B「え、なんて?」
D「このハサミでつまんでぶら下がってみたい・・・。何とは言わないけど・・・」
C「チャグロサソリちゃんのエッチ♡」
A「ここには変態しかいないんでしょうか・・・?」
F「でも1番の変態はパパだよぉ」
E「え?そう?アタイたちを飼ってるってことは変わってるとは思うけど、変態ってのは言い過ぎじゃない?」
F「ウサギの発情期・・・って知ってる?あの、私この間発情期を迎えたんだけどね・・・」
C「あら、フレミッシュジャイアントちゃんももう大人なのね♡」
F「パパが私の喘ぎ声を録音してiTunesでループ再生してたの・・・」
ABCDE「うわ・・・」
F「それに比べたら・・・」
B「アタクシたちの変態さなんてかわいいもんね」
A「確かにそうかもしれませんね・・・。さて、時間もおしています。次にいきましょう。タランチュラちゃん」
C「あら、アタシの番みたいね♡アタシたちは世界で最も美しいクモなんて呼ばれてるのよ♡確かに毒を持ってるけど、でも人が死ぬようなものじゃないし・・・。ご主人様ならイチコロよ、な〜んてね♡アタシみたいに美しいタランチュラだと、5万…いえ、10万以上の値が付くこともあるの♡高嶺の花なのよ、わかったかしら?」
D「確かにきみってタランチュラにしては脚が長くて、スリムだよね・・・」
C「まぁね♡ご主人様に愛してもらえるように、自分磨き頑張ってるんだからぁ♡」
B「てか、タランチュラちゃんってタランチュラじゃなくない?」
C「え?」
E「どっからどう見てもオマエはアシダカグモでしょ」
C「知らないわよ!嘘でしょ!? アシダカグモなんて野良でザラにいるレアでもなんでもない外来種じゃない!」
E「大将が言ってたよ、アシダカグモの割に大きいクモを捕まえたからタランチュラとして育てるって」
C「なんで!?なんでご主人様はそんなことしたの!?」
B「本物のタランチュラは10万円以上する高嶺の花だからでしょ」
C「じゃ、じゃあアタシは自分をタランチュラだと思い込んでたアシダカグモだったってこと・・・?」
F「パパがタランチュラちゃんのこと呼ぶときは、オレのタランチュラって言うもんね。パパの中ではタランチュラなんだよ」
A「タランチュラちゃんの正体がわかって良かったですね。次、チャグロサソリちゃん。お話できますか?」
D「うん・・・。サソリのイメージがは毒があって危険・・・と思われがちだけど・・・。実はそういうサソリはごく一部。だからぼくたちのこと・・・、安心して飼ってほしいな・・・」
B「やっぱアタクシたちのイメージってそこよねー。エキゾチックアニマル、飼いづら〜い、みたいな先入観がさ。蛇もサソリもクモもコウモリもフクロウも巨大ウサギも」
D「そう・・・。そういう思い込みがあるから・・・サソリを飼ってる人は変わり者・・・危険人物・・・とか言われてしまうのかも・・・」
F「・・・でもパパは変わり者で危ない人だよ」
ABCDE「それはそう」
D「あるじ殿・・・、ぼくに刺されて・・・興奮してた・・・」
ABCEF「うわぁ・・・」
A「わたしのエサやりのときの飼い主さんが一番ヤバいと思いますよ」
E「メンフクロウちゃんのエサってなになに?」
A「ネズミです」
B「調理中のマスター、超楽しそうよね」
A「虚ろな目をしながら、微笑みを浮かべて、ネズミを切り刻んでいます」
D「病んでる・・・のレベルじゃない気がする……」
E「ここまでの大将の情報をまとめると…」
B 「蛇を身体に這いずらせて」
C「毎晩、アタシたちに語りかけてきて」
D「サソリに刺されることに興奮して・・・」
F「ウサギの発情期の声をiTunesでループ再生して」
A「ネズミをヤバい表情で切り刻むサイコパス」
ABCDEF「うわぁ・・・」
A「次の議題は『飼い主をまともにする方法』にしましょう」
D「もう手遅れだよ・・・」
B「じゃあ、今日の会議はこの辺にしとこっか?」
A「そうですね」
C「今回の会議でわかったのはアタシたちの魅力よりも、ご主人様のヤバさだったわね」
F「でも、私たちのことちゃんと愛して飼ってくれてるし」
E「それが1番だよ!んじゃ、まったね〜!」
A「では。これにて、『第一回マイナーペット会議』終了です!解散っ!」
ABCDEF「お疲れ様でしたー」
― 間―
D「キングスネークちゃん・・・キングスネークちゃん・・・」
B「どうしたの?チャグロサソリちゃん」
D「みんなにナイショで・・・秘密会議しない・・・?」
B「秘密会議ってなんの?」
D「あるじ殿の身体をどう攻めるかの」
B「もう!アンタが一番の変態よ!」