#6:人を成功に導く「人材育成」の3ステップ

記事
学び
たけやんです。
 自分の成長のため & 情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回は、ビジネス的な側面から「人材育成」についてお話しします。

よく「新入社員や部下が思ったように育たない」「すぐに辞めてしまう忍耐力のない人しか来ない」などと聞くことがあります。

時代背景や文化の違いにより、上司と部下の考え方・価値観のギャップも関係ありそうですが、これは単に部下の「教わり方」が悪いのではなく、上司の「教え方」も悪いのではないでしょうか。

そこで、定番ではありますが、人にものを教える時の鉄則をおさらいしてみましょう!

知っている人は知っている、山本五十六さんの名言3ステップです。
【山本五十六(1884/4/4~1943/4/18):日本海軍の軍人】

◆ステップ1
 やってみせ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ

◆ステップ2
 話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず

◆ステップ3
 やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず

この手法は、1:部下にやる気を起こさせて、2:自ら考えて行動するよう促し、3:自立できるまで信じて見守る、というものですが、だいたいの人は、このステップ1で止まってしまうのではないでしょうか?
(褒めることすら忘れてませんか?)

人を育成するときは、相手の成長の段階に応じて「最適な課題の投げかけ」と「適正な評価」を必要とするため、そのタイミングが難しいものです。なので、育成する側は、相手にきちんと向き合って、正しく理解することが肝心ですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ちなみに、心理学的に言うと「人にものを教える」というのは、大きく分けて2つの行為に分類されます。

 ①相手の成長や社会的な成功を願って、必要な考え方を教える ⇒ 教育
 ②自分の利益や優越感を得るために、一方的な価値観を強制する ⇒ 洗脳

これはどちらも、「人にものを教える」という点では同じですが、”教える側の心の向き”によって、これほどまでに違った行為になります。
(※心の向き ・・・ ①利他的な精神 ②利己的な精神)

基本的に人間は、他人と正しく理解し合うことは不可能な存在です。思いを伝えるための言葉も、主語 or 述語を省略したり、単語の使い方やイントネーションの強弱で、相手の捉え方は大きく違ってきます。

特に、相手を必要以上に叱責したり、悪口を言ってしまうと、それは相手以上に自分の脳にダメージを与えてしまいます。このへんのお話しはまた今度、機会を改めて・・・。

みなさんの教え方は、相手にどのように受け取られているのか。相手の反応をよく観察し、自分のやり方を客観的に見て、お互いがwin-winの関係になる手法を探すよう、心がけてみてはいかがでしょうか。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す