残りの人生は何時間?

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人生の時間を年ではなく日数で考えたことはありますか?

1万円札を千円札にするとあっという間になくなってしまう感覚ありませんか?人生の時間も同じで、今50歳の人が80歳まで元気で頑張ろうと思っている時、年数で考えると「あと30年」になりますが、日数で考えると「10950日」になります。

60歳、もしかしたら65歳までは仕事をする方が多いので、そのうち半分近くは会社で過ごすことになります。すると5000日くらいしかない。

80歳まで本当に元気だといいのですが、60歳を過ぎる頃から物覚えは悪くなり、すぐに疲れて、旅行も億劫になる人も多いです。一日動くと次の日は家でじっとする日がやってきます。一日に1個の用事しかできないと言っていたお姉さまがいました。最近の私もそれに近くなってきています。入院もあるかもしれません。そうするとまた半分の2500日になります。

残された2500日の中で、好きなことをやっている日や、楽しい思い出の日など数えるほどなのでは?と心配になる人もいるでしょう。楽しい旅行や、楽しい友人との会話、楽しい自分の時間など、思ったほど多くないということに気づきます。

その上、本当に80歳まで生きていられるのか?我が家の家系は皆70代で逝ってるよね?と思いだす。

ええ、ええ、未来のことは心配しなくてもいいんです。でも、あなたが寝ていても、泣いていても、怒っていても、拗ねていても、人生は砂時計のように刻々と前に進んでいます。

私達が生まれて来た理由としては、いろいろな経験をするということ。そして幸せになるということですので、生きている間にたくさんの幸せな思いでを作るということはとても大切なことなんです。

人生何が起きるかわかりません。だからこそ「今日」を「今」を楽しみ、いい思い出にして、幸せを感じられる努力をすることが大切です。

ボーっとしている間にふと気がつくとお迎えが来て慌てるなんてことにならないようにしてください。

毎日の仕事や雑用など、物理的なことがすごく大切なように見えていますが、実は本当に大切なことを絶えず確認しながら、それを先におやりなさいと言われているのです。







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