ゼロから始めるVtuber生活

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IT・テクノロジー
この記事は2023年4月に作成したものです。
状況の変化によって内容と一致しない部分があるかもしれませんがご了承ください。

 初めまして、イラストレーターVtuberをやってる もちゃ と申します。
 今回、リスナーさんが「VtuberをやってみたいけれどもPCや必要な機材、費用について全然分からない」というご相談がありましたので、記事にまとめてみました。

今回ご相談いただいた内容は以下のとおり
Vtuberとしてスプラ配信(ライブ)をしたい PCなし 他機材なし

では、さっそく必要な物の洗い出しから行ってみましょう!

必要な物
1.配信用PC
2.配信用周辺機器
3.Vtuberモデル
4.配信系アプリ

1.配信用PC
 配信用PCについては、BTOショップでの購入をおススメします
 自作PCに興味がある方などはご自身でパーツを集めて組み上げるのが良いですが、時間と手間を考慮してBTOショップでのご購入をおススメします
 さらにお近くにBTOショップがある場合は、一度ご相談に足を運んでみてください。ある程度のスペックを店員さんにお伝えすると見積もりを出してくれます。このとき、店員さんにこの一言を言って安くしてもらえるかご相談ください。

 「セットアップ作業は自分でやるので、もう少し安くできませんか?

 セットアップ作業はPCにOS(Windows11など)や各種ドライバーをインストールする作業のことです。
 といってもやることはCD-ROMやUSBからインストールするだけ。
 スマホで事前にやり方を確認しておけば、簡単に実行することが可能です。
 最近のWindowsであれば、入れてしまえばあとは勝手に必要なドライバーもインストールしてくれるので時間さえあれば、簡単にできます。

①PCスペックについて
 次に、店員さんに伝えるべき配信用に必要なPCスペックについてご紹介します。
 PCスペックはやりたいことによって変わってきますので、ご注意ください。
 今回は「Switchのスプラトゥーンのライブ配信」ができるPCスペックについてパーツレベルでご紹介します。

ケース:Micro-ATX(どこにどのサイズで置けるか確認しよう)(10,000円)
OS:Windows11 home 64bit(20,000円)
オフィスソフト:なし
セキュリティソフト:なし
CPU:Intel Core i5-13400F(29,000円)以上 または Ryzen 5 5600G(19,000円)以上 →価格で考えるとRyzenがお得!
マザーボード:ケースの大きさとCPUに合わせてお店の人のおすすめでOK(15,000円)
メモリ:16GB(10,000円)以上
ストレージ:SSD 500GB(5,000円)以上
グラフィック:GTX 1660(30,000円)以上
キャプチャーボード:内臓キャプチャーボード(22,000円)
電源:800W程度(お店の人に聞いてみよう)(15,000円)
モニター:23.8インチ(机の大きさとご相談)(15,000円)
キーボード・マウス:お好みの物をどうぞ(5,000円)
組み立て代:15,000円
―――――――――――――――――――――――――――――――――
合 計:161,000円 ※金額は参考価格です

近くにBTOショップが無いよっ!という方やネット限定という方はこちらが良いかも
ドスパラ GALLERIA RM5C-G60S 145,000円
但しキャプチャーボードが含まれていないので、内臓または外付けを自分で取り付ける必要があります

2.配信用周辺機器
 ①マイク
 ②オーディオミキサー
 ③Webカメラ

 ①と②についてまとめて紹介します
配信初心者であれば、無くても問題はありません
 自分の配信を聞き直した際にサーっというホワイトノイズが気になったり、いろいろ機能を試したくなった際に購入すると良いと思います

 では、改めて②についてご紹介します。
 圧倒的人気なのが YAMAHA AG03Mk2(16,000円)
 これを使用する場合、別にコンデンサーマイク(12,000円)などを購入する必要があります

 ここでもちゃがおススメするのは、MAONO CASTER AU-AM200(22,000円)
 何がおススメなのかというと、①マイクと②ミキサーがセットになっているという点です
 しかも、エフェクトとポン出しボタンまで付いて遊び機能も搭載されてます
 簡単にボイチェンができたりします!
 実際もちゃも使用していますが、配信では問題なく使えていますので、初めはAU-AM200を使用して後にAG03Mk2に移行するのも良いのではないでしょうか

 ③Webカメラについて、WebカメラはVtuberのモデルをトラッキングする際に使用します
 もちゃのおススメ(というか使っているもの)はUCAM-C820ABBK(3,000円)
 解像度:最大1920x1080ピクセル FPS:30fpsで問題無くトラッキングできています
 しかも、マイク内臓なので、マイクを持っていない方でもこれさえあれば音声を拾うことができます
 しかし、iPhone11以降をお持ちの方はiPhoneのカメラを使用した方がより精度の高いトラフィックをすることができます
 お手元の環境と照らし合わせてご検討ください

3.Vtuberモデル
 これは自作できない場合、依頼して購入する必要があります。
 nizimaというサイトでは、既に作成されたモデルを購入することができるサービスがありますが、ここではぜひオーダーメイドで制作することをおススメします!
 手前味噌で申し訳ないのですが、もちゃもモデル制作サービスを提供しており、このサービスの場合、初期パック45,000円~でモデルを制作することができます(パックはキャラクターデザイン+パーツ分け+モデリングのセット)
 初期パックのモデルでは単純な動きしかできませんが、とりあえずVtuberとして活動するのには十分の動きをしてくれます
 もし活動を通してもっと複雑な動き、豪華な動きをさせたいという場合は、充実パック、フルパックとバージョンアップさせることが可能です

 ぜひ自分だけのオリジナルモデルを手に入れてみましょう!

4.配信系アプリ
①OBS
②Vtube Studio または nizima Live

①OBSは現在最も使用されている配信用アプリです
無料で使用することができ、多くの解説記事、動画があるので、問題無くインストールから設定までできるでしょう

②はVtuberモデルを表示させるアプリです

これらの配信系アプリはこちらの記事でも紹介しておりますので、是非ご覧ください!

まとめ
さて、いろいろとご紹介いたしましたが、まとめると以下のとおりです
  項 目       金 額
――――――――――――――――――
1.配信用PC     161,000円
2.配信用周辺機器    3,000円
3.Vtuberモデル     45,000円
4.配信系アプリ       0円
――――――――――――――――――
   合 計      209,000円

 趣味として始めるにはちょっとお高い金額ですね・・・
 ですが、PCは一家に一台あるのが普通の時代になりましたし、インターネットやゲームもプレイすることができます
 また、Vtuberは他のVtuber仲間とつながったり協力したりすることで、無限の可能性と広がりを見つけることができる素敵なコンテンツだと考えています!!
 ぜひ一度検討してみる価値はあるかと思います

 この記事が参考になれば幸いです。
 どうぞより良いVtuberライフを送られますように!
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