#7:神社でするのは”願い事”?~松下幸之助さんの言葉~

記事
学び
たけやんです。
 自分の成長のため & 情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回もおすすめ本から、心に残った名言をご紹介いたします。私は神社巡りが好きなのですが、そうなったきっかけをくれた言葉でもあります。

◆道をひらく[著:松下幸之助]
[松下幸之助] 道をひらく.gif

ビジネスマンのみならず、あらゆる人が知っている名著でもあります。松下幸之助さん(1894/11/27~1989/4/27)の言葉には、ゆるぎない信念と真心を感じるため、人の心を魅了しているのでしょうね。

そんな名著から、「求めずして(264ページ)」という一節にある言葉です。

 『手を合わすという姿は、ほんとうは神仏の前に己を正して、みずからの
  あやまちをより少なくすることを心に期すためである。頼むのではない。
  求めるのではない。求めずして、みずからを正す姿が、手を合わす真の
  敬虔(けいけん)な姿だと言えよう。』

これは本当に、目からウロコな考え方でした。

たまにテレビや雑誌などで、神社での参拝方法をレクチャーしているものがあります。手水舎(ちょうずや)での手・口の清め方や、参道での歩く場所、お参りの際は二礼二拍一礼など、様々な作法はありますが、その中でもお願い事をする際には「神様への感謝の言葉のあと、願い事をする時には自分の名前・住所など、細かく伝えないと叶いません」といった内容のものがあります。

松下幸之助さんの言葉に触れたとき、私には前述の「お願い事の作法」が、とても図々しい「依存的」なものに感じました。
(私は、お参りの時は「お金持ちになりたい!」とか、「早く出世したい!」
 など、漠然とした願望の要求ばかりしていたものですから・・・)

理想の未来や、なりたい自分を思い描いたとき、それを実現できるのは誰でもない自分自身ですから。何もせず待っているだけではダメなんだ、行動しなければ何も始まらない。そんな事に気付かされた言葉でした。

それ以降、私は神社を見かけると積極的にお参りするようになりました。自分が欲しいもの・なりたい状態について「求める」のではなく、「そうなれるように行動します」と、神様の前で自分に言い聞かせることで、”目標の明確化”と”モチベーションの向上”など、良い効果が期待されますよ。
(あくまで個人の感想です^^;)


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す