たけやんです。
自分の成長のため &情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークが飛躍的に増えている昨今。在宅での仕事に慣れない人や、妙に緊張してしまう人も多いのではないでしょうか。
自宅とは、自分や家族だけのプライベート空間であり、他人に侵害されることなく安心して過ごすことのできるコンフォートゾーン的な場所でもありますから、「就業時間」として束縛され、サボっていないかリモートで監視されているというのは、ある種の異常な環境のようにも思えますね。
実際、上司の持つ悩みとして「リモートで部下がちゃんと働いているか心配だ」ということで、メールやメッセージ通知などで定期的に応答確認や、PCのカメラ機能で実際に監視している、といった心配性な方もいるようです。
今回は、そんなリモート環境を心理学的に見て、「性善説」と「性悪説」についてお話ししようと思います。
【性善説と性悪説とは】
紀元前の中国で唱えられた宗教的な観念(儒教など)。人間の本性は基本的に「善」であるとする考え方と、逆に「悪」であるという考え方。
ただ、勘違いしてはいけませんが、性悪説は「人は生まれながらにして悪人で、罪を犯す存在である」というものではありません。
この考え方、一見すると相反するような関係に見えますが、実はそうではなくて、私なりにざっくり解釈すると、
『人は生まれながらにして欲望・誘惑に弱く流されやすい存在(悪)である
が、教育や努力によって様々な価値観や相手を思いやる気持ちを知ると、
やがて正しい行い(善)をするようになる』
といった感じです。
この認識で「リモートワーク」を見たときに、上司からすると「部下は見てないところで絶対にサボっているはず」という、「性悪説」的な考え方になっているのではないでしょうか。(実際、家にいると様々な誘惑がありますから)
ですが、人は教育や努力によって「正しい行い」を実践できるようになるものです。初めてで不慣れなリモート環境でも、定着すれば普段通りに仕事をこなせるようになるはずです。
過剰に人を疑って精神的ストレスを溜めるより、あまり気にせず仲間を信頼する、くらいの気持ちで見守った方が、お互いに緊張せず最大のパフォーマンスが出せるのではないでしょうか。